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いまや日本人は「一億総アレルギーの時代に突入した」などとも言われています。

近年アレルギーが増加してきた原因として、

住居の気密性が高まった結果ダニやハウスダストが増加
排気ガスや黄砂・pm2.5などの大気の汚染
これらの結果、鼻や気道の粘膜が弱くなりIgE抗体が産生されやすくなったこと。

高タンパク質の食生活
人工着色料、防腐剤等の食品添加物の摂取量の増大
それに伴うストレス等
でやはりIgE抗体が産生されやすくなったことが指摘されています。

IgE抗体の増えた患者さんは外部環境に非常に敏感で体質に合わない下着や化粧品、
洗剤などでも症状が悪化します。
色々な化学物質が体内に溜まると体のホルモン状態が混乱し、新陳代謝や血液循環が悪くなります。
センセーショナルな話題を起こしたダイオキシンに代表される環境ホルモンも
そのひとつです。

そういった現代の生活において無遠慮に入ってくる様々な物質を処理していくシステム
解毒処理能力を高める必要があります。

解毒処理を担う一番手が肝臓です。
生体内で作られた有害物質のほとんどは血液によって肝臓に運ばれます。
粘膜力、解毒力がしっかり機能すればアレルギー反応も軽減していくはずです。

しかし血液の汚れがひどい現代において肝臓はフル稼働状態であると考えられます。
パンクを防ぐためにも出来るだけきれいな血液にしていくことを心がけ
さらに粘膜に潤いを与えることを意識していかなければなりませんね。


アレルギーが皮膚に発症すれば、アトピー性皮膚炎に、
粘膜に発症すれば花粉症やアレルギー性鼻炎、気管支ぜんそくなどになります。
アレルギーを発症する大きな要因のひとつに体の冷えがあります。

1.冷たい飲食物の摂りすぎ
冷蔵庫のおかげで鮮度を保つという利点はありますが
年中冷たいものや甘いものを口にする生活が蔓延しています。

2.冷房の効かせすぎ
電車や店内では春先からクーラーがかかり、真夏でも肌寒く感じることがあります。
クーラーがなかった時代には体を冷やすキュウリやスイカで夏の暑さを
乗り切っていましたが現代人の体は夏でもとても冷えています。

3.気候を無視した薄着
ファッションでしょうか。薄着の人が増えています。
締め付けるような衣服による皮膚の圧迫も血行不良、冷えのもととなります。

特にアトピーの患者さんは、元気を生み出すお腹が冷たい人が多いです。
体が冷えていると体内の気血の流れが悪くなり、体に毒素が溜まりやすくなります。

最近はシャワーで済ませるという方が大変多いのですが
湯船につかり身体を温めることに努めていただきたいものです。
末梢の血流循環が改善するので体の冷えが改善されます。

生活を見直すことも重要な体質改善のツールです。


アレルギーと子宮内膜症、???と思われる方も多いかと思います。
子宮内膜症は、もともと子宮の内側にしかないはずの組織が子宮の内側以外の部位に
発生して増殖出血を繰り返すことによって起こる病気です。

妊娠を迎えず不要となった子宮内膜は月経血として
膣という出口から体外へ排泄されます。

ほかの場所には出口がないのでその場所に溜まり炎症を起こします。
ちなみに卵巣で古い血液が溜まったものがチョコレート嚢腫(嚢胞)です。

炎症=アレルギー反応です。
さらに子宮内膜症患者さんには花粉症や喘息などのアレルギー疾患を
併せ持つ人が多いのです。

そもそも子宮の内側にしかないはずの組織が他の部位に発生する理由とは?

月経血がわずかながら子宮から卵管へと逆流し、体内へ入ってしまうことにより
起こるのでは、という見方がされています。

しかしながら女性の90%の割合で逆流は起こっているそうで
発症する人と発症しない人の差はなんでしょうか?

血液の質血液の循環力に私は着目しています。

薬局でも子宝相談を受けていると病院で子宮内膜症と診断されたという方が
本当に多くなりました。



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