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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

月経はホルモンの分泌と伝達が関係しているため、現代医学ではホルモン剤を使います。
しかし、止めるとまた無月経に戻ったり、飲んでも無月経のままだったりすることもあります。

そもそもホルモンは血液によって運ばれるため、血流が悪ければどんなにホルモンを外的に入れたとしても目的地に運ばれにくいため、効果を発揮しません。
血流が悪い方は漢方薬で血流改善させながらホルモン剤を使うと月経が来るようになったり、止めても戻らなくて済むようになったりします。
ホルモン剤を使ってる方はぜひ漢方薬の併用をお勧めします。

漢方では無月経は過度のダイエットなどで気血が不足することで月経を起こす力がない場合や、ストレスなどによって気血の流れが滞り子宮で詰まって出血が起こせなくなっている場合、加齢による場合などを考えます。

無月経の治療は、まずは月経を起こさせることにあります。
次に安定、継続。
そして服用を止めても月経が来るところまでが治療です。
だから最低でも半年くらいは続けるといった覚悟は必要になってくるかと思います。
無月経の期間が長ければ長いほど治療にかかる期間は長くなります。
早めの治療をお勧めします。
ご相談ください。

月経前になるとイライラしたり、落ち込んだりと不安定だったり、頭痛、めまいがしたり、動悸がしたり、何か不快な症状が現れる方がいます。
いわゆる月経前症候群(PMS)というやつです。

月経前は妊娠のための力を子宮に集めようとしています。
この力は当然血液によって運ばれるため、血流が悪くなると必要なものが運ばれにくくなります。
運ばれにくくなっても体は諦めることなく必死で集めようとするので、興奮状態に陥ります。
この過剰な興奮が体に無理をさせ、さまざまな症状を引き起こしてしまいます。

血流を良くしたら良いといえば良いのですが、血流が悪くなっている原因はさまざまあります。
例えば冷え、ストレス、血液自体が少ない、血液を流す力が弱い、血液が淀んでいるなど血流が悪くなる原因は人によって違ってきます。

PMSは漢方の得意とする分野です。
ご相談ください。

男にはつらさが分かりにくい月経痛
月に数日だけなので対症療法としてロキソニンを飲まれている方も多いことと思います。
連用し続けることで胃痛などの副作用が起こりやすくなったりもするので、ぜひ漢方薬を試してほしいものです。
ドラッグストアにいっぱいありますからね。
漢方薬局はちょっと敷居が高いと思う方はまずはそちらで試してみてください。

選ぶときに注目すると良いのが入っている生薬です。

月経痛は経血を排出させる際に子宮の筋肉が収縮することによって起こります。
ただ単に筋肉の収縮を緩めて痛みを止めるためだけだったら、芍薬と甘草が入ってる漢方薬を選びます。

また子宮が冷えることでも痛みが起こります。
その場合は子宮を温めて血流を良くする当帰、川芎が入った漢方薬を選びます。
痛みが強い場合は当帰と川芎以外に芍薬と甘草も一緒に入ったものか、芍薬と甘草が入った漢方薬を合わせる必要があります。
冷えの度合いが強い場合は呉茱萸だったり乾姜だったり温める生薬が入ってるものの中から選ぶといいでしょう。

温めるような漢方薬はお湯で飲まないとあまり効果ないので、面倒でもお湯を沸かして飲んでください。

女性特有のお悩みによく使われることでも有名?な婦宝当帰膠
イスクラさんから出てます。
そして、それと同じようなものでコタローさんから出てる婦人宝があります。
違いは何なんでしょう?

構成生薬、分量ともに同じではありますが、味は婦宝当帰膠は甘いです。
婦人宝は甘さを控えている分、若干生薬って感じがします。
あくまで個人的な感想ですが・・・

量はともに300mℓですが、婦宝当帰膠が1回4mℓに対して婦人宝は1回5mℓと1mℓ多いため、婦宝当帰膠は37.5日持つのに対して婦人宝は30日と短いため、定価は同じでも婦宝当帰膠の方がお得といえばお得になります。
ただ、婦宝当帰膠は一瓶に300mℓ入ってるため、開封してから飲み切るまで日数がかかりすぎるため品質の維持はしにくいです。
それに比べて婦人宝は一瓶100m1ℓで3本入っているため、10日毎に新しいものに変わるため、品質はある程度保たれるという利点はあります。
どちらを取るかですね。

婦宝当帰膠は中国で製造されているため、供給が不安定であるのに対し、婦人宝は国内製造なため、供給は安定しています。
国内に拘る人は婦人宝がおススメですね。

添加物の量でも違いがあり、婦宝当帰膠は白糖及び黒糖のみなのに対して、婦人宝は白糖、黒糖以外に9種も入っており非常に多いです。
添加物に過敏に反応される方は婦宝当帰膠を選択した方が良いですね。

婦宝当帰膠、婦人宝ともに当帰が全体の7割を占めており、当帰は血を補い、血流を良くする作用があり、それらの不調が原因で起こる生理痛や生理不順など女性特有の症状の改善に役立ちます。
血流が良くなって血色も良くなった結果、お肌の状態も良くなるので結果、美容にも繋がるのです。

ただ血色が悪いからと言って、胃腸が弱いために栄養がとれてなく血色が悪いというのではなく、あくまで胃腸は特に問題なく栄養もしっかりとれているのになぜか血色が悪いという方に使います。

当薬局では婦人宝を扱ってます。
気になる方はご相談ください。

コロナが流行りだしてから多くの方が手洗い、うがい、マスクをするようになりました。
神経質な方はアルコール除菌なんかもしたりして。
そういうことを徹底しているのに風邪やインフルエンザにかかったんですけど何で?と言われる方がいます。
確かに上記のことをするのも対策にはなるのですが、所詮上っ面でしかないんですよね。
ウイルスなどに負けない体を作るという肝心のことが疎かになってます。
遅くまで起きていたり、休みの日は遅くまで寝ていたり、食べすぎだったり食べなさすぎだったり、ストレスを溜め込んだり、運動しなかったり・・・
不摂生な生活を改めることをしない限り、厳しいかと思います。
実際問題、難しいでしょうね。
規則正しい生活ができにくい世の中になってますから。
それでも風邪、インフルエンザ、コロナに負けない体作りを心がけましょう。