いまや日本人は「一億総アレルギーの時代に突入した」などとも言われています。
近年アレルギーが増加してきた原因として、
住居の気密性が高まった結果ダニやハウスダストが増加
排気ガスや黄砂・pm2.5などの大気の汚染
これらの結果、鼻や気道の粘膜が弱くなりIgE抗体が産生されやすくなったこと。
高タンパク質の食生活
人工着色料、防腐剤等の食品添加物の摂取量の増大
それに伴うストレス等
でやはりIgE抗体が産生されやすくなったことが指摘されています。
IgE抗体の増えた患者さんは外部環境に非常に敏感で体質に合わない下着や化粧品、
洗剤などでも症状が悪化します。
色々な化学物質が体内に溜まると体のホルモン状態が混乱し、新陳代謝や血液循環が悪くなります。
センセーショナルな話題を起こしたダイオキシンに代表される環境ホルモンも
そのひとつです。
そういった現代の生活において無遠慮に入ってくる様々な物質を処理していくシステム
解毒処理能力を高める必要があります。
解毒処理を担う一番手が肝臓です。
生体内で作られた有害物質のほとんどは血液によって肝臓に運ばれます。
粘膜力、解毒力がしっかり機能すればアレルギー反応も軽減していくはずです。
しかし血液の汚れがひどい現代において肝臓はフル稼働状態であると考えられます。
パンクを防ぐためにも出来るだけきれいな血液にしていくことを心がけ
さらに粘膜に潤いを与えることを意識していかなければなりませんね。
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更新日: 2015/02/26 |