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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

漢方では『不通則痛』
(通ぜざれば即ち痛む)
と考えております。

通じない原因が気、血、津液に分けて考えます。
気が原因の時は、痛む場所が変化して、
張った痛みになります。

また、血が原因の場合は、痛む場所が固定して、
刺痛になり、動作の始めの時に痛みます。
津液の場合は、鈍痛になり、
曇りや雨の時に痛みます。

一般的には、
三叉神経痛は上部にありますので
升麻、防風、細辛等の入った煎じ薬を使います。
これに血おの痛みに紅花、桃仁等
を加えて作ります。

私共の経験では、逆流性食道炎には脾胃の失調
(胃に熱があると胃気が下がらない)を治すものと、
胸やけを治すもの、そして、降気(気を下げる)
させる物を加えて治していきます。

一般的には、半夏瀉心湯を使います。
この中の黄連(胃熱をとる)と乾姜(肝陽を上げる)
で治していきます。

ほか、逆流性食道炎にはランソプラゾールが
多く使われていますが、漢方薬と併用する方が多く、
徐々に漢方薬のみにされています。

また、ランソプラゾールだけでは効かず、
漢方薬と併用することで
効き目が良くなる方も多くいます。

これは、自律神経が乱れた結果を現します。

仕事、人間関係などによって環境が変化し、身体の不調が現れるのは、
漢方では肝の失調によって、心を養えなくなり種々の症状が現れたと考えます。

これらの症状には、
疏肝理気薬(ソカンリキヤク)と養心安神薬(ヨウシンアンシンヤク)を
組み合せて作ります。

処方的には、
柴胡(サイコ)、芍薬(シャクヤク)、人参(ニンジン)、半夏(ハンゲ)等が入っている物を使います。

柴胡疎肝湯(サイコソカントウ)、柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)、
加味逍遙散(カミショウヨウサン)、半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)、
加味帰脾湯(カミキヒトウ)、四逆散(シギャクサン)、桂枝加竜骨牡蠣湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)等を使います。

77歳 女性
左足の痺れ、歩くと痛む。
リリカ、アクトネル併用中。
歩き始めに痛み、じっとしていても
痺れがある。

血虚と血おがあると看て、
血おを取る漢方薬、
去風湿剤と血虚の漢方薬を差し上げる。
20日間位でだいぶ改善。

これを5回位続けると痛みもおこらなくなり、
服薬を中止する。

71歳 女性
脊柱管狭窄症による坐骨神経痛
腰~股関節~大腿部~足首までの張ったような痛みと痺れがある。

約3年前より徐々に痛み出す。
歩き始めが辛く、座っていると楽になる。
活血剤と去風湿剤が入っている処方と芍薬を加えて20日間お試し頂いた。

20日後にご連絡頂き、だいぶ楽になったとの御礼を頂く。
もう少し筋肉の張りを治したいとの事で、芍薬を増量して差し上げる。