瓊玉膏その②です。
今回は「腸化為筋(ちょうかかいきん)」について。
「腸」は「暢」と同じ意味で「腸化」というのは、「通暢(つうちょう)」で「行き渡る」ということを意味し、まず瓊玉膏で「填精補髄」による「腎精」を補います。
その「腎精」というのは身体の組織の形成に必要不可欠な構成成分であり、この「腎精」を元にして骨や筋肉などが作られます。
つまり、「填精補髄」により「腎精」を補って、その「腎精」が「通暢」(伸びやかに行き渡る)して満たされることにより筋肉や骨などが充実して丈夫になります。
例えば「骨粗鬆症」などの老化による骨密度の低下や筋肉が痩せて力が入らない・すぐに疲れるなどの症状にその「腸化為筋(ちょうかかいきん)」の効能を目的に服用されます。
次回は「萬神具足(まんしんぐそく)」です。
瓊玉膏その②
栃本天海堂薬局 福島店 (大阪市福島区)
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更新日: 2014/09/05 |