健康トピックス 「福田漢方の思い・考え」

最近の医学の発達や研究によって
いろいろなことが解明され、
それによって恩恵を受けいている我々ですが、
漢方も解明されつつあります。

大腸に生息する菌によって漢方薬が「分解」されて
体内に取り込まれやすい、また活性されやすい状態になるのだとか。
なので、大腸の状態を整えて菌が「いい状態」でいることが
漢方薬が効果を出すコツ。
もちろん、すべての漢方薬を検証することはできてませんが
一部ではそうだということらしいです。

腸管免疫に関していえば、主に小腸の話。

大腸も小腸も「いい状態」であることが一番!
逆に、抗生物質服用によって乱れた腸内環境が
元に戻るのに3ヶ月かかるらしい。
であるなれば、
例えば、風邪など引いても、
できるだけ抗生物質服用を避けて
漢方薬などで加療するのがベストではないでしょうか。
また、やはり医食同源。
適度の水分摂取や、
タンパク質や野菜などバランスよい食事が大原則。
その上で、漢方薬を「未病を治す」意味でも上手に使うのが
人生100年時代を乗り切る秘訣
ではないかと思います。

 

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事あるごとに、
健康であることの条件を考えさせられるのですが、
やはり・・・・
未病を防ぐ=予防医学の重要性を常に感じます。
ストレス対策・運動・食事・・・・・
改めて言うまでもありませんが、
最近、
慢性腎臓病の方の相談も多くなり、
禁煙・適度な水摂取の大切さを
改めて痛感しております。
薬や治療も大事なのですが
まずは、「主治医は自分」と思っていただいて
基本的な遵守事項から。。。
そう思ってやみません。

 

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睡眠導入剤・精神安定剤・鎮痛剤・・・・
薬が必要な時もあります。
しかしながら、
「眠れません」と言えば、即、睡眠導入剤
「痛い」と言えば、即、「鎮痛剤」
さらに、「まだ眠れません」と言えば、もう一錠追加
何て言うのは、あまり感心できません。

さらに、「こうすればいい」という無邪気なアドバイスは
「それが簡単にできないからしんどいんです!」
と患者を余計に苦しめます。

まずは、患者さんの気持ちに寄り添う事、理解する事
そこから始まるのです。

         

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うつ・自律神経失調・・・・といわれて
危ういバランスをとりながら
何とか日常を送っている
という方も多いのではないでしょうか。

そんな方々の多くのケースで見られるのが
「眠れない」と言えば睡眠導入剤
「不安」と言えば精神安定剤・抗不安薬・・・
といった具合にドンドン薬を盛られているケース。

もちろん薬が必要な場合も多く、
薬が悪いというわけではないが
あまりにも 患者の気持ちに向き合わずに
薬で解決を図ろうとするケースが多い事に
疑問が湧く事が。

うつ・自律神経・・・・などでは
患者さんは「自信を失ってしまっている」事が多く
自信回復作戦を伴走する覚悟が
医療人には必要だと思います。

薬を服用してもらいながらも
患者さんが
「今の自分の弱さ」や「疲れ果てている自分」を
自身が受け入れて
そのうえで 疲れ果てているなら休養が必要!と
理解するところから治療が始まるのです。
そこが第一関門であり難しいところでもあります。

そこらへんのサポートを私が担当したいと思います。

       

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初診の場合、
診療に どうしても時間がかかってしまいますので
ゆっくり時間が取れる日時に
ご予約を入れさせていただく事にしています。
ですので、予約状況によっては
先の予約になってしまう事もあるのですが、
そのあたり どうか御理解下さいませ。


 

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