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80歳の男性。中背・普通体系。
膀胱と尿管にガンが見つかり、手術することになった。抗がん剤で、がんを小さくしてから手術をする。3ヶ月抗がん剤治療をしたのちに、手術をしたが、術後2週間退院したくらいから、排尿に支障はないが、尿がピンク色になり、検査をすると尿出血とわかり、すぐ止血剤を使うが、身体に薬疹がでて、使えなくなった。
本人からの依頼で、家族が来局する。
当薬局で、下腹部の出血によく使う猪苓湯(ちょれいとう)を煎じ薬で飲んでいただくことに、わずか3日で、ピンク色の尿はほとんどわからないまでになった。2週間ほど飲んでいったん、やめてしまっていたが、1ヶ月後、次の定期検査で、尿潜血をわずかに指摘された。
また。あわてて、飲み始め、都合3ヶ月間飲んでやめているが、その後の検査では潜血反応がでていない。
猪苓湯の構成生薬のチョレイ・ブクリョウはいわゆる菌体で、アガリクス茸や霊芝などの抗ガン生薬の仲間です。
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