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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

暑くなってきましたね。
この時期に現れやすいものに汗疱というものがあります。
汗疱は、手の指や手のひら、足の指、足の裏に水疱が多発し、しかも水疱同士が密着したりして、かなり強い痒みを伴います。
この水疱が破れて汁が出ると汗疱性湿疹となります。

この汗疱は汗をかきやすい人に多いとも、汗が上手く出ずにいることが原因とも言われています。
西洋医学では強いステロイド剤を塗るなどで対応します。

漢方では汗疱は汗が上手に出ず、表面に停滞し熱を帯びた状態である湿熱としてとらえ、消風散や越婢加朮湯、竜胆瀉肝湯などで熱を冷ましながら水も同時に捌く方法で対応します。
また手のひら足の裏の汗は精神的な緊張によってもかくものなので、柴胡が配合された柴胡剤も使って体質改善を図ることもあります。
また汗の出過ぎは、皮膚の汗腺の開閉機能の異常によるものなので、黄耆が配合された黄耆剤も使うことがあります。

漢方薬を内服するとともに太乙膏という軟膏を塗ることで治りが早くなります。

ちなみに私も現在、右手の指、右手のひらに30個くらいの水疱が出来ており、病院に行ったら強めのステロイド剤を出すと言われたのでその場できっぱりと断り、漢方薬の服用と漢方軟膏を使って治すことにし、一週間経過しましたが、水疱はほとんど枯れた状態で痒みもほとんどなく、水疱が破けて湿疹になるという状態は防げました。

汗疱でお困りの方、ご相談ください。