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薬局・薬店の先生による健康サポート
~汗ジミで困っていませんか?~
これからはよく汗をかく季節になります。
制汗剤のコマーシャルがテレビによく登場しますが、汗で困ったことがありませんか?
さらさら汗とベタベタ汗
さらっとした汗であれば、あまり気にならないでしょうが、べたべたした汗をかくと下着や衣服が肌にまとわりついて何とも気持ちが悪く感じます。そのうえ、汗の臭いが気になったり、汗ジミも気になります。さらっとした汗はしみになりにくく、臭いも気になりませんが、べたっとした汗はシミにもなりやすく臭いも強くなります。腋臭まで行かなくても、汗の臭いが気になる方が意外に多いと思います。
汗を止め、臭いを消す「エイト○○○」などの製品が夏場になると結構売れています。
「黄汗の病」
べたべたとした汗をかく人の中に下着が黄ばむようなことがあると思います。そのほかに、疲れが取れにくい、だるさを良く感じる、膝から下が重く感じる、膝から下がむくみやすい、夏になってよく汗をかく季節になると皮膚に赤いぶつができる、アセモができやすい、寝汗を良くかく、汗をかいた後に肌がかゆいなどの症状のいくつか心当たりがある人は東洋医学でいうところの「黄汗の病」である可能性があります。
いつも夏になると肌がかゆくて、疲れやすく、夏ばて気味になる人はこの傾向があると考えられます。
たくさん汗をかき、皮膚の機能が低下したときに東洋医学では「黄汗の病」になると考えられています。
胃腸が弱っている?!
「黄汗の病」は胃腸が弱っている場合に起きやすく、暑くなってついつい冷たいものをとりすぎたり、暑さで胃腸が弱るということもあって、夏場にかかりやすく秋になってもその症状が続いていることもあります。
暑くて食欲がない時でも、おかずは減らしてご飯だけは、しっかり食べることで胃腸の機能低下を予防してください。
「黄汗の病」は、夏ばてとも関係があります。
去年の夏はかなり暑かったですが、今年もきっと相当暑いと予想されます。
夏ばてしやすい人は上記の注意を守って、夏を乗り越えてくださいね。
また、上記のような症状でお困りの方にも、漢方薬で体調不良を改善する方法があります。
お気軽にご相談ください。
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秋江 洋和先生 -
- 1951年 名古屋生まれ
- 1973年 製薬会社研究所勤務
- 1975年 漢方薬局勤務
- 1982年 津市で開局 現在に至る