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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

とうもろこしの皮をむくときに剥いでしまう「ひげ」

実はこの「ひげ」、体に良いんです!

とうもろこしのひげは、植物の要素で言うと「柱頭」にあたるところ。
つまり「ひげ」は、雌しべの先の部分で、受粉して子孫を残すための大事な場所であるため、カリウム、鉄、食物繊維、ビタミンKといった栄養素が豊富に含まれています。

とうもろこしのひげは、ナンバン毛という名前で漢方として使用されており、強い利尿作用があります。

太っている・・・と悩む女性に案外多いのが、体の巡りが悪くなって老廃物がたまってしまい、むくんでいることで太っているように感じている「むくみ太り」ですが、とうもろこしのひげの強い利尿作用により尿から老廃物を排出することにより、むくみだけでなく、肌のくすみも改善され、美肌にもつながります。

また、とうもろこしのひげには、食物繊維も豊富に含まれているため、便秘の解消にも力を発揮します。

その他にも貧血や月経前症候群(PMS)にも効果があると言われています。

こうしてみると、とうもろこしのひげは、女性にとって非常に魅力的なものではないでしょうか?

とうもろこしのひげ茶の作り方

水600mℓにとうもろこしのひげ10~15gを入れて弱火で加熱し、沸騰後約15分弱火で煮詰めて濾してから、3回に分けて服用します。

当帰は、女性の健康と美容に欠かせない生薬で、貧血や冷え性、生理不順や不妊、更年期障害など、女性に特有の症状によく用いられています。

当帰の語源はいろいろありますが、私がよく話すのは

ある若い夫婦がいました。
奥さんはめちゃめちゃ美人だったんだけど、あるとき病気に罹り、どんどんやつれていって美貌が失われていきました。

すると旦那さんはどうしたと思います?

家に帰らなくなったんですよ。

奥さんが弱っているのに、酷いですね。
最低のクソ野郎です。

さぞかし奥さんも悔しかったでしょうね。
奥さん頑張りましたよ。
自力で薬草を採りに行って煎じて飲みました。
するとみるみる内に体調が良くなり、以前のような美しさを取り戻しました。

その噂を聞きつけた旦那さんは家に帰ってきたんだとさ。
その薬草のおかげで旦那さんが当に帰ってきたので、その薬草は当帰と名づけられました。


これ以外に美しい話もあるんですけど、何故かこればっかり話してしまいますわ。


生理・妊娠・出産・授乳といった大切な機能を持つ女性の体は、男性に比べて多くの血液を必要とします。
女性の健康は血液と深い関わりがあります。
貧血や冷え性、生理不順、生理痛、更年期障害など、多くの女性の悩みとなっている諸症状も血液不足や血行不良が原因になっています。

血液は肌や髪などにも栄養を送って潤してますが、血液不足や血行不良は、潤いのある肌や髪といった女性の美容にも大きな影響を与えます。

当帰が昔から「女性の宝・美容の女王」と呼ばれているのは、不足しがちな血液を補う作用と、体を温め、血液の流れを活発にする作用に優れているからです。

みなさんは楊貴妃という女性をご存知ですか?

中国の唐の玄宗皇帝に寵愛され、寵愛され過ぎたために国が乱れ、反乱にまで発展させてしまった傾国の美女であり、中国4大美女の一人に挙げられています。
彼女が元凶だとして処刑されましたが、彼女の虜となり、何でも叶えようとアホなことをしていた玄宗皇帝にすべての原因があると私は思うんですけどね。

そういえば、ファン・ビンビンがドラマに映画にと楊貴妃を演じてましたが、本来の楊貴妃はぽっちゃり体型なんですよね。
昔の中国では、細い女性は不健康とみなされ、ぽっちゃりした女性の方が健康的で愛されてたんですよ、確か。
でも今は細い女性が美女扱いされてますから、ファン・ビンビンみたいな女優さんが演じないと見てもらえないかもしれないしね。


さて、中国4大美女の一人である楊貴妃が愛したお酒があるんですが、それが

楊貴美酒!

温める生薬と冷やす生薬が半々に配合されており、その絶妙な組み合わせで

血液の循環を良くして身体を温め、生理の苦痛を和らげ、血を増して血色を良くし、心を穏やかにします。

生理不順や血行不良、貧血、美容、保健強壮などに効果があると言われています。

作り方は

当帰15g 芍薬8g 牡丹皮7g 茯苓8g 竜眼肉15g 香附子7g
紅花10g 山梔子5g 薄荷5g 柴胡5g 菊花5g 大棗10g

①上記の生薬とホワイトリカー1リットルを容器に入れ、フタをして軽く振り、生薬をなじませます
②日の当たらない涼しい場所に保管し、最初の4~5日は1日1回液を軽くゆすり、浸出を促します
③10日後にフタを開け、グラニュー糖150g、はちみつ80gを入れてよく溶かし、1ヶ月ほどねかせます
④1ヶ月後、濾して別の容器に移します

飲み方

1回20mℓ、1日2~3回食前あるいは寝る前に
薬酒は少量ずつ、毎日飲むのが基本です


美容と健康に興味のある方はぜひお試しください。

杏仁豆腐でおなじみのクコの実

クコの実には、滋養強壮作用や視力回復、肝臓や腎臓の機能を丈夫にする作用がありますが、その他に

紫外線から肌を守る効果があるとして注目を集めています。

紫外線やストレスなどによって活性酸素が体内に発生させますが、この活性酸素は老化を引き起こす原因となります。

クコの実はその活性酸素の発生を抑えてくれます。

クコの実を事前に摂取し続けることで、そもそもシミを作らない体質に導くことができます。

クコの実をそのまま食べてもいいのですが

はちみつとクコの実の美人茶というのもお勧めです。

作り方は簡単

クコの実 大さじ2
はちみつ 大さじ2
熱湯 2カップ

ティーカップにクコの実とはちみつを入れ、熱湯を注いで2~3分ほど蒸らして完成

分量は好みで変えても良いです。
私は適当に入れて、パンダグラスで頂きました。

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ワインにクコの実を入れて飲むのも良いかも♪

これからの紫外線対策にクコの実を取り入れるのもアリかもしれませんよ

6月8日、BSプレミアムで「美と若さの新常識」という番組で漢方が取り上げられていました。

栃木県の女性は日常的にハトムギを摂取しているため、非常に肌が綺麗なんだそうです。
小山市はハトムギの産地であり、はとむぎ味噌やハトムギ納豆、ハトムギジェラートまであるそうです。

ハトムギには、アデノシン、パラクマル酸ナトリウム、フェニルアラニン、グアノシンの4つの美肌成分が含まれており、これらが繊維芽細胞の増殖を促してくれます。

老化によって肌のコラーゲンが減ると、シワになります。
そこにコラーゲンを作る繊維芽細胞が増えることで肌は弾力を取り戻します。

古い細胞が残らないで、次々と新しい細胞が生まれてくると、しっとり感が出、シミ・シワの改善になり、美肌・美白に効果が現れます。

1日16gのハトムギを摂取して2ヶ月後にはシミが薄くなったと番組内で紹介されていました。
まぁ、人によって効果の程は違いますが・・・

ハトムギはお茶として、またお米と一緒に炊いて食べれるなど、手軽にできるものなので、お肌が気になる方はぜひお試しください。