健康トピックス 「問題行動解決」

心が安まらない日々を送っている人・・・
多いと思います。
様々な薬や治療がありますが、
大事なこと・・・
「今のしんどさを理解する」ことです。

今、起こっていること
自分の事
周囲の人のこと
現実をしっかり知って理解する事
否定したくなるような嫌な事も含めて
客観的に理解して受け入れていくこと。
そのために、
自問自答したり、
カウンセラーなどと話をして
自分の頭の中を整理していく
明確にして理解していくのです。
そのために、
「書き出す」というのは有効な手段で、
見えるようにするのは良いこと。
「怒り」「傷つき」「恥ずかしさ」「否定したい気持ち」など
認めたくない内なる自分の感情を受け入れる苦しさと
向き合うのは、めちゃくちゃしんどい。
そしてやがて、
今までの「常識」をこわして新しい「常識」を身につけた自分に
生まれ変わる。
他人をコントロールするのは不可能
自分を生きやすいようにコントロールしながら。。。。
そんな感じです。

 

現代人は、
良くも悪くも、情報があふれていて、
情報に振り回されたり、どっぷりつかって
抜け出すのが困難になってしまっている人も多いのでは。

脳は良くできているのですが、
いつも動いていて、あるいは「待機」していて
完全にOFF という状態が少なくなってしまってます。

最近は、
ぼーっとすることで、
脳をアイドリング状態にして活性化して
脳の情報整理をしたり、
新しいアイデアを浮かべる状況にしたり、
逆に、
何かに集中することで脳のエネルギー消費を抑えたり
集中力を高めたり。。。

しかしながら、
そもそも脳が疲れ切っているときは、
しっかり眠って、
「脳のスイッチをOFF」にする必要があると考えます。

瞑想とかも良いですけど、
悩んでいる人や脳の疲れを感じている人は、
スマホやパソコンから離れて
しっかり眠ってください。

それが一番の脳の休養です。

     

「甘えているだけ」
「逃げているだけ」
「さぼっているのではないか?」

そんな話は、多くの人から聞きます。

そもそもですが、
人間は、
生まれつきの遺伝子レベルで持っているモノがあります。
不安がりであったり、コミュニケーション下手であったり、
身体が弱かったり、感受性が強かったり、能力がなかったり・・・・。

そこに、
自分にとって生きにくい環境に置かれると、
ストレスがたまって、しんどくなって当たり前です。

なので、
そこらあたりをしっかり理解して、対応することが大事です。

甘えている・逃げている・・・・・・
これは、
自分を危険にさらしたくない生命を守るプログラムのおかげで、
危険な場所に行かないようにしているだけ。
自分にとって「安全な人、安全な場所」に身を置いて
ストレスをできるだけ最小限にして生きていく。
そこでエネルギーを溜めていく。
そこからです。

自分を責める必要はありませんし、
「適応」しようとして壊れては元も子もないので、
「適応」せず、「対応」することです。
しんどい場所に適応しようとするのでなく、
居心地の良い場所を探すことです。
自分が安全に生きていける場所、
えさがある場所を求めて移動する動物と同じです。

さぼる・・・・・
自責の念などなく、さぼることで快感を得て単純に楽しもうとしているだけのこと。
「さぼる」様な行為が、少しでも後ろめたさがあるなら、
それは、「正しい逃げ」と考えられます。

自分の居場所・・・見つけましょう。

   

日本人の多くは、
内向的で不安がり。
上手くいっているときは良いけど、
何か起こると、つい下を向いてしまう
その傾向があるように思います。

また、
そういう「不安だらけ」の大人の中で
自分の不安を子供に押しつけて、
「頑張れ」「もっと頑張れ」「しっかりしなさい」
と言い続けられた人は、
まだまだダメ!
と思って当たり前です。
もう、いいんじゃないですか。
もう充分頑張ってる。
完璧なんて存在しません。
失敗してもいいんです。

失敗を怖れたり、
完璧を求めると
ハードルが高すぎて
そら、自信なくします。

誰か、温かい人とふれあっていく中で
温かさのお裾分けを貰っていく中で
大丈夫、これでいい
そう思えてきます。
自分の存在を認めてくれる人がいます
大丈夫。
今はそう思えないかもしれないけど、
継続していく人生で、
人の温かみに触れ続けると
「溶けて」いきます。

       

絶望感・・・
いろいろな立場で、
「がっくり」来てしまっている人へ

怒り・悲しみ・喜び・不安・・・・そして絶望感など
人間にはいろいろな感情が備わっています。
言うなれば、人間が持っている能力です。
例えば、
「不安」があるから、
何か危険なことを察知したら
行動にブレーキをかけることができます。

その中にあって、
「絶望感」というのは、
何か困難な状況になった時に
自分で解決できない!と感じ、
また、
誰も自分を助けてくれない!と感じた時に
感じる脳のプログラムです。
絶望することで、
「覚悟」を決めて
せめて自分が「足手まとい」にならないように
自決する覚悟ができると考えられます。

しかしながら、
そこに到達する前に、
現代の人間社会は
温かい手を差し伸べてくれる人が
きっといます。
それは身近な人であったり、
行政であったり
「その道」の専門家であったり。。。

人に相談し頼ることは、
弱っている自分をさらけ出すことになって
「攻撃されたら終わり」のように感じますので、
恐くて相談できない人も多いです。
大丈夫!相談してください。

きっと、
ピンチはチャンス!
そんな風に思えて仕方ありません。