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現在百歳以上で元気に現役で活動しておられる方が大勢いらっしゃいます。
その方々が言われることの共通点が、「くよくよしない、毎日良く歩く、食事は腹八分で良く噛んで食べる」などです。
人間生きてゆく限り、老化は避けられません。
この老化に関する臓器が、東洋医学では「腎」と考えています。
腎が元気(腎に含まれる腎精が豊か)であれば、老化にブレーキがかけられ、人間の寿命(百二十歳)を全うすることが出来るのです。
その一つの方法として、東洋医学では毎日補腎薬(代表処方・八味地黄丸(はちみじおうがん))を一日一回就寝前服用することが効果的であると考えて、私も十年ほど前から実行しております。

老化防止策~「どうすれば長生きできるか」のエッセンスをお知らせして、この食養シリーズを終わりとさせていただきます。

「腹八分」「野菜を意識的に多く摂る」「肉食を極力減らす」「精製度の低いデンプン質・穀類・豆類・芋類・根菜類を多く摂る」「運動を欠かさない」「ものごとを深刻に考えない」など、以上が長生きをするために特に守りたい基本的な養生法としてお勧めいたします。

解説:惠木 弘(恵心堂漢方研究所所長)

漢方薬専門 東医堂 杉山薬局
〒355-0047 埼玉県東松山市高坂1088
相談電話 0493(35)0890 
定休日 日・月・木曜、祝日
当店への漢方相談はこちら >>
千葉大学名誉教授の多胡輝氏の書かれた「百歳になっても脳を元気に動かす習慣術」(日文新書)に詳しく書かれていますので、要旨を紹介いたします。
医師たちが勧める頭によい食べ物について書かれた多くの本に、食品の色についての記載があります。

それによると「青、赤、黄」の食品です。
いろいろな食品を食べると良いと書きましたが、「いろいろ」を「色々」と言いかえるとその代表が三色です。

まず「青」は「青魚」です。
魚が認知症を防ぐ働きを持っていることは、世界中の免疫調査で証明されているそうです。

免疫調査とは、判りやすく言うと、「ある集団を取り上げて、健康や病気の状態を調べ、その原因を探る」ことを言います。
この調査の結果、魚を沢山食べる高齢者は、ボケになる可能性が低いことが分かったのです。

次が「赤」です。
赤い食べ物の代表はトマトでしょう。
昔から、「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれているくらい医者要らずの健康食の代表です。
この赤い色素はリコピンと呼ばれ、酸化を防ぐ働きがあります。
老化とは、酸化されていくこととも考えられます。
ビタミンEは抗酸化作用があるといいますが、リコピンの抗酸化力はビタミンE百倍以上といわれています。

トマト以外の「赤」では、ニンジンやカボチャがあります。
こちらの栄養素の代表はβカロチンです。
βカロチンの重要な役割は体の中でビタミンAに変身することです。

ビタミンAは、視力の低下や細菌感染や風邪の予防をしてくれたり、高脂血症や動脈硬化を改善したりしてくれるのですが、体内の脂肪に溶けやすく排出しにくいので、過剰摂取をしてはいけないのです。
しかし、βカロチンは、ビタミンAへの変身を、必要なだけで止めてくれるので安全です。

次の「黄」はカレーです。意外ですね。
ある調査によると、七十代と八十代のアメリカ人とインド人を対象にして、アルツハイマーの発症率を調べたところ、インド人の発症率が、アメリカ人の4分の1だったというのです。
日本人のカレー好きはインド人に匹敵するといわれていますから、私たちは思いがけず脳にいい食事を食べていたことになります。
私はあまり食べていないので、今後食べるよう心がけたいと思っています。
調味料の一つにウコンパウダーも用意するのも良いと思います。

解説:惠木 弘(恵心堂漢方研究所所長)

漢方薬専門 東医堂 杉山薬局
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最近は、お年寄りたちの頭の老化が国民的な大問題となり、どうしたらボケないで、元気な老後を過ごせるだろうかに、関心が高まっています。
ボケを防ぐ情報をまとめてみました。

頭を若く保つには、
 一、食養生  何でも食べる  一物全体  良く噛む
 二、心の栄養 古人は頭を心と考えていた。 笑いや感動。
 三、環境を考える 刺激が脳を活性化する。

これらは全て、脳を活性化させるのに必要なポイントです。
巷では何を食べたら頭がよくなるといいます。
いろいろな説がありますが、いろいろな食べ物をかたよらずに食べるのが良いと思います。

食べ方についても、いろいろな説がありますが、全てを食べられるもの、例えば小魚のように、頭から尻尾まで食べられるもの(一物全体といいます)をよく噛んで食べることが大切です。
千葉大学名誉教授の多胡輝氏は、サンマを丸ごと食べるのが我が家の「健脳食」といっておられます。

何をどう食べるかよりも食事の雰囲気がより重要になります。
黙って、黙々と食べるより、笑いながら、人とおしゃべりしながらの方が脳に与える影響は大きいものです。
心配したり、クヨクヨしたりしながら食べると、消化も悪いし、脳に対してもいい影響を与えられません。
したがって早く老けてしまうでしょう。
ですから、こころを開放してくれるもの、笑いや感動などが、頭にとって、食べ物以上にいい栄養になるのです。

そして次に、頭がよく回転するような環境に身をおくことです。
それも頭の重要な栄養と考えています。
つまり、刺激を受けたり、感動したりすることの出来る場を意識的に選ぶことが大事です。
例えば、季節に合わせて部屋の装飾を変えるとか、好きな絵を飾るとか、いい音で好きな音楽を流すとか、情緒が豊かになるように環境を作ることです。

そうした環境で、家族揃って、食事が出来れば最高です。

解説:惠木 弘(恵心堂漢方研究所所長)

漢方薬専門 東医堂 杉山薬局
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益軒の養生訓にくり返し「飲食はほどほどにして過食せず脾臓と胃を傷つけて病気を誘発するものを食べないこと、また色欲を慎み、精力をたくわえ、正しく睡眠を取り、長時間寝ることや座ることをさけてほどよく運動をして気をめぐらすこと」と書かれていますが、その中でも実行しやすいのが「食後は数百歩散歩がよい」ことです。

私が子供の頃、親から「食べてすぐ寝ると牛になる」とよくいわれたものです。
行儀作法のことかと思っていたのですが、そうではありません。
こんな言葉も長い年月に培われた日本人の知恵でしょう。
食後に歩くことは、食べ物が消化していくのを自然に助けてくれる。
益軒の言葉は人間の生活のあらゆる場面をとらえています。

体は「滞り」が起きると病が生じるので、常に循環させていくこと。
食後すぐに座ったり横になったりせずに、気をめぐらせるイメージで歩きましょう。

解説:惠木 弘(恵心堂漢方研究所所長)

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バイキングで食べることが多い昨今ですが、どうしても自分の好きなものを先にとってしまいます。
秋から冬、歳末ととかく食べることが多くなり、メタボを気にしている方も多いとおもいます。
何を食べたら良いか、ではなく、食べる順番を決めることが良いと思います。
レストランに行くとサラダが先に出てきますが、そんなイメージで野菜を食べるようにします。
野菜である程度空腹を満たすと、その後のコントロールがしやすくなります。
あとはいろいろなものを食べ、腹八分程度になったら箸を置く。

食べる順番を考えることは意外に大切で、昨今多い生活習慣病を未然に防ぐ、効果的な方法だと思っています。

解説:惠木 弘(恵心堂漢方研究所所長)

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