漢方処方名には、葛根湯や五苓散などの、その処方に最適な剤形が記されています。
エキス剤は一旦煎出して濃縮した液体を顆粒状に加工したものですから、
インスタントコーヒーに似ています。
生薬原末の散剤や錠剤には、揮散しやすい大切な成分が残っていますので、
エキス剤にはない芳香と味覚があります。
処方の特性上、煎じる方が有効な処方と散剤の方が有効な処方があります。
散剤には添加物が入っていないので、アレルギーなどのリスクが少ないのも特徴です。
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更新日: 2023/08/08 |