肝および胆のうの経絡と通ずる箇所に「目」があります。
肝が疲れると視力障害や目の充血、目のかすみ、目やにが多い、
光がまぶしいなどの目の症状として現れます。
目の眼底検査の写真を見たことがある方も多いと思います。
赤い線が血管で、目に栄養や酸素を運んでいます。
血液の流れが悪いと、栄養や酸素が供給されず、目の病気の原因にもなります。
また目は最も新鮮な血液を必要としている臓器なので、
血液の汚れも目に出やすいのです。
肝の浄化力の低下により血液中の不純物が目の水晶体や血管に目詰まりすると、
白内障や緑内障などの症状が出てきます。
パソコンなどの使いすぎによる眼精疲労やドライアイなども
ストレスや電磁波の影響もあります。
同時に目は水が集まるところとも捉えます。腎の働きが関与します。
すなわち目の病気は「血と水の病気」として治療方針を立てます。
言い換えると肝と腎の立て直しを図ることでトラブルを軽減していきます。
血流循環を良くして水の排泄を促すことが大切です。
あわせて抗酸化物質もうまく取り入れて加齢による変化への予防も大切です。
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更新日: 2015/03/19 |