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漢方薬と水

寺町漢方薬局 (広島県広島市)

最近はスーパーで、大量の水を販売していることが目につきます。子供のころ、水は基本ただだと思ってきた年代にとっては初めのころは奇異に感じていたが、今は普通のことのようです。興味本位で、時々買ってみることがあります。大山の水、南アルプスの水、最近ではシリカの入った天然水などなど。広島でも少し県北に行くと、国道沿いに名前のついた天然水(基本ただ)が出ています。深入山のふもとに深明水、臥竜山の8合目の雪霊水などがあり、山口では、柳井市のあさひ製菓の横から出ている琴名水(きんめいすい)などがあり。他にも千代田の八王子よみがえりの水等。どこも水を求めてポリタンクやペッボトルを携えてきている方を多く見受けられます。漢方薬を煎じる水も、古典の本などには方位を指定して採取する井戸水や、流水・雨水を指定したりしていますが、最近ではそこまで日本はむろんのこと、中国でも言われていません。古典の本(金貴要略)には小児の小便《童子》で漢方薬を煎じて治す、馬から落ちた特の打撲・骨折に使う治療法があります。そういえば一時尿療法なるものが流行ったことがありました。
身体の8割は水なのですから、昔から水へのこだわりが強いのは人間としてあたりまえなのかも。




 48歳の会社員。170cm。85kg中背ながら肥満体。
 
 10年以上まえからの乾癬。初めは両膝以下に十円硬貨大の皮疹が出現してきた
 
 徐々に、範囲・大きさが拡大してきた。その間数ヶ所の皮膚科にかかり
 
 ステロイド剤や免疫抑制剤を利用してきた。しかし、一時てきに効いた
 
 薬もあったが、すぐ症状(乾癬)はもどってしまう。
 
  来局され、患部を見せてもらうが下肢全体と腹部・背中にかなり大きな

  角質のはがれた輪状の乾癬が多数あり、痒みはあまり感じていない。


この状態に荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)で表皮に・角質の代謝異常を

改善するように飲んでいただく。しかし服用のタイミングが悪かったためか、1週間

後から、乾癬中心部が炎症を起こしてきた。清熱薬の犀角地黄湯に黄連解毒湯

を加えた処方を提案し、早速服用を変えてもらった。すると徐々に皮疹は縮小し

大豆程度にまで縮小した、その後続ける事半年で、ほぼ乾癬は消失した。

しかし、又いつ何時再発する恐れがあるので、その兆候が出たときには、すかさず漢方薬の服用を薦めた。
  

 

先日、川魚が食べたくなったが街中にはないので、以前は中国道の吉和のサービスエリアの食堂でイワナの唐揚げなどをだしていたが、今は食堂どころか、売店までなくなってしまった。
そこで、国道186号を吉和インターから冠高原方面の途中にある、釣り堀を兼ねている食堂へ。ここではイワナやヤマメの単品や定食をだしてくれる。メニューを見ると初めて見るイワナのあらいがメニューにあり。定食以外にこれも注文。川魚の唐揚げや塩焼きは淡泊な味が良いのだが、このあらいは塩焼きや空揚げと違い、濃くがあって魚のうまみを感じ、海魚では味わえない、最近では感じたことのない上品な味。料理がでてくる間何気なしに外を見ると、すぐ横では大人や子供が釣り堀で竿をたらしていたが、釣ろう釣ろうと欲のある大人より小学生のほうが魚がかかるようで、面白かった。
漢方薬で、魚を材料にした処方はなかなかないが、一つだけ思いあたるのが、赤小豆鯉魚湯(せきしょうずりぎょとう)読んで字のごとし、あずきと鯉の煮物です。腹水や妊婦の浮腫に使われます。

蕁麻疹に漢方薬

寺町漢方薬局 (広島県広島市)



公務員の男性 中背・やや肥満傾向

数年前から、両上肢と体幹部に蕁麻疹がでては、皮膚科の抗ヒスタミン薬で治めてき

た。しかし、今回(半年前から)の蕁麻疹は、ほとんど効果がないまま今日になった。

 患部は両腕と、腹部に5ミリから2センチくらいの地図状の紅斑を伴った浮腫が出てい

 る。


 痒みは夜半に強くなるという。服用中のお薬は定番の抗ヒスタミン薬とエキスの漢

 方薬(消風散)がでていた。

急に気温が下がったことと、秋になり汗は出ていないことと、浮腫状に盛り上がってい

るので、桂麻各半湯(けいまかくはんとう)の煎じ薬を作って、服用していただく。

 わずか1日で、蕁麻疹の発疹は半減し、3日間程度で痒みもなくなり、ほとんど皮

 疹も消失して、その後念のため荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を服用し、

 体質改善につとめた。

 

漢方薬というと、エキス製剤が医療用は特に一般的になりました。

今では、漢方薬もエキス剤が主になり、煎じて飲むかたも少なくなりました。

しかし、煎じた漢方薬とエキス剤では、かなりの効果に開きがあります。

また漢方薬は煎じ薬ばかりではありません。生薬を粉末にして混合、調剤

した散剤、安中散(あんちゅうさん)や平胃散(へいいさん)などがあり、生薬

末をハチミツなどで、混合丸薬にした、八味丸(はちみがん)などもあります。

当然、安中散などの散薬は粉薬で服用するほうが、安中散エキス剤より、成分は

はっきりしています。すると、桂枝茯苓丸などの丸薬もしかりです。

 世間では、何を飲ましているのでしょう?

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