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店舗紹介


特徴

いろいろな症状・病気でお悩みの方、体質によっても、さまざまケースがあります。
漢方薬治療30年の専門相談員(薬剤師)がご相談を承ります。
養生・経過についても、しっかりとバックアップさせていただき、喜んでいただいております。

相談の多い症状・分野

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、昭和50年頃より、目立って増えてきた皮膚病です。

特に、大人のアトピーは、後天的な要因が多く、食事内容の時代の変化(肉食への偏り・食品添加物・農薬・生産条件の変化)運動不足・ストレスの過多などが考えられます。

しかし、治療方は相変わらず、ステロイド剤によるコントロールのみに頼っているのが現実です。

ステロイド剤による治療に不安を覚えたかたや、自然療法てきな事を考えるかたには、漢方薬による自然治癒能力の改善が、理にかなった法だと思われます。抗アレルギー薬やステロイドで、アレルギー炎症を抑えるのではなく、本来備わっているべき免疫力と自然治癒能力をフルに発揮させて、治していきたいものです。

対処方法:

内服薬:
自然免疫の力をアシストする適切な漢方薬の服用、なるべくはじめは煎じ薬を利用すること。理由は服用の効果判断がはやくなり、適切な漢方薬を選びやすくなるため。皮膚のアレルギー状態によって、漢方薬の対応が違います。漢方薬は普通、長いこと服用しないと効かないと言われますが、皮膚病の場合でも、2週間から4週間で、皮膚状態の変化はわかります。
1)炎症や紅班・浸出液が多い皮膚の場合
消風散・越婢加朮湯・茵蔯五苓散・黄連解毒湯・白虎加人参湯
2) 皮膚の乾燥・痒みが多い場合
気温の低下や、クーラなどで冷やすと悪化する。
当帰飲子・荊芥連翹湯・柴胡清肝散・加減一飲煎
3)食物アレルゲンのあるアトピー
補中益気湯・六君子湯
4)ストレスがアトピーに関係する場合
四逆散・加味逍遥散・正気天香湯
5)角質の肥厚が顕著な場合
桂枝茯苓丸加ヨクイニン・通導散・大黄しゃ虫丸
外用薬:
当薬局で、漢方独自の自家製剤外用薬を併用します。タイツ軟膏・中黄膏・紫雲膏・黄連軟膏などで、皮膚面の炎症・紅班・乾燥・亀裂・浸出液・浮腫 の状態で使い分けをしていきます、状態によりこれらを組み合わせて、利用します。場合によっては、市販のセサミオイル・紫蘇クリームや乳児用の保湿ローションも使っていきます。
人によって、肌の状態が違いますので、塗り薬は他人が良かったと思うものでも、効果のない場合が多くあります。たくさん試して、自分に合ったものを探すことも治療です。
アトピーの浴用として、死海のミネラルソルトや檜入浴剤・漢方入浴剤も利用します。
食事の注意:
家での食事を中心にした食事内容の厳格な注意。加工食品を止める(肉系のウインナー・ソーセージ・ベーコン。魚系のかまぼこ・ちくわ。市販のパンなどは添加物の塊です。季節の路地物を中心とした野菜や果物を、積極てきに取りましょう。
上記のような食事をすることで、日本人の腸には負担となる肉類のタンパク質をなるべく少量におさえて、添加物などの環境ホルモンの摂取を少なくして、未消化のタンパク質や環境ホルモンを腸内に残さず、腸内に腐敗物質を極力少なくすることが大事です。余分な栄養素を少なくすることで、細胞内のオートファジーを正常にする事が出きて、異常な皮膚アレルギーを改善できます。

このように、食事の留意、身体に負担をかけない漢方内服薬による免疫力の回復、外用による皮膚面の改善と、内側・外側の両面から治療したいものです。

その他には、生理や仕事・家族内・学校・仕事のストレスへの対応も大事です。また、意外と洗顔石鹸やシャンプー、洗剤へのきくばりで効果をより上げることもあります。

慢性した状態で治すためにはアトピーは、1年は治療期間として考える必要がありますので、じっくり治療しましょう。

アトピー性皮膚炎は、本人・家族の生活定から、その背景を考えていくと、その人・その人の治療の方向が見えてきます。これはアトピーにかぎらず,他の乾癬や掌蹠膿疱症などのアレルギー皮膚疾患にもいえることです。

アトピーの原因と悪化因子
1)親からの遺伝素因
2)化学物質由来の食べ物
3)ストレスにより体調不良
4)接着剤、歯科などの金属、黄砂、PM2.5 などの有害物質
5)ホルモンアンバランス
6)腸内細菌ともからんでくる免疫アンバランス

以上のような状態がアトピーの背景にあります。皮膚状態(紅班・炎症・乾燥落屑・皮膚の肥厚など)の改善は基本ですが、その背景(上に上げたようなこと)を考え・その対策も考えながら対処して、治療するようにしましょう。

1)親からの遺伝素因

アトピーの原因や悪化する状態にはいろいろあるようですが、よく言われているものに、親の遺伝要素があります。

しかし、子は親のコピーみたいなものですから、似ているのがあたりまえです。親がアトピー体質なら、子もそれに似ているのがあたりまえです。

しかし、親からもらったアトピーの遺伝素因は、小学生中学年くらいで、消えるそうです。昭和40年代以前の皮膚科では、小さき子のアトピーはあまり治療対象には、なっていなかったようです。ですから、乳幼児の治療にステロイド剤は、よほど重傷でないかぎり、止めたほうがよでしょう。

それより問題は、成長する過程での、食事・環境が原因になりうる後天てきなアレルギーが問題かと考えます。

成長期の食事内容が、塾帰りにコンビニ弁当や安いファミレス、スーパーのおかずにたよるようでは、問題かと思われます。面倒でも、お家で作った食事を食べましょう、特にアレ ルギーのあるかたはお家ごはんも治療のひとつです。特に注意してください。

自分や家族がこしらえたアトピーかもしれませんよ。

また、肥満・喫煙、生活習慣病が、アトピーの治療の障害になっていたケースもあります。

2)化学物質由来の食べ物

さて、一番といってよい食事の注意ですが、普段から治療の一つとおもって、以下のことに注意してください。かなりの体質改善につながりますよ。

1 腸内環境を整える努力をする!!
納豆・みそ汁などなどの発酵食品を毎日食べるチーズ・ヨーグルトも悪くはないが、パン食文化の食品であることを考えてください。パンよりごはん。
    
2 西洋薬(化学薬品)は極力使用、摂取しない!!
少しの風邪程度で市販の風邪薬を飲まないし、胃薬も常用しないように。食べ過ぎの消化剤などはやめてください。とくに、抗生剤や抗菌剤は風邪の治療には、何のやくにもたちませし、のちに耐性ブドウ球菌などの薬害になるおそれさえあります。
3 和食中心の食生活を
肉より魚を、揚げ物より煮物を 野菜の煮たものを(筑前煮など)ごはんは発芽米や玄米が一番ですが、白米でもパンよりは、成分てきにも、勝っています。発芽米がおすすめです。どうしても、パンなら、食パンよりフランスパンを、理由は食品内容表示をみればわかります。
4 リノール酸を摂取しない(特にマーガリンは止めること)
オリーブ・シソ油、エゴマ油を利用する(αーリノレン酸)大豆油、菜種油は可ですが、紅花油やコーン油は不可 というより、脂をなるべくとらないように。すなわち、揚げ物は避けることです。
5 甘いものは極力さけ、出来るだけ家での手作りの品を
市販品は保存料や着色料が混じっているため
6 化学調味料やインスタント食品、○○の素は利用しない
料理は必ず、天然素材からダシをとること
7 極力、無農薬の野菜、健康に配慮された肉、養殖でない魚、ケージで飼わていない鶏卵を。
農薬や抗生物質を摂取しないようにするため 
8 外食はなるべく、止めて、家で食事をするように
お弁当もなるべく、作って持っていくこと。コンビニ弁当は最悪です。ファミレスもなるべく近づかないように。!!
9  子供の場合、家の食事内容を、子供中心のメニューにしないこと。
カレーライス・ハヤシライス・チキンライス・オムライスなど甘めになることで どうしても、偏食傾向になるため。
10   基本的に腐らない食品は食べないように(保存料や着色料など)
3)ストレスにより体調不良

アトピーとストレスのは関係は、その原因ではないがアトピーの皮膚状態を悪化させることがストレスには多いようです。

当薬局でも、いろりろな経験をしてきました。

50代の男性、治療でかなり皮膚が改善してきたころに、急劇に悪化した。いろいろさぐると親の介護がはじまってきて悪化したことがわかった。

30代のOLさん。やはり、会社内のいざこざから、ストレスになり、半年かけてきれいになった皮膚がもどってしまった。

でも、転居をしたり、海外旅行や、留学などで、よい意味での環境変化があると、皮膚がみるみる改善することもあります。

どんな病気でも、前向きにとらえて、治療・養生することが治癒への早道です。

4)接着剤、歯科などの金属、黄砂、PM2.5 などの有害物質

いわゆる接触性皮膚炎状態によるアトピーの悪化があります。まれですが、皮膚科のアレルゲンテストで、金属反応があり、歯科金属を全部、はずして一気に紅班・炎症が治まった例が今年、ありました。得意げもれも少ないですが、壁紙の張り替えによるシンナーなどによる悪化例もあります。叫び数で一番、多いのは黄砂や最近はやりの?PM2.5などの接触によるものです。これは日によって、急激に顔面などが紅班・浮腫状のかたが、1日に何人も増えることでわかります。ラブラブ!

これの対処はアレルゲンに近づかない、上からくるもの(黄砂・PM)は予報に気をつけてそんな日は、出歩かないことが大事です。アップ

5)ホルモンアンバランス

アトピーの皮疹が、生理前になると悪化する場合や、更年期の年齢で再発することがあります。

アトピーの原因というより、アトピーの皮膚状態を悪化させるきっかけ(憎悪因子)になっているのが、ホルモンアンバンスのことがあります。

このような時の皮膚状態への対策は、まず直接な皮膚治療をするまえにホルモンバランスを取り戻すことが、大事になりますので、皮膚対策をする前に、生理不順や、生理困難症の改善、更年期における症状の緩和が肝要になります。!!

6)腸内細菌ともからんでくる腸内の免疫アンバランス

子供の場合は、直接関係があるようです。大人より子供のほうが食べ物のアレルギーが多いので、アレルギー物質が、体内へ入るのを防ぐためには、消化吸収機能を改善して、未消化の抗原蛋白の吸収を防ぐことが大事になってきます。

腸内に数億個いるといわれる乳酸菌を代表にした腸内細菌が、注目されています。腸内細菌を補充するやり方と、現在ある腸内細菌を刺激し、活性化させる方法があります。

最近、ネットや通販でよく見かけるのが、前者の乳酸菌を補充するやり方です。漢方では、後者の刺激し、活性化させるようにします。補中益気湯(ほちゅえっきとう)などが代表として挙げられ、大阪の大学病院の皮膚科でも取り入れています。

■ 研究紙報告

     アトピー性皮膚炎に対する漢方薬と古典軟膏の併用での効果
                      (漢方研究H18年)

     寺町漢方薬局 窪田信明  旧 砂本内科 砂本忠男

アトピー性皮膚炎の患者数の増大と、又それに伴うアトピー商法などが世間
をにぎやかしていますが、一般の皮膚科での洋薬治療では良くならず、漢方
治療を求めてこられる方が多くなっています。
 アトピー性皮膚炎をステロイドを中心とした外用薬で治すのは、無理があ
り、又新しい内服系の抗アレルギー薬もそれほど効果があるとは思えず、そ
の一般皮膚科的治療で治りきらない人々には、漢方治療が役にたつことが多
いと思います。

 我々は以前より漢方内服薬のみ、あるいはステロイド外用剤との併用で
アトピー性皮膚炎の治療を行っていましたが、内服薬のみの場合は炎症に
対する効果が思っているほどなく、又ステロイド外用剤を併用する場合は、
ある程度は効果があるものの、ステロイド外用剤を止めることが患者に出来ず、
いたずらに治療を伸ばすことが多いように思えました。
 そこで、漢方薬と古典的軟膏であるモクタール軟膏の併用を考え、
その実践で、かなりの効果をあげることが出来ましたので報告いたします。

  症例(1)
  26歳の教師。小学生時代よりアトピー様皮膚炎があり、時々皮膚科に
  通院し、ステロイドの外用剤をもらっていた。炎症は軽度なため、ひどく
 もならず、高校まで続いたが、仕事を始めたころからステロイド外用剤の
 使用量が増えた。しかし、ステロイドの副作用情報が気になり、春に一遍に
 全てのステロイド外用を止めてみた。しばらくは良かったが、1ヶ月後の朝
 急激に、顔面全体が熱を持って腫れ上がった。

  初診時:火照りを伴った紅潮が顔面全体にあり、強い掻痒感のため常に
  顔を手でたたいている。体温は37.5度。体幹部も炎症はあるが顔面ほど
  ではない。食欲はなく、口渇があり、食欲はなく、強い便秘がある。

 ステロイド酒サ状態で、中医でいう熱毒上擾証と思われ、中国経験方の
 皮炎湯(ひえんとう)の煎じ薬に、コタロー梔子柏皮湯のエキス剤6gを
 併用し、外用薬は20%モクタール亜鉛華単軟膏を患部に使用した。
 休職中のため1日中外用薬を塗って、ガーゼで患部を保護させた。ちょうど
 顔面パックにしたわけである。夜は痒み止めとして、ポララミン錠を服用
 させた。
 1週間後には患部の火照りは取れ、紅潮は残るものの、落屑がひどいので
 一時的に保湿剤として神仙太乙膏をつけさせた。数日後には再び顔面の
 火照りと紅潮が再燃して、20%モクタール亜鉛華単軟膏を前回同様塗布
 させた。これを繰り返すこと数度、2ヶ月後には顔面は軽い紅潮と落屑を
 残すのみとなった。一時両肘窩に皮疹の悪化をみたが、コタロー消風散の
 兼用ですぐ治まった。更に1ヶ月後には仕事に復帰し、ストレスで悪化が
 心配されたがそれもなく、現在は市販の低刺激性の薬用ローションのみで
 良好にコントロールされている。

 症例(2)
  65歳の主婦、元来過敏体質であったところ、顔面頬部の炎症があり
 市の総合病院皮膚科でロコイド軟膏他をもらっていたところ、3ヶ月経った
 ころには最高ランクのステロイド剤になり、それすらも皮膚が反応しなく
 なり困り果てた。

  初診時:左右両頬部のみが毛細血管の拡張を伴った酒サ様皮膚炎になり
  紅潮・ほてりがあり、一部は苔癬化局面も見られる。現在痒みはそれほど
  ではないが、むくみと強いほてりがある。

 熱毒上擾症に顔面の浮腫があるので、内服として皮炎湯(ひえんとう)に
 コタロー猪苓湯6gを併用し、患部の外用薬として、まず20%モクタール
 亜鉛華単軟膏をパック状に塗布させ、乾燥してきたら太乙軟膏に変える
 よう指示。2週間後には紅潮はある程度にまで、回復した。しかし、化粧水
 (以前自分が使っていた)で再悪化したり、石鹸でも眼瞼周囲にほてりを
 伴った炎症を起したりするものの、その度に前記処方にて治めた。2ヶ月後
 エキス剤(梔子柏皮湯+六味地黄丸)に変え、自分で合う化粧水には
 (ヘチマ水)を見つけてきた。6ヶ月後には内・外用ともに薬を止める事が
 出来た。

 症例(3)
  14歳の中学生。小学生時代より軽いアトピー性皮膚炎がある。運動部で
 汗をかいたためか、夏になってから急激に悪化し近所の皮膚科に受診するも、
 大量のステロイド剤に母親がびっくりし、不安になって来院した。

   初診:頭の中・顔面全体・首周囲に紅潮・炎症・掻破痕を伴った苔癬化
   局面がある。夜間は痒みのため眠れないことがある。食思正常・大小便
   正常。

 中学生のため、エキス剤でコタロー消風散6g+桔梗石膏6g+黄連解毒湯
 4.5gを内服とし、ホモクロミン2錠を就寝前の痒み止めとした。
 又20%モクタール亜鉛華単軟膏を顔と首に塗布させ、頭は乳児用の
 薬用ローションを使用した
 1週間後、顔面・首とも落屑して乾燥状態になった。内服を当帰飲子7.5g
 +桔梗石膏6gとして、外用は乾燥部は市販のローションを,炎症部には
 20%モクタ−ルにして、経過良好だったが、夏に入り発汗量が多いため、
 自分の汗で炎症を起し、夜間に掻くため、背中の手の届かない部分以外は
 掻破痕がひどく、一時的にキンダベート軟膏で治めたが、秋に入り、
 涼しくなってからは痒みは治まった。その後受験のストレスにも反応せず、
 10ヶ月の漢方治療で治まった。

結果   平成17年度  3ヶ月以上服薬した78名中60名が軽快及び
     正常になった。
     乳・幼児8名 10代30名 20代16名 30代20名 
     40代以降4名。

   頻用した漢方薬は、皮炎湯・梔子柏皮湯・消風散・当帰飲子・黄連解毒湯など。

   以前漢方内服薬だけで対応してきた時より、上記のような治療の方が
   数倍早く、確実に変化せしめることが出きるようになった。しかし、
   古典的軟膏(モクタール合亜鉛華単軟膏)の塗布だけでは、120人に
   試したが、ほとんど一時的に効くのみで、長期では全く効果はない様に
   思え、漢方内服薬との併用がより良い結果を出すものと考えている。
   

   副作用は2例にモクタールで悪化した例と、皮炎湯(ひえんとう)
   煎じ薬で1例、湿疹が起こった例がある。
   今後の問題としては、モクタール軟膏の色と臭気や漢方薬の味・臭気
   により連用が出来ず、中途で治療を止めてしまう症例に対する対策を
   考えなてはいけないと思っている。
   

   モクタール軟膏・・モクタール(松を蒸留したタール)
            亜鉛華単軟膏(大豆油・酸化亜鉛・ミツロウ)

   皮炎湯(ひえんとう)ジオウ・セッコウ・チモ・シャクヤク・ボタンピ
             カンゾウ・キンギンカ・レンギョウ・タンチクヨウ

   神仙太乙膏・・・・・トウキ5gシャクヤク5gビャクシ5gケイヒ5g
             ダイオウ5gジオウ5g局ミツロウ15g
             局ゴマ油50ml           


■ さらに詳しく >> 健康サポート 「アトピー性皮膚炎の漢方での治療」

■ 参考使用例はこちら >> 「アトピー性皮膚炎」


酒査様皮膚炎

この病気は首から顔面・眼瞼にかけて特異的に紅潮した炎症を引き起こします。

原因は、ステロイド外用薬の副作用によるものや、化粧品のかぶれ・紫外線をきっかけにして、ストレスや自律神経失調症・血の道・更年期などがからんで、起こることがあります。よって圧倒てきに女性に多い皮膚病です。

ステロイドが原因によるものでは、使う薬に困ることが多いようです。また漢方でいう気の代謝が悪いことが、原因の一因になっていことが多く、他の皮膚病のように、抗炎症・抗アレルギーだけを考えるのではなく、気の循環を良くすることも、酒さ様皮膚炎改善のひとつです。

対処方法:
1)ステロイド酒さの場合:
内服薬:
六味地黄丸を主に黄連解毒湯、白虎湯などを兼用して、補腎作用と、清熱作用で対応します。
外用薬:
中黄膏で清熱して、太乙軟膏で保湿して、紫雲膏で炎症で破壊された皮膚を再生します。
2)ストレスや自律神経が関係している場合:
内服薬:
気鬱剤の四逆散、加味逍遥散、竜胆写肝湯などと抗炎症の黄連剤や石膏剤の組み合わせが、よく効きます。
外用薬:
上記軟膏を併用します。

■ 参考使用例はこちら >> 「酒査様皮膚炎」


掌蹠膿疱症

病巣感染がきっかけとなって、掌と蹠に皮膚アレルギーがおこることが原因のようですが、まだはっきりとはわかっていません。う歯(虫歯)や扁桃腺炎の治療や金属でできている歯をセラミック等の非金属にして治る場合もあるそうです。
また、一部のひとには関節炎を起すことが知られており、身体内部と手足皮膚面が連携、関連しているようであるので、外用薬では対応しきれないことが多い。

症状は、水疱から始まり、その後膿疱ができて、乾燥・落屑を繰り返しているうちに、一番上の角質が厚くなって、苔癬化状態になる。また水疱ができる。

漢方薬の対処方法は、同じ漢方薬を常時使うのではなく、その時・時の皮膚の状態で変えていくことが、大事です。
1)掌・蹠部の水疱の新生が活発な場合
内服漢方薬:
越婢加朮湯・十味敗毒湯で水疱や痒みに対応します。
外用漢方薬:
タイツ軟膏・華陀膏で、皮膚面の炎症を取り除きます。
2)膿疱ができ困る場合:
内服漢方薬:
温清飲・銀翹解毒片などで、排毒作用と皮膚再生を図ります。
3)皮膚乾燥が目立つ場合
内服漢方薬:
当帰飲子や麦門冬湯、六味地黄丸などで皮膚面の保湿を促します。

■ 参考使用例はこちら >> 「掌蹠膿疱症」


蕁麻疹

急性蕁麻疹で、食事・薬・生活環境物質(環境ホルモン)によるアレルギーや、熱や冷え(寒冷)・日光・圧迫による機械てきな原因の場合もあります。抗ヒスタミン薬や、ステロイド剤で、効果はありますが、1ヶ月以上にわたる蕁麻疹の発症が続く場合には、漢方薬の適応が考えられます。

症状は  突然に痒みの強い膨疹が多発して、掻くと膨疹が広がる。ひとつの発疹は数時間で消えていくことが多い。慢性化すると、この状態を繰り返すことになります。また、皮膚描画症や皮膚表記症と呼ばれ皮膚に物理てきな圧迫を加えた時のみに、発疹がおこるものもあります。 固定蕁麻疹は夏に虫さされをきっかけにして、起こることが多く、はじめ一般的な膨疹型の蕁麻疹だが、掻くことを繰り返しているうちに、患部が結節状になって、塊になる。痒みが強いので、掻かないよう、患部を刺激しないことが大事です。

漢方薬の対処方法は基本内服薬のみです。
1)温熱型蕁麻疹:
作用のある消風散・越婢加朮湯・白虎加人参湯を利用します。
食餌性のもので、魚介類がからむ場合は、香蘇散(こうそさん)を使います。
2) 寒冷蕁麻疹:
気温の低下や、クーラなどで冷やすと悪化する。
皮膚機能調節をはかる、桂麻各半湯、葛根湯などが利用されます。
3) ストレス型:
蕁麻疹の状態が、情緒に影響をうけるタイプ、またストレスや、更年期年齢など、自律神経失調症状態がある場合などがある。
良く使われる漢方薬には、四逆散・加味逍遥散などと、上記の漢方薬の併用が行われます。

■ 参考使用例はこちら >> 「蕁麻疹」


吹き出物・にきび

男性ホルモンのアンバランス状態により、ニキビ桿菌や、ブドウ球菌などとの関係から、尋常性ざ瘡(にきび)がおこっています。皮膚科てきには、抗菌剤・イオウなどの消毒系薬品・面皰の圧出・ビタミン薬・ホルモン剤などが使われます・極端な膿疱を形成して、抗生剤・抗菌剤の必要性がある場合以外は、漢方薬による内服薬治療がむいていることが少なくないようです。年齢てきな(高校生時代)なものはニキビなどで、年がいくことで、自然治癒していくことも多いようです。

また成人で、始めは軽い毛嚢炎から、慢性の吹き出物になって、顔・臀部などにできて治らないものがある。単に吹き出物といっている場合があるが、これが大きくなったものが癤 (せつ)であり、癰(よう)である。

これは、体内代謝の異常が関係している場合が多く、ただ単に抗菌剤の外用を使うだけでは、けっして治りません。吹き出物を起している体内状態(汗・大・小便・息)などの体外への排泄環境を改善してこそ、吹き出物は発生しなくなります。

対処方法はほとんど、内服薬になります。
1)面皰型(白ニキビ):
吹き出物はあるが、白い面皰のみで、炎症・膿疱は形成していない状態で葛根湯や桂枝湯加減などで発表させて、治癒を早める漢方薬をつかいます。この段階でらい局される方はほとんどありません。
2)非化膿型:
上記状態の吹き出物が炎症を起こし、紅班を伴う状態になった時一番相談の多い典型てきな状態です。十味敗毒湯を基本して、対応します。
3)化膿型:
細菌感染を思わせる、赤黒い膿疱ができている場合。ひとつ・ひとつの面皰が大きいのが特徴です。清上防風湯、排膿散及湯・荊芥連翹湯などが適応です。
4)口・下顎型:
このように限局して、吹き出物がでている場合は胃腸との関係が考えられます。すなわち胃の炎症(熱)が上部にあがり、口内外に炎症性の紅班や吹き出物を多発させます。よって胃の熱をとる漢方薬を連用することが大事です。半夏写心湯・黄連湯などに金銀花・連翹などの皮膚炎症改善薬を配合します。
5)生理前憎悪型:
生理前症候郡などと、併発するケースが多く、生理前後に吹き出物の悪化をみる場合が相当します。これは漢方でいう瘀血(おけつ)で、血液の鬱滞が病因になっている場合で、単独で漢方薬を用いる事は少なく上記漢方薬と併用利用します。十味敗毒湯+桂枝茯苓丸、通導散、桃核承気湯などが応用されます。

■ 参考使用例はこちら >> 「吹き出物・にきび」


尋常性乾癬

炎症・鱗屑を伴い、正常部位と明確な境がある皮膚病です。

難治性の皮膚病のひとつです。ステロイドによる治療が主で、そのほかビタミンD3軟膏や紫外線照射などの治療があります。

また、一部関節痛を伴うケースがあり、リュウマチのような免疫異常が疑われます。 すなわち時間はかかるものの、免疫系の異常状態を漢方内服薬と外用薬、生活改善により鎮めていきます。

原因は不明ながら、ストレスや飲食の不摂生・喫煙など悪化因子と考えられます。

漢方薬は、乾癬も他の皮膚病と同じように、皮膚状態を観察しながら決めていきます。もちろん、現在の環境なども考慮にいれながら、皮膚の自然治癒力をあげて、無理なく治します。

なるべく、煎じ薬を用いるほうがより効果が上がる傾向があります。

以下の漢方薬を組み合わせて使います

1)血熱証

乾癬部と正常な皮膚の境が鮮明で、鮮紅色で、鱗屑が少なく、痒みのある場合
例)温清飲や皮炎湯、三物黄ゴン湯、桂枝茯苓丸かヨクイニンなどを使います

2)血燥証

患部の色が薄く、鱗屑が剥離しやすい、皮膚が乾燥傾向の状態。
例)当帰飲子、四物湯加減

3)肝気鬱血症(ストレス)

イライラ感が強く、ストレスによって皮膚状態が悪化する傾向にある。
皮膚の状態を気に病んでいるいることが多い。
例)加味逍遥散、小柴胡湯、四逆散などが適応です。

4)湿熱症(食事や喫煙)

飲食の不摂生によるもので、脂肪の多い食事をとったり、喫煙によるが間接的に原因となる場合。
例)防風通聖散、大柴胡湯、防已黄耆湯、茵陳蒿湯
(参考:皮膚疾患の漢方療法 牧野健司著)

■ 参考使用例はこちら >> 「尋常性乾癬」


慢性湿疹

3ヶ月以上、治療(ステロイド剤や抗ヒスタミン剤を使って)皮疹が治らない場合は、慢性化していると考えて、間違いないでしょう。
すると、同じ治療を繰り返すより、漢方薬も含めた治療に切り替えた方が、よ り治りやすくなります。

漢方薬で湿疹を治す場合、直接皮疹の改善を目的にする事と、同じように、皮膚病の背景をも考慮に入れて、同時に対処するほうが、治療効果があがります。

すなわち、
皮膚状態の改善薬 + 本人の生活・健康状態の改善が必要です。

例えば、

老人なら、腎の機能が低下しているので、補腎薬の六味丸の追加。
子供なら、消化器系統が不備(易下痢)なら、補脾剤の補中益気湯
神経症なら理気剤の半夏厚朴湯などを併用すると効果が高くなります。

1)風湿型(丘疹性湿疹)

小さい、患部が盛り上がった皮疹に有効です。
例:十味敗毒湯加連翹

2)湿熱型(湿潤性皮膚炎)

皮膚の炎症と浸出液が見られる場合、湿熱型と考えて、清熱燥湿薬の適応になります。
例:消風散、越婢加朮湯、黄連解毒湯、因陳五苓散など
     外用は黄連軟膏、中黄膏

3)お血型(苔癬化した状態)

皮疹が長期化すると、患部の表皮は落屑・剥離・再生を繰り返すうちに角質層の肥厚がおきて、色素沈着も始まります。 漢方ではこれはお血と考えて、治していきます
例:桂枝茯苓丸加ヨクイニン、通導散、キュウ帰調血飲第一加減
     外用は紫雲膏・中黄膏

4)血虚正風型(皮脂欠乏性湿疹)

皮膚ソウ痒症の老人タイプがこれに当てはまる。老人や体力の消耗した人が皮脂の分泌が低下した状態に、冬などの空気乾燥で、皮膚の水分を取られて、痒みを訴える場合がこれにあたる。
例:当帰飲子、荊芥連翹湯
     外用は紫雲膏・復方紫草油

■ 参考使用例はこちら >> 「慢性湿疹」



不妊症

漢方薬で効果のある不妊症は排卵はあるが生理不順を伴うものや、受精するが、子宮での着床がうまくいかない女性に向いています 。対外受精だけではうまくいかず、漢方薬との併用で妊娠にいたったケースもあります。

漢方薬での不妊症とのかかわり方の一つに子宮内温度を上げることがあります。深部温度が1度下がれば、体内酵素の活性は50%も 下がってしまいます。すなわち授精された卵子の子宮内定着に支障をきたすことになります。

最近は、高齢者の出産希望者がますます増えてきています。当然年を取ると、若い時のようにには気・体力がついてきません。

体温の低い女性、また正常でも冷え症のかたは、妊娠に対して、この点を十分な配慮が必要です。

体外受精で、受精卵を何個も作っても、子宮内に定着しなければ妊娠ではないのです。

漢方薬では、トウキ・コウジンを主にした基礎体温上昇薬を使って、授精卵の子宮内着床を促します。

体外受精を行っているかた、またそうでない方も子宮内温度を上げることが大事になってきます。


進行性手掌角皮症(主婦湿疹)

水を台所仕事、洗顔、シャンプー、痛めたり、仕事上水に触れる飲食業の人は 手の掌の角質細胞間脂質(セラミド)が溶け出して、強い乾燥状態になる。 特に女性は水に触ることが多く、ほとんど場合主婦層である。

この治療は、皮膚バリアーの再生である。手掌の細胞間脂質の再生、末梢血液 循環を改善して、ホルモン代謝を中心とした身体全体の体質改善を図ることが 大事になります。生理が乱れている女性は、まず生理不順・生理痛の改善が治 癒への早道になります。

例:温経湯、三物黄ゴン湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯
     外用は紫雲膏、紫草クリーム

■ 参考使用例はこちら >> 「進行性手掌角皮症」「進行性手掌角皮症」「主婦湿疹」


亡精子症

男性の精子数減少症や精子活動率の悪い場合、漢方薬のニンジン・オウギ・ジオウが非常に有効です。服用にて、ほぼ8割の成人男性の精子数と活動率があがります。


子宮筋腫

子宮筋腫は漢方では子宮組織の毛細血管のうっ血と考え、そのうっ血を改善することにより筋腫の成長を止め、小さくすることを目標とします。(駆瘀血作用)すなわち、下腹部臓器(子宮)を暖めながら、血流を改善します。生理時のゼラチン状の血塊がなくなり、生理痛も確実に軽くなっていきます。


子宮内膜症

この病気はアトピー性皮膚炎などのように、近年になって非常に増えた傾向にあります。すなわち子宮筋腫などに病態は似ているが、アレルギー的要素があるように思えます。やはり卵巣のチョコレート膿腫を特徴としており、不妊症の原因にもなっています。血液のうつ帯した状態がみられ、漢方ではやはり駆瘀血剤・抗腫瘍剤をつかって治療していきます。


更年期障害

更年期は生理がある女性なら、だれでも起こることです。周期的なホルモン代謝状態がなくなることにより一過性の自律神経失調を起こすことを更年期障害といわれています。この病態は本人の性格やいままでの子宮への負担状態(妊娠や中絶)によってかなり、病気の症状に違いがみられます。漢方薬で逍遥性熱感、イライラ感、体のふらつき感、不眠、頭痛、めまいまどの症状を緩和していく内に治っていきます。



がん治療の補助

がん細胞自体を攻撃し、なくすような漢方薬やサプリメント(アガリクス、フコイダン)はいまのところきちんと実験・証明されているものはありません。しかし、がん化自体が老化と関係していると考えると身体の細胞代謝を促す漢方薬がガン治療の側面効果をあげることは非常に期待がもてます。現実に放射線治療における副作用防止に漢方薬が使われたり、ガン治療後の再発防止に役にたっています。



変形性膝関節症

この病気は膝関節の使い痛みによって起こります。治療方法は腿の筋肉を鍛えて(運動)膝関節への体重負担を楽にさせること。漢方薬の役割は、関節腔の水分の貯留を体外へ出すことで 、関節部の痛みを楽にしていきます。


坐骨神経痛

腰から後ろ大腿部、ふくろはぎ、場合によっては足首にまで痛み・痺れ・だるさ・重たいなどがいり混じった自覚症状が続きます。この病名は推間板ヘルニア・脊椎分離症・すべり症などきちんとした原因がわからない、あるいはない状態ですので、きちんとした養生と漢方薬での腰部の血流改善で治っていきます。


過敏性腸症候群

便回数の過多、腹痛、便秘、下痢 などの自覚症状で困る病気です。気質型の病気(胃腸カタル、胃腸ポリープ、潰瘍性大腸炎など)ではなく機能型の病気ですので、病気原因の患部を治す必要はなく、漢方薬で腸の機能(働き)の異常状態(興奮)を鎮めて、自律神経の調節をはかれば、自然と治っていきます。


高血圧

この病気の治療は血圧自体より、高血圧からくる心臓病や脳の病気の予防的意味が強いようです。 しかし、多種類の降圧剤を服用しかえって、薬の副作用のほうが心配なケースが多々あります。漢方薬を併用、利用することにより、最小減の分量の降圧剤にすることができ、無駄な薬の消費を抑えることができます。また、場合によったら漢方薬と生活改善だけで血圧をコントロールすることも可能です。


慢性肝炎

慢性の肝疾患はインターフェロンによる治療が主になっていますが、インターフェロンで効果のなかった方や、副作用で続けることができない方には、漢方薬がよいと思います。肝細胞の間質などに作用する漢方薬の駆瘀血剤(血液のうっ血をとる働き)と抗炎症の漢方薬を組み合わせて治していきます。

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スタッフ紹介

窪田 信明

管理薬剤師
窪田 信明

略歴

明治薬科大学薬学部卒 在学時より漢方研究部に所属して、基礎理論を学び、卒業後、大阪御幸漢方薬局にて、実地研鑚して、35年前に開局し、現在に及ぶ。

コメント

病気に合った漢方薬を選ぶだけでなく、生活態度や予防方法をも指導します。

薬剤師
窪田 文子

略歴

明治薬科大学薬学部卒