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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

原発と花粉症

長全堂薬局 (山口県萩市)

エキセントリックなタイトルですが誤解のないように最初に申し上げます。
放射能が花粉症の原因だという意味ではありませんのでお間違えのないように。

さて、花粉症やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎といったアレルギー性の疾患の多くが食生活の欧米化という大きな変化に起因することは漢方を生業とする者にとってもはや常識です。
普段の店頭での漢方相談において漢方薬の選定と併せて食生活に充分留意し砂糖を多く含んだ甘い食べ物をたくさん食べないように指導しています。大抵の方はこれで効果があがるのですが、中には食生活を充分注意しているにも関わらず症状が改善しない方もいらっしゃいます。何故だろう?
ここ数年このことについて色々考え、一つの可能性に行き当たりました。
花粉症が増悪するのは圧倒的に春です。春の前には冬があります。
そして最近の日本人は冬の寒さをきちんと体感していないのではないか? ということです。
私は今51歳ですが、子供の頃には花粉症という言葉すらありませんでした。思い返して今と大きく違うのは寒さの感じ方。夜床に入って弟と二人で息を天井に吐き、豆球の仄かな明かりで吐いた息がまるでゴジラの吐く火炎のように見え二人で遊んだ思い出があります。しかし今の住居でそれはできません。今は室温が高いのです。小学生だった頃、冬でも学校に行くときは真冬でも半ズボンでした。我が子は通学時に制服の上からウォームアップ用のオーバーパンツを穿いています。
どうなのでしょう、冬暖かいと快適かもしれません。
その快適さを維持するため体調を崩して(花粉症のように)いませんか?
その快適さを求めて本当に必要か否か考えもせず電気を使い、そのために原発が作られていませんか?
そして今回の福島の原発事故!
なんだかおかしいぞ!  って感じるのは私だけですか?

この冬後半になってからですが花粉症の我が子を甘やかすのを止めました。
勿論食べ物もうるさく注意しています、漢方薬も服用させています。

まだ鼻水がたくさん出たり、多少鼻づまりはします。が、鼻が詰まって夜寝られない! ということはなくなってきました。