民放「夢の扉」だったかな。
国立の研究所の先生のチームが
「大建中湯」「六君子湯」などの
効果の科学的裏付けができたという
番組が昨日ありました。
素晴らしい成果だと思います。
この情報に耳を傾ける医師も増え、
患者も「確かに効く」という証明に期待できる。
しかし、
間違ってもらったら困るのは
漢方って
病名対応ではないんですよ。
病名で投薬すると
効果は100人中何人になるかは疑問。
お酒の強い人弱い人がいるように
「この人には、この処方がGOOD!」
という、いわば「お見合い」みたいなものです。
なので、単純に「むくみ」に「五苓散」というわけにはいかない。
もう少し、進化して遺伝子レベルで
この人にはこの処方というのが導けたらスゴイですが
今のところ、いわゆる「四診」を駆使して処方決定するしかないですね。
だからこそ、ベテランの経験豊富な臨床家が必要なんです。
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更新日: 2013/11/04 |