健康トピックス 「拒食症」

子供とどう向き合うか悩んでおられる方へ

親の心配し過ぎは子供の不信感を招きます。
親が子供の敵になってはいけません。
子供に恨まれるような言動はマイナスです。
子供の自主性を伸ばすことが大切なのです。

親が決めないことです。子供が決めるのです。
親は「待つ」「一度受け止める」でいくのです。

快方に向かっているように見えても、
本人は常に不安や恐怖と闘っていると思っておかないといけません。
故に、親は欲を出さない事です。
少しずつでOKと思う事。
しゃべらせて自分の気持ちを素直に出して表現する力をつけさせる事です。

良く気が付き徹底的にするタイプに声掛けのコツ;
「えらいなあ、でも無理したらアカンで、休んでもええで。」
褒める事で本人は褒められようとして、やり続ける事があります。これは精神疲労を招くのでNG。)

お金を渡す時の条件=「レシートとお釣りは返してね」

子供の要求には、エスカレート予防のために条件付きでOKとしましょう。

こだわりの強いタイプ=
どんな小さな約束でもこだわるので守れる約束をする事、そして、守る事です。

自分のペース、段取りを大事にするタイプ=
親は「その段取り」や「約束」を尊重して、いらいらするかもしれませんが
「待つ」「守る」「崩さない」で親への不信感が芽生えないようにします。

遅刻や休む、食事を家族としない等、生活の乱れには注意が必要です。
全体的に見て生活のルールを決め直しましょう(話し合って)

親の気持ちの極限!状態で「探り」を入れるのは一度だけ!
そこで、どういう態度に出るかによって対応を考え直す事もあります。

       

「良い子」を演じている自分と成長とともに出てきた「本来の自分」が
ちぐはぐになって「食」や「体重」にしがみついて摂食障害がおこると考えらます。
「やせ願望」にしがみつくのは、たまたまのきっかけである事が多いものです。

まずは、自分の本質に気づいて「自分に合った生き方」を見つけて
それを伸ばす事が大事となります。
しがみついている事(体重など)以外で自分に合ったものに出会う事が大事です。

こういう人は、親に心配かけたくない思いと太りたくないという思いとの葛藤があります。
内科的に異常ないのに極端に痩せていると拒食症を疑うのですが、
親の前では心配かけたくないという思いで演技する(食べるふりなど)事もあるので注意が必要です。

拒食症の場合、内科的データで異常ない事、体重が必要最低限キープできている事が絶対条件です。
必要に応じて入院も視野に入れなければいけないので、内科医との連携は必須となります。

拒食症の人は強固な意志で食を拒んでいるという事を
親(サポーター)が理解するという所からのスタートになります。
本人は痩せている事に満足しているため治療の土俵に上がらない事が多いものです。
これを親(サポーター)が悟って「食べなさい」ではないアプローチをできるように導くのです。

また、本人が「入院しないで済む」という体重を自分の意思でキープする事が大事です。
内科医と連携して入院の必要性は○○キログラムというリミットの設定をし、
それを本人に了承させて体重を維持させる事が命を守る原則となります。

「夢中になれるもの」「生きがい」を見つける事で
「食」に対するこだわりやしがみつきから脱出させることが遠回りのようで近道です。

本人が「治りたい」と思う事、家族が「治してやりたい」と思う事が必要で、
その強い気持ちが大事です。

良い子を演じる事で自分の居場所を確保してきた子が、
良い子を止めるのは容易い事でない事を家族は良く理解する事です。

本人の発言力を高める事が大事で、自分の持ち味を理解して伸ばすように持っていくのです。
「本質の自分」と「今までの演じていた自分」とのズレからくるストレスや窮屈さがあるので
自分でも「何とかしたい」と思っても「何ともできない苦しさ」がある事もあります。
「ズレ」の隙に「やせ願望」が入り込んで、
痩せる事=自分らしさという満足感で満たされると抜けだしにくくなります。
別の「自分らしさ・生きがい」を探さないといけません。

本人の心は「放っておいて」と「かまって」の相反する気持ちがうずまいています。
自分で自分の気持ちのコントロールができない事も多いものです。

自己主張しだした本人に母は否定せず合わせて会話し子がリードする会話にもっていきます。
本人を説得しても受け入れられる事はまずありません。
支援者はそれを良く理解して行動する事です。
例えば「太っている、太ってない」の押し問答をしても意味がありません。
逆に「わかってくれてない」と思うだけです。

お互いの思いをぶつけても平行線にしかならないので、
共通する問題の優先順位は何かを考えて、
核心には触れず、琴線に触れず、まずは、親(サポーター)の考えを封印して本人の話に耳を傾けることです。
本人のプレッシャーになる事は話題にせず、リピート&雑談の主導権を本人にとらせることです。
基本的に否定せず、親(サポーター)の考えを押し付けず、
本人のこだわりや主張をリピート又は相づちで認めることです。
認められたら自己肯定感が上がります。

そうして少しずつ、ステップアップしていくのです。

 

精神的に不安定な状態が続く
子供の問題行動を解決するには、
親子の風通しを良くすることが一番です。

そこから、治療が始まります。

親子の間で繰り広げられるバトルは、
普通の親子関係であっても
価値観の違う人間同士なので、それは、あって当然です。
「健全なバトル・要求」であれば問題なしです。

が、問題行動のある子の要求を全面的受け入れはNGです。
また、逆に、一方的禁止もNGです。
まずは、本人にしゃべらせて聴くこと。
その上で条件提示をします。
本人から譲歩案や条件提示させるのが、なお良いパターンです。

「思い通りにならないと荒れる」「返事=別に。」のケースでは、
親子の会話をスムーズにするため
雑談からスタートして主導権を子にとらせて
主張力、説得力、交渉力を伸ばすようにします。

繰り返しますが、
優先順位のトップは親子の風通しを良くする事。
そのために子の話をとことん「聴く」ことです。
子供が話し始めたら、独演会に付き合う事。
話を聞いてかまってあげる事で心が満たされるのです。


神経質で繊細な性格の持ち主は、
ちょっとした事で傷つくので波が起こりやすいので注意が必要です。
何が引き金になるか、
どういう言葉が琴線に触れるか注意しておくことです。

要求がエスカレートしてきたり、
無茶を言ってきたら、やんわり断ることです。

ある程度会話が復活してきた家族の場合は、
「家族間の風通しを良くする」というテーマから、

「本人の主張力、交渉力を伸ばす」ために
要求を鵜呑みせず、条件を引き出すというテーマになります。
(やんわり断って、困って、譲歩案を引き出すのです)

断り方は大事です。
一度受け止めて、返事して、一緒に困る作業をします。
そして、主張力、交渉能力を引き出す。

相手を思いやる気持ちや
相手の立場を理解する気持ちを育てることが肝要です。
人を信じる事ができるには、
自分を理解してくれる人がいるという安心感がそうさせます。
ここにもっていくために、
「聴く」「否定しない」という事です。

本人がYES・NO しか言わないのでなく、
きっちり話してしゃべる事が大事なのです。

「怒り」が出ていても、怒る理由が言えればOKです。


本人の怒りや暴言に対して、歯止めをかけるポイントは以下の如くです。

母がガマンできない時は、「もう限界!」としっかり伝えます。
そして、そのときの様子を見ておきます。
限界を伝える事で、本人の本来の姿が出て来る事もあります。

「怒り出して落ち着くまでの時間」を記録しておきます。
限界を伝える事で、切り替え時間に好影響が出る事もあります。

怒った後の行動はどうなるか?
いつも同じか?違うパターンもあるか?
しっかり聞くときは聞くが、限界を感じたらSTOPをかけましょう。
怒りや文句を言って言葉にして成長して行くこともあるので、
表現させるのが大事です。

子供は親に怒りや文句を聞いてもらって、
自分の感じ方に自信をつけていくことが良くあるのです。。



           

問題行動を解決する場合、
本人と向き合うことが大事なのですが
親やサポーターが鼻息荒いとダメです。
あくまでも本人のペースに合わせる事です。

本人の「こだわり」以外の事で、本人の喜ぶ話題で親子の会話を増やしていくこと
これが糸口になります。

親子の関係が良くなると、良い治療のスタートがきれます。
話題を探して「乗って」来たら聴く事、
逆に、嫌な素振りや乗ってこなければ即STOP。
しつこくならないように、あきらめずに話題を探す。
こうして糸口を探すのです。

親子の関係改善が第一段階。
ここで会話が増えれば糸口が見つかります。
本人が親を信頼して言いにくい事や秘密を打ち明けてきても、
親が否定せず傾聴してスパークを誘発するのです。

親(サポーター)が恨まれるような事を言う必要はありません。
世間が教えてくれるのを待ちます。

本人を説得しても受け入れられる事はありません。
支援者はそれを良く理解して行動する事です。
例えば過食症や拒食症の人に
「太っている、太ってない」の押し問答をしても意味がない。
逆に「わかってくれてない」と思うだけ。

お互いの思いをぶつけても平行線にしかなりません。
共通する問題の優先順位は何かを考えて、
核心には触れず、琴線に触れず、
まずは、親(サポーター)の考えを封印して本人の話に耳を傾ける事です。

本人のプレッシャーになる事は話題にせず、
リピート&雑談の主導権を本人にとらせる事です。

基本的に否定せず、親(サポーター)の考えを押し付けず、
本人のこだわりや主張をリピート又は相づちで認める事。
認められたら自己肯定感が上がるのです。
例)「そうか、それが苦手なんやね。」


経済的実害や例えば、過食症の子が「お母さんが食べて!」といった
本人の解決につながらない要求は「鵜呑み」せず、
条件をつけて(例えば、「今回だけ」とか)受け入れるか、
やんわり断る事。要求のエスカレートには気をつけないといけません。


ストレートに聞かない事。
話題を振って誘い水をして教えてもらうというスタンスで行くのです。

話合いができるように持っていく事。
そのために、「待つ」「リピート」で理由、理屈を言わせるように仕向けるのです。
例えば、本人のせいで家族が困っているとします、
話合いができるなら、
何回も話し合って本人の譲歩案を引き出す。
話あえて「我が家のルール」を作る事に成功したら良い。
ルールは押し付けたらNGです。

           

一般的に、問題行動を起こしてしまう場合、
本人の心は「放っておいて」と「かまって」の相反する気持ちがうずまいています。
自分で自分の気持ちのコントロールができないで苦しんでいます。
まずは、そこを理解してあげてください。

不安定な精神状態の本人は、
周囲の何気ない一言でパニックになったり
暴言を吐いたり暴力をふるったりすることもあります。
そこで、親(サポーター)が疲れ果ててしまわないように切り抜ける対策が必要となります。

良く質問されることですが、母の育て方が悪いのではありません
ただ、子供に非難される事は良くあります。
本人が目覚めていく時、
母への不満から始まる事は良くありますが、
親子の風通しを良くして母と子がうまくかみ合った関係にもっていく事で改善していくものです。

自己主張しだした本人に母は否定せず合わせて会話しましょう。
子がリードする会話にもっていく事で徐々にいい方向に向かいます。

父親は平素は出番ありません。
子からのアプローチの時のみ耳を傾けるようにするだけです。
父親の役割は母親のサポート役であって、
父親は奮闘している母親を責めてはいけません。
また、父親は、その件で母親に命令しないでしっかり支えてあげてください。

父も母も失敗する事があっても、それは仕方ない事です。
失敗に気づいて次は失敗しないように準備する事です。

本人が現状をよく理解してここから脱出したいと思うようになるには、
どんなタイミングでどんな語りかけをすると良いか
常にアンテナを張ってキーワードなどを探すことです。
本人が「ここから脱出したい」と思う事が大事なのです。


経験を積ませ、良い意味で自己主張能力を上げさせ、
自分で解決する能力をつけさせる事。
そのために本人がリードする会話が重要となります。

自分を抑えて気づかいが多いタイプの人は、
さりげない一言で傷つくので、
言葉を選んでゆっくり語り返事をして自信のなさから、
自信を積み上げていく手伝いをするようにします。

「病気」を盾に変に開き直るケースもあります。
この場合、ケースバイケースで対応が迫られます。

一般的には、治療開始後、
症状に苦しんで自暴自棄などが止まるのに1年、
そこから社会復帰して生き生きとしてくるのに2~3年かかるのが典型です。

家族を巻き込む要求や母親を召使のように使うのはNGなので、
最初が大切です。
断る時ははっきりと言うより拒否された感を持たせないように「やんわり」断る事が大事です。

また、本人の要求がエスカレートするとNGです。
経済的、肉体的、精神的に実害が出るような要求は話合いをするべきです。
話し合えない場合は頼む頼み方を考えます。

「何気ない一言」で傷ついて親子関係にひびが入り親子不信に陥ることもあります。
NGのキーワードには常にアンテナ張っておくことです。

「親にかまって欲しい」「親に認められたい」を「聴く事」「肯定する事」で小さな認めを積み上げ、
本人の自暴自棄感、ゆううつ感、将来への希望のなさ、見通しの暗さなどに明るい光を照らすようにします。

続く。。。。