女性　５０歳代　
もうずいぶんと長い間（１０年？２０年？精神病薬を飲んでいる。素敵な笑い声の持ち主で、僕はそういった薬が必要にないと思っているが、本人も医者も前に進まない。僕の担当は漢方薬で健康を保つことだから、気持ちがよくなり自律神経のバランスが整い、しかも体力的に疲れが残らないようにすること。
数か月前から微熱が続いていると言うから、そのための処方も加えた。２か月で微熱はなくなり、先生が精神病薬を減らすことに同意してくださり、少しずつ減らしている。それでも体調はほとんど変わらない。元々必要だったのか疑問だ。

３０歳代　女性　（過敏性腸症候群　ガス型）
お世話になります。漢方を飲み始めてもうすぐ2週間が経ちます。少し効いている感じがあるのでまた2週間分よろしくお願いします。
変化としては…
◎太ったと思っていたお腹が凹んだことです。
パジャマですら苦しくなってきていたのに飲み始めてすぐにきつく感じなくなって見るからにお腹が凹んでいて驚きました。太ったと思っていたので嬉しかったです！
◎ほぼ毎日お通じがある。まだ小分けな日もありますが朝の10分でも出ることが増えました。
昼食後はまたトイレに行きたくなることがありますが午前中はお腹痛くなりません。
◎夕方から夜にかけて沸いてくるようなガスは多少減りました。だいたいにガスの量が少し減った？という印象です。
今までどんな薬を飲んでも全く効かなかったのが少し変化が出たのでとても嬉しかったです。
不安な気持ちになると余計にガスも増える感覚があるので腸にばかり意識を向けないように前向きにいこうと思います。

男性　８０歳代　
フラフラして歩きにくいし、家族に自転車も止められたと言ってこられたのは去年の７月２６日。めまいと本人は言っておられたが、どちらかというとふらつきと表現したほうがしっくりくる。そのことを言うと本人はエライ喜んでくれて、初めてめまいではないと言われたと教えてくれた。どこに行ってもめまい止めが出て、なんかひっかかったまま今まで来たと言われていた。
煎じ薬でめまい（ふらつき）は２か月ですっかりでなくなったが、僕は血圧の高低差があまりにもあることが気になって、煎じ薬をずっと飲んでいただいている。半年を過ぎたころから、差が６０や５０の時が出来だして、それと並行して元気になった。体調変化を克明に記録し、インターネットで調べた情報で自身を診断したりしていたが、最近は笑顔で来て笑顔で帰って行く。
　奥さんが最近鬱っぽくなったそうで、煎じ薬を飲ませたいそうだが、断固拒否されるそうで、そのことをとても残念がっている。

１０歳代　男性　（過敏性腸症候群　腹痛　下痢型）
６月１日に相談を受けた時の症状。
特に午前中繰り返すお腹全体の痛みと下痢（カレー状）でトイレに１０分こもる。当然学校には行けない。
２週間後
食欲が出てきて、笑顔や冗談が出るようになった。
４週間後
学校に行けだした。便の回数が減って、カレー状態からまだ柔らかいが形が出来た。残便感がなく出ればすっきりする。
教室ではまだ不安感があるから、気にしなくて済むようにしてくださいとのこと。

僕が何をお手伝いしたらいいかよくわかるように電話で話してくれる。好感の持てる好青年だ。病院ではイリボー、チアトン、ロペラミド、半夏厚朴湯　五苓散を服用していた。僕に言わせれば、処方から一番大切なものが抜けている。最重要のものが入っていないから恐らくずっと治っていなかっただろう。よくぞ北海道の方が僕を見つけてくれたものだ。

女性　４０歳代　
ツアー先で風邪をひいて、声が出しづらく、咳が出ると緊急の連絡があった。歌って、弾いて、吹いてのマルチタレントだから、この症状は致命的。もう何年も、しわがれ声の漢方薬は定期的に取りに来るが、風邪は突発的だから手持ちがなかった。
翌日着で滞在先のホテルに送って、無事残りの数か所のコンサートを終えて今日支払いにやって来た。
何とか舞台で支障がない程度にやり終えることが出来たとお礼を言われた。