書こうとすると、手が震えるという人
それだけなく、力を抜くと 勝手に右手が「グー」になってくる。
実際に書いてもらうと、書けなくはないが、
筋肉が硬直しているみたいになって震えてきて。。」とおっしゃる。

ネットで調べて、「書痙」かもしれません との事で ずいぶん心配な様子。

確かに、その感じはするけれど、震えよりも固い感じが強く
精神的緊張やストレスが滅茶苦茶背景にある様子でもなく、不随意な震えが強烈でもなかった。

腕から手をよく調べてみると、明らかに筋肉の短縮している部位が数か所見つかり、
この部分の筋緊張を解除すべく、針治療をしたところ、2回で治った。

思えば、書き仕事の積み重ねで、筋肉に疲労が蓄積していたものと思われます。
良かった良かった。

 

キーワード別 一覧へ

眼がうっとうしくて仕方ないという人。
自覚症状といえば、とにかく 「うっとうしい」のと「充血」
それ以外の症状はないという。

眼科に幾度となく かかるけれど、
診察の結果、何もない!とのことで解決せず。
それでも、つらいので、また、眼科に行くと、「また、来たん?」みたいに言われて。。。。。

その方の気持ちよくわかります。
眼科的には何もなくても、首凝りがあると、そうなるんです

そこで 首~後頭部にあるツボに針治療。
これは福田漢方が最も得意とする治療のひとつ。
ツボもいわゆる教科書的なツボから少しずれた所にある
「秘伝のたれ」的なオリジナルポイント
これが効いた!

次に来られた時には、充血はかなり引いていて、涙目のような感じも無くなっていました。
自覚症状の「うっとうしい」のも激減しました とのこと。

今後は、定期的にケアすることでいいでしょうとなって、
次回の予約を入れて帰っていただきました。
うまくいきました。良かったです。

     

キーワード別 一覧へ

最近良く目にする処方・・・・・
こむらがえりに病院で漢方もらっています。」と言うから見たら、
ツムラ68番 芍薬甘草湯 ・・・これ、あちこちの病院で。。。

それでいいいのか?そう思います
こむらがえり=ツムラ68番 芍薬甘草湯
とりあえずこれで!の如くな処方はいかがなものかと。

こむらがえりは、様々な原因から来ますし、 
安易な処方は賛成しません。
冷えがあって血流が悪い場合は、冷えを取って血流を良くする処方を選択するべきですし
慢性的な下痢があるなら、それに対応する処方をというように工夫が必要です。

また、芍薬甘草湯は頓服的な処方なのに、
漫然と長期投与されている。…これも問題。
長期投与する場合は、それなりの理由とモニターが必要です。

一方で、ツムラには申し訳ないけど、
ツムラは効かない、福田漢方のでないと」という人もありました。
同名処方でも違うんです、モノが。。。。煎じるのとエキス顆粒でも違うし、エキス剤もいろいろ。

合成薬品に比べて、安易に処方されることに危惧を感じます。
やはり、専門のところで相談してほしいですね。

漢方専門の病院もありますが、
専門で、効かしたい!というところは 保険のきかない自由診療が多いと感じます。
保険では、品質や処方に限界があるのです。
そう思っている専門家が多いのではないでしょうか。
ついでに漢方も出してくれるところでなく、
専門のところ、モチはモチや。です。

   

キーワード別 一覧へ

更年期のような症状を訴える人には 、
20代 30代の人や、 60代や70代の人まで幅広い年齢層の方がいます。
本当の更年期と思われないような人まで似たような症状を伺う事が多くなりました。

ストレスが原因で自律神経が乱れたり、
「血」のめぐりが悪くなってホルモンバランスが乱れたり
いかにも現代病のような人が多いように感じます。
これらに対して漢方でアプローチすることで効果は充分期待できます。

70代の女性、
上半身に汗をかきやすく、下半身は冷えて仕方ないという。
漢方でいう「上熱下寒」の典型のような訴え。
病院で相談しても、「よくわからない」という。
高齢の方には、ホルモン剤投与はしないのが原則で、
漢方しかないだろう という事でお見えになった。

話を聞いていくうちに、「気が走る」タイプの人と判明。
東洋医学では、おへその上あたりで湧いた「気」が上昇して
やがて「肺」の力で全身に送られるのだけれど、
何らかの理由で「肺」にトラブルがあると、「気」が上昇しっぱなしで
気が下がらず、結局、上半身に熱、足は冷える という事になります。

ここにアプローチする漢方を選択して服用することで解決していきます。
現在、服用始めたばかりですが、次回、お見えになっての報告が楽しみです。

   

キーワード別 一覧へ

思い切りこけて、病院に行ってレントゲン撮って
「骨は大丈夫です。湿布と痛み止めで様子見ましょう」と言われ、
待てど暮らせど 一向に良くならない痛み。
そこで、願い出て、MRI 撮っても異常ない。
一月ほどたって、「まあ、また何かあったら来てください
で、治療終了。 何も解決せず。
良くあるパターンの Aさん。

肉離れして、「ギブス固定するほどでないので、安静にして湿布しておいてください。」
と言われ、じっとしていたら、歩けなくなってしまった Bさん。

膝近くの病変の手術を大病院でした後、
「手術は成功しました。もう大丈夫です」
と言われたけど、徐々に足が腫れてきて
痛くて歩けなくなった Cさん。
おかしいね。手術は成功しているし、どこも悪いところないけど。。。」
と言われ、途方に暮れていた。

例に挙げた3人のような人は、はっきり言ってたくさんいます。
日常、診させてもらっていて、
骨に異常なく MRIでも異常なく、病院では経過観察にだけされて全く解決に向かわない
こんな人は、大抵の場合、筋肉や靭帯、腱に問題を抱えています。
そこを丁寧に丁寧に治療していくことで、治癒に導いた経験がどれだけあった事か。
「おかしいね。何で良くならないのかな。。。。」という医師達。

肉屋」の私にお任せください。

 

キーワード別 一覧へ