• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

症状の裏に消耗あり。
今回はこり
日本人には身近な症状とされています。

「こり」という症状は凡そ、身体的症状としてのイメージが強いですが、
果たして漢方医学では心身一如:心とからだは対を成すという考えの下、
心の症状としても捉えることができます。

こり、凝り、懲り…。
凝りはからだがこる、そして懲りはこころがこることを指しており、
凝りが懲りを誘い、懲りて凝りを生ずる。
ですからあなたが何らかの「凝り」を感じているとき、
そんなあなたのこころは懲りているかも、
時間をかけて心が消耗しているかもしれません。
そのような潮流の先にあるのがうつうつとした感情、
さらには欝という病でしょう。

そしてからだがこる=凝るとは、周知のように「固くなること」です。
だからこそ、凝りに対して揉み解(ほぐ)す、
柔らかくするという対処法が有効なわけですが・・・。
それでは凝りへの対処として、
常に解しておくという予防策は有効なのでしょうか。

凝りに準じたけいれん性疼痛に用いる処方で芍薬甘草湯があり、
これをこむら返りなどの予防に服用される方も少なくありません。
たしかに有効な手段ではありますが、
個人によっては手足のだるさや痺れ、脱力感、うっ血といった
副作用が現れたりもする。
だからこそ「医師の処方・管理の下」でという条件がつく訳ですが、
これは、凝りへの対処として「常に解す」という行いには、
そういう側面、ひいては弊害もついて回るという一つの事実を表しています。

ここで立ち止まって、少し考えてみて下さい。
「固まっている」から、「解せる」のではないかと。
固まっていないものを解すから、
先に述べたような弊害も現れるんじゃないかと。(つづく)

こちらの記事は、漢方柿ノ木薬局のfacebookでも掲載しています。
facebookへはこちらからリンク
また漢方柿ノ木薬局の詳しい情報はこちらでもリンク ご覧頂けます。


Copyright© kanpo-kakinoki All Rights Reserved.