• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

[ カテゴリー » Topics ]

NONALNUM-MuOCouODiOODlOODvOOCkuOBj-iJr-OBj-OBl-OBn-OBhOOBquOCie-8iOeUu-WDj--8iQ-E



私が高校生のときにアトピー性皮膚炎になったときに皮膚科の先生に教えていただきました。そこで「大学病院を紹介されるほどのひどいアトピー性皮膚炎だった方が、食事を徹底したことで、いつしか病院通わなくて良くなるほど改善した。」と聞きました。食事でそこまで良くなるとはと驚きました。
実際に極力甘いものと小麦の食べ物を控えたところ、3~4ヶ月あたりでアトピーの出る範囲は少なくなりました。また、食事が元に戻ってしまうと症状が悪化したので食べたものは体に大きく影響していることを実感しました。
砂糖と小麦がアトピーに良くない理由としては、腸内環境と血糖値が関係しています。砂糖と小麦をとると、血糖値の変動が激しくなります。そこで、血糖値を安定させるために、コルチゾールという副腎皮質ホルモンが分泌されます。コルチゾールは、アレルギーの治療に使われるステロイドと同じはたらきをするホルモンです。そのコルチゾールが血糖値を安定させるために使われてしまうと、アレルギーを抑えるはたらきができなくなるため、アレルギーの症状が悪化してしまいます。また、体の免疫の7割は腸で作られています。悪玉菌と善玉菌のバランスがいいと免疫機能が良く働きます。砂糖と小麦は悪玉菌のエサとなるため、腸内環境のバランスを崩し、アトピーを悪化させます。
私の経験からも、症状の軽減・悪化には食事は大きく関係しています。漢方では体に溜まった毒を出し、腸を立て直すことでアトピーを根本的に良くしていきます。アレルギーなどでお困りの方はお気軽に相談してください。
薬剤師 木村望実

4-2


長生きをした徳川家康公は一体どんな食事を摂っていたのでしょうか。浜田生涯学習交流館で行われた徳川家康公の食生活の再現料理講座に、とても興味深く参加して参りました。
久能山東照宮に保管されている文献を基に徳川家康公が食べていたとされる再現料理を、清水区の皆様と具材ごとにそれぞれ手分けして調理しました。手順の中には生の大豆を柔らかくなるまで炒る工程もあり、当時は手間をかけた様子が想像できます。味付けには砂糖を極力使わず、代わりにみりんや、甘夏のしぼり汁が使われます。家康公は実際には橙(だいだい)のしぼり汁を酢にして用いたそうです。橙にはストレスや過労で溜まった乳酸を分解し疲労回復する効果があるクエン酸を多く含みます。家康公の疲労回復に橙が助けになっていたのかもしれません。
調理実習の後、講師の先生のご講和を聞きながら作った料理を頂きました。甘夏の爽やかな甘みや、野菜そのものの旨味を感じられました。しっかり食べて満足感があるけれど、砂糖などの余分なものが少ないからか、食べた後は胃腸がスッキリしました。
徳川家康公は自身で漢方薬を調合して服用していたと言われています。漢方薬が健康長寿の一助になっていたと思われます。それだけではなく、健康の土台には「食」が重要です。身体によい食材を選び、余計なものは入れないなど家康公の健康の秘訣となる食事のポイントを今回学べました。現代の私たちも家康公に習って、まずは食養生を見直すことが健康長寿の第一歩なのだと思います。

病気の多くは、根底に免疫の異常が関係しています。
西洋のお薬でも、最近は抗体医薬品と呼ばれる免疫系に作用するお薬も増えてきました。

病気の根本に作用する画期的なお薬に素晴らしい!と思いつつも、やっぱり私は漢方が好きだなと改めて感じます。

漢方との出会いは小学生の頃。その時は漢方ということはよく分からず、母から出された茶色く苦いお薬を、鼻をつまんで飲んでいました。
それから中高生の頃、生理痛に対して。飲んでいると生理痛がなかった。その実体験から、漢方って自然の植物だから薬というより食べ物みたい。それで体調がよくなるなんてすごい!と思っていました。

どんな西洋のお薬よりも漢方の方が好きと思えるのは、漢方こそ病気の根本、根っこにアプローチしているからです。
病気に対して、漢方のサポートを得ながら、最終的には自分の力で治していく。漢方は、本来自分自身が持つ力を正常に整え、病気にならない体を作ります。病気を治すだけでなく、病気にならない体にする・・・万能なお薬です。

そして免疫と言えば腸。腸には免疫細胞の70%が存在しており、腸の健康は免疫力アップにつながります。
腸活と漢方で、免疫力をアップさせて健康な体作りをしましょう!

 むくみには様々な原因があります。病気が原因で起こってしまうむくみもありますが、それ以外の多くは生活習慣や食事を変えるだけで改善されることもあります。むくみ対策としては血行を良くするために体を動かしたり、湯船に浸かって体をあたためたりすることも効果的ですが、食事も大切になってきます。塩分を摂り過ぎないようにしたり、カリウムが豊富な食材を使うようにしたりしましょう。
 人の体には体内の塩分濃度を一定に保つという機能がある為、塩分を摂り過ぎるとその濃度を薄めようと体内に水分をため込むようになります。それが原因でむくみやすくなってしまいます。カップ麺やスナック菓子、おつまみ、漬物など塩分量の多いものの食べ過ぎには気をつけてください。
 カリウムが豊富に含まれている食べ物を摂ることもむくみ解消に効果的です。先に述べたように体内の塩分濃度が高くなるとむくみやすくなります。カリウムはその体内の余分な塩分を排出する働きがあります。カリウムが豊富に含まれている野菜や果物の一例ですが、ホウレン草やアボカド、バナナ、イモ類などがあります。カリウムは水溶性で茹でたりすると水に溶け出す性質がある為、生で食べたり、レンジで加熱したり、炒め物、溶け出したカリウムもすべて飲むことのできるスープなどがオススメです。バナナは手軽に食べることができるのでいいですね。(腎機能が低下している方はカリウムの摂取制限がある場合があります)
 その他、キュウリ、トウモロコシ、冬瓜などは利尿作用のある食材といわれ、体に滞っている水分の排出を促します。睡眠不足や運動不足などで少しむくみがあるかなと感じた時には、ぜひ食事の面からも気をつけてみてください。余分な水分を体に溜めないように過ごしましょう。

 



頭痛は神経が興奮して血管が縮んだ後、その反動でが拡がりすぎて血管が腫れることで起こります。自律神経が興奮してしまう原因は、ストレス・寒さ(冷やす食べ物や飲み物も含む)・背中の硬さなどがあります。背中の硬さ?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。私は鍼灸師でもありますからよくわかるのですが、自律神経のうち交感神経は背部の背骨から出ているので、背中が硬くなっていると興奮しやすくなるのです。

気圧によって交感神経が興奮する方もいますが、天気の変化によって痛みが出る方は、耳の中にある気圧センサーが敏感に反応しているのです。体は、耳と目の2つの情報をもとにバランスをとっています。耳の奥にはリンパ液と言う水が入っています。この水が多くなると気圧が変化した時に体のバランスが崩れたという誤った情報を脳に伝えます。一方、実際みている目の前の景色は崩れていないので、情報が一致しなくなってしまいます。 このズレている情報のため、脳が混乱することで神経が興奮してしまい頭痛が起こります。 

増えすぎた内耳の水を正常にするのは漢方薬の得意分野です。漢方薬を飲むことに加え、耳のマッサージよってリンパ液の量が正常になり、頭痛が軽減されます。
 また、頭痛を予防する体操や、頭痛が起きている時にもできる体操がありますので、相談の時にお伝えしますね。              


Copyright© Pharmacy Mutsugoro. All Rights Reserved.