骨粗鬆症の痛みを抑える薬でカルシトニン製剤を使った注射があります。
カルシトニンは血中のカルシウムイオン濃度が高くなったときに主に甲状腺から分泌され、骨へのカルシウム沈着を促進して血中のカルシウム濃度を下げる作用があります。
もう一つの作用として中枢神経系に痛みを抑制する長期的な作用があり、これが腰痛や神経痛、さらに内臓痛など様々な原因の痛みを和らげると考えられています。
カルシトニンが分泌されるためには体の中のカルシウムイオン濃度が高くなる必要があり、そして、分泌量はカルシウムイオン濃度の上がる量に比例します。
カルシウムイオン濃度がゆるやかに、かつ長く上がってもカルシトニンはさほど分泌されません。
効果的にカルシトニンを分泌するには速やかに、かつ短期間にカルシウムイオン濃度を上げることが理想的と言われています。
吸収の良いカルシウムほど、カルシウムイオン濃度が高くなりやすく、無駄なくカルシトニンが分泌されるため、腰痛など痛みで悩まされている方はカルシウムの摂取の方法も考えてみてはいかがでしょうか?
ご相談ください!
先日、「今でしょ!」でブレイクしたあの先生の番組を観てると、肩こりに効くつぼの紹介がありました。
手の甲を上にして親指と人差し指のつけ根の骨と骨が接する部分を押すと効くらしく、おまけに目にも良いといいます。 最近、パソコンと長時間にらめっこばかりして目の疲れが酷い私は早速押してみました。 ・・・なんだろう。押してると、押してる指に力が入らなくなってしまいました。 今度は反対の手で試してみようとするも、押す前から反対の指も力が入らず・・・ ツボ押しでこんなことってあるのだろうか? さっぱり分からない 指に力が入らなくなることが面白くて翌日もやってみました。 すると、今度は不思議なことに指の力が抜けないではあ~りませんか。 しかし、その代り、押した場所が痛い・・・ さらに次の日もやってみると、これまた不思議で指に力が入らなくなったではあ~りませんか! おまけに押した場所も痛い・・・ その日はツボ押しをしてないときでも、時々、力が入らなくなり、ペットボトルのフタを回すのも蛇口を捻るのも一苦労・・・ 今では恐怖からなのか分かりませんが、ツボを押そうとすると力が入らなくなります(笑) 私みたいになる人はいないと思いますが、ツボ押しにはくれぐれもお気を付けください! |
ツイート |
更新日: 2014/07/06 |
本日の愛媛新聞に「クールダウン浴」というのが載っていました。
暑くなってくるとシャワーで済ませがちになりますが、それでは疲れが取れません。 熱中症を予防し、寝つきを良くする夏向きの入浴法があるそうです。 入浴に適した温度は、冬場なら41度前後ですが、夏の「クールダウン浴」では33~36度ぐらいにするのがポイント! これは人間の深部体温の37度よりは低く、皮膚温の32度よりは高い温度。 深部体温を下げる 暑い夜に快適な睡眠を取るには、深部体温を下げて体をリラックスさせる必要があるので、お湯の温度は37度より低くする。 一方で、皮膚温より湯温が低いと冷たく感じて不快な上、皮膚の血管が収縮して皮膚表面の熱の受け渡しが滞り、体内に熱が閉じこもってしまうため、32度よりは高くする。 同様の理由で、冷たいシャワーを浴びたり水風呂に入ったりしても体温を下げる効果は低いといいます。 入浴時間は10~20分程度。 水位は脇の下くらいまでにする。 ただ高齢者の場合は水位は心臓より低く、みぞおちあたりまで。 ふくらはぎほぐす お湯に浸かったら体をマッサージ。 足は爪先の方向から心臓に向かってもみほぐす。 特に「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎのマッサージは、足にたまった血液を上半身に戻し、むくみを解消するのに効果的 湯上りに水を 夏の夕方と言えば風呂上がりのビール。 しかし、その前に水を飲んで。 入浴すると汗をかいて体の水分が失われます。 アルコールの分解には水が必要なので、いきなりビールは体に良くありません。 今年の夏はクールダウン浴を試してみてはいかがですか? |
ツイート |
更新日: 2014/07/01 |