来る1月30日(日曜日)に広島市のアークホテル広島で「小太郎漢方実践研究会」が開催され,私はそこで2時間ほど処方解説をいたします。
この講座には年1回ほど講師を依頼されここ数年間は毎年お話をさせていただいております。
今回は『延年半夏湯』『香砂六君子湯』の解説をいたします。
こういった処方解説の場合、大切なことは原典に立ち返って調べることが大事だと思っています。
そこの何が書かれているのか、書いた人はどんな人物だったのか、書かれた時代はどんな時代だったのか、そして当該処方の構成薬味とそれらの効能効果と処方の運用との関わり方はどうなっているのか、等をパワーポイントで作成した資料を使って解説します。
私の解説が直接店頭での販売活動に結びつかないまでも、これらの事項を少しでも知っていただけると処方の運用の応用ができるようになる、そんな話をしようと心がけています。
ただ今回の『香砂六君子湯』は『四君子湯』から話を説き起こしてゆくので原典にあたることはしていません。『四君子湯』の構成薬味を理解し、加味されて生薬の効能効果を知れば応用範囲も広くなり、それぞれの処方の鑑別もその理由から理解できるようになります。
広島の「小太郎漢方製薬」に問い合わせると会場、時間など詳しいことを教えていただけるはずです。
漢方の講義を広島でします
長全堂薬局 (山口県萩市)
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更新日: 2011/01/27 |