健康トピックス 「ガンの代替補完療法(再発予防、病院治療の補完、ガン予防)」

女優の南果歩さんが
抗がん剤治療を止めて
代替療法に切り替えたとか。

詳細は分からないので、
その事の是非をとやかく言うつもりはありませんが、

やはり、基本は
厚生労働省の認める標準治療だと私は思います。
その標準治療の副作用の軽減なり効果の補完なりを期待して
代替療法を行うのが王道だと思っています。

もちろん、
抗がん剤治療を止めざるを得ない理由があるなら
仕方ありません。
その時は、それ以外に何ができるかを考えながら
代替療法の役割も判断しながらになると思います。

先日、ある文献で、
抗がん剤治療と漢方薬の併用で
がん細胞がかなり小さくなったという報告を見ました。

そういう事なのだろうと思います。


   

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最近話題の免疫療法。
大きく分けて二つあります。
ひとつは、医療保険適応の「免疫チェックポイント阻害薬」
これは がん細胞がかけた免疫の「ブレーキをはずす」薬です。
効果は概ね10~30%です。

一方、免疫細胞を活性化して免疫能を高めるというのが
ストレス解消・健康食品・各種免疫療法・・・・
これが、効果の割に高額で 今、問題となっているのです。

がん細胞は「ずる賢く」免疫細胞が活性化されても
上手くすり抜ける「技術」がありますので、
なかなか手ごわいのは事実。
しかしながら、免疫能が弱ると そこに乗じてくるのも厄介な所。
やはり、平素から免疫能を高めておくことは重要だと考えています。

費用対効果を考えながら納得できれば、お試しください。
もちろん、予防治療以外で、
現実にがんと闘っておられる方は、「標準治療」が基本です。

 

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ホームページ上にもありますし、
以前にも、記載したところではありますが
がん治療に対する考え方について
今一度 おさらいします。

私が提案する代替治療というのは、
「何もかも捨てて 私の言うとおりにしなさい」
という話ではありません。

あくまでも、現代医学的な観点から
「標準治療」を選択します。
その事に疑問があるなら
セカンドオピニオンを専門家に求めて
総合的に判断して、
その方の希望に沿うような現代医学的治療を最優先します。

そのうえで、
それだけでは心もとないと思う人
副作用を軽減したいと思う人
さらなる予防効果や治療効果を期待したい人

そういう方に提案させていただく
「補完療法」であります。
そうすることで、いわゆる生存率が上がることを期待するものです。

 

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動物実験でも臨床の場でも
漢方薬によるがんの転移抑制が認められているのですが、
前述の研究グループの実験結果では
漢方薬の服用量を多くした方が効果が高いと判明したとの事。
つまりは、
肉体的負担(副作用)と経済的負担を充分に勘案して
最高用量使えたら効果が期待できるという事になります。

ここからは生身の体ですので、
経過を見ながら慎重にという事になると思います。

IL12・IFNγ・NK細胞活性・パーフォリン・VEGFといった
キーワードの判明している作用機序もあるのですが
ここでは難しいことは省略します。

言える事は、
がんが成長するのに必要な栄養補給路を攻撃して
転移を抑制する作用が十全大補湯にあるという事です。

それ以外の漢方処方にも
いろいろな角度からがん細胞を攻撃することが判明してきました


それをメインの治療にするのは勇気がいりますが
もし家族が自分が治療を必要とする立場になったら
間違いなくこれらの漢方も服用すると思います。

 

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昭和大学医学部教授 久光正先生によると

「臨床では十全大補湯による肝がんや大腸がんなどの
肺への転移抑制効果が複数報告されており、
基礎研究でも十全大補湯ががん転移を抑制することがわかってきました。
これまでの研究では結腸がんの肝転移に対する十全大補湯の
マクロファージ T細胞を介した効果 結腸がんの肝転移に対する
補中益気湯のNK細胞を介した効果が報告されています。」
との事。

あまり証を気にせず、
がんの再発予防や転移予防にトライする価値があるのでは
と期待します。

つづく

 

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