健康トピックス 「漢方薬こぼれ話」

漢方薬にも得手不得手があります。
浅学故か、
私は今まで漢方薬の点眼剤を知りません。
そこまでじゃないにしても、
外科に関しては、
明らかに現代医学の方が優れています。
ですが、使いようで、
漢方薬も優れた効果を発揮するという話を。

情けないですが、私自身の話。
こけて、尾てい骨を痛打した。
もしかしたら、ヒビは入ったかもしれない。
じっとしていても痛い。
これは3ヶ月かかるか、と覚悟。
寝ても痛い!横向きしか眠れない。
そんな日が数日続いて、それでも痛みは同じ。
そこで、
「受傷後、数日してから服用すると良いとされる打撲の漢方」
治打撲一方(ちだぼくいっぽう)を服用開始。
服用開始当日の痛みは変わらず。
しかし、翌朝、起きて動き出すと、
「うん?少し痛みがましかも・・・。」
その後も、日を追うごとに痛みが引いていく。
「これはすごい!漢方もやるなあ!」
3ヶ月覚悟していたが、1ヶ月でほぼ完治。

先哲に感謝です。

 

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現代医薬と言えば、
痛みに鎮痛剤、
花粉症に抗アレルギー薬、
高血圧に降圧剤・・・・・と疾患の数だけ薬を飲むのが当たり前。
ですが、
東洋医学では、
主訴を中心に考えながらも、
東洋医学的診察で処方を決定しますので、
何種類も漢方薬を飲むという事はありません。
話を伺い、脈診・舌診・腹診・・・・・・。
結果、決定した処方が、
主訴を緩和するだけでなく、
「歓迎すべき副作用」を生むこともしばしば。

「花粉症の漢方」ではないのに、花粉症に効いている人。
「鼻炎が主訴の漢方」なのに、「疲れにくくなり元気もアップ」した人。
「皮膚病の漢方」なのに、血液検査で貧血改善した人・・・・・。

お面白いでしょう漢方。

 

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意外と多いなあと感じるのが
手足のほてりを訴える人。
手足の冷えを訴える人が多い中、
逆の人も相当おられます。

バーニングフィート症候群という名前が付けられたようですが
足首から下が妙にほてって、
ひどいと夜間にきつくなって眠りに支障をきたすというケースも。
もともと、人は寝ているときは体温が低くなるようになっていて
そのために、寝る前には血管を拡張して熱を逃がします。
眠くなると体が温かく感じるアレです。

何らかの理由で行き過ぎた血管拡張が手足に見られる場合。
立ち仕事などで足が疲れきっている場合。
甲状せん機能低下による場合。
糖尿病などによる神経障害。
ビタミンB不足。
アルコール飲み過ぎで血管が拡張した場合。
などにみられます。
思い当たる節があれば生活習慣を是正してみてください。
なお、漢方には、代表的な処方に三物黄ごん湯がります。
それ以外にも昔からこれに見合う処方がいくつかあり
結構効果があります。

困っておられる方は試す価値アリと思います。

 

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感染性胃腸炎によると思われる
水様便が4日も続いていた状態に

オリマックスという健康機能食品が
ドラスティックに効果を発揮。

服用後、ピタッと水のような便がとまり
腹鳴・下痢・腹痛・ゲップ・腹部膨満感・・・・
もピタッと止まった。

こんな事もあるのかな・・・と。
だから医療はわからないし難しい。。

   

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秋のこの季節、
風邪?花粉?寒暖の差によるアレルギー?
それとも夏の疲れが今頃?・・・・・

くしゃみ・鼻水・咳・咽喉の違和感・・・・

紛らわしい症状の人が多く見受けられます。
まずは、当然のことながら
現代医学的にみてどういう状況なのか?
ということが最優先されますが、
 これは、病院にて精査してもらわないといけない!
という状況でないと判断した場合や
病院にかかっているけど、スッキリしない!
という方の場合、
漢方を試してみる価値は充分あります。

漢方は風邪だろうが花粉だろうが、
証によって処方を決定しますので、
処方決定に際し、現代医学的病名はどうでもいいのです。

そして、証があえば、ばっちり、合鍵が合った如く効果が出ます。
それが漢方なのです。

       

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