皮膚病の多くは湿熱がたまって赤くなりかゆみが生じるものです
又湿熱ではなく乾燥して赤みがありかゆくなるものもあります
アトピー性皮膚炎では湿熱タイプですと夏に悪化する場合が多く
乾燥するタイプですと冬に悪化します
アトピーはI型アレルギーが原因ですが私の経験ではストレスが
大きく関与しています 小さい頃は喘息があって小学校中学校大学と
喘息もアトピーも生じなくなっていましたが就職してからストレスのためか
アトピーができる方を見受けます 夏に悪化する人は肘の内側首筋 膝の裏側
腹部の周りにできやすくなります冬悪化する人は乾燥タイプで 手の外側腕の外側
あしの外側に多く見られます
ストレスも関与しますので疎肝理気薬とか清熱利湿薬とか血虚生風して治す
方法も考えます
煎じ薬で作る方法と煎じるのが大変な人は粉薬を合わせるのも考えて作ります
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自律神経失調の原因は様々あります 多くは人間関係
の複雑さ 又気候の変動 暑さが続いてクーラーの部屋からの出入り 仕事上のトラブル 会社での移動 更年期によるホルモンの失調など いろいろです。 体にもいろんな変化が起きます 不眠 動悸 息苦しさ 体のふらつき 眩暈 だるさ 疲れやすい やる気が起きない 等 様々です 漢方薬はこれらの症状を考えて漢方薬を作ります 五臓六腑の考え方は 肝 心 脾 を中心に考えます 漢方薬は柴胡疎肝湯 柴胡加竜骨牡蛎湯 柴胡桂枝湯 抑肝散 抑肝散加陳皮半夏 酸素仁湯 加味帰脾湯 半夏厚朴湯 温胆湯 柴胡桂枝乾姜湯 四逆散 などがあります。 |
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更新日: 2024/09/19 |
不安神経症の症状は人によって違います。 動悸 息苦しい 喉の閉そく感 体のふらつき 眩暈 吐き気
焦燥感 様々です 私どもの経験では 予期不安が多くを占めます 多くは人間関係によるストレス 人間社会では人付き合いはあります より良い関係を創ろうと頑張った人に見られます。 頑張ってもならない方も多くいます 又気候の関係でも多くなります 気圧 温度差により自律神経が 乱れ体に症状が出やすくなります 春 秋 に多く見られます 漢方 中医学 の考え方は 五臓六腑の働き方で考えます。 神経症 自律神経失調症 パニック症候群 等は肝 心の関係で考えます 脾 腎、関係しますが肝と心の関係を考えて作ります 舌診 問診 脈 等で確認します |
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更新日: 2024/09/02 |
土用丑の日 ウナギで有名です 江戸時代 平賀源内がウナギを売るために作った宣伝の言葉と云われています
漢方 では 陰陽五行説を大切にしています。 この中で土用は長夏の季節を指します 木 火 土 金 水 と考えます 季節も五つに分けて春 夏 長夏 秋 冬 に分けます この土が 長夏に対応します 今時の梅雨ごろからを長夏といいます 五臓 ですと肝 心 脾 肺 腎の中で脾に対応します 脾の性質は土に似ていると考えています 脾は気を作り吸収する臓器ですので脾が弱くなると気ができなくなり脾虚といい疲れやすくなります 土は水がたまると弱くなります 脾も湿がたまると弱くなります 湿邪困脾といいます 漢方では健脾利湿剤 人参などをつかいます 平賀源内はこのことで土用丑の日のキャッチコピーを考えたのかと存じます。 |
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更新日: 2024/07/11 |