コロナ罹患後の後遺症に漢方薬
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
42歳の主婦。 今年春にコロナに罹患して、夫婦でホテル待機を2週間して、治った中年の主婦。 自宅に帰えってからすぐに、身体の倦怠感と不眠(易覚醒)にな悩まされる。 コロナ罹患による気血の不足と、特に気の不足と循環障害と考えて、はじめは補中益気湯(ほちゅうえっきとう)の煎薬で気を補い、後に養心安神薬の帰脾湯(きひとう)に変更して、続けること50日で、不眠も身体の倦怠感もとれた。 そのほか、臭覚障害を覚え、耳鼻科で治らず、漢方薬服用の希望の方もおられます。 コロナの後遺症は、各器官の気の代謝を消耗させ、各機能の回復が遅くなるようです。そのてん、インフルエンザとは身体へのダメージが違うようです。 |
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更新日: 2021/06/30 |
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