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きょうの東日本は、かなり温かい天気だったようで。
この不自然ともいえる急激な陰→陽の変化が、
からだのコントロールに誤作動を招く事もあり、
反って負担にならないかと心配です。
ここは「油断せずに締まっていく。」が吉かもしれません。

今年のインフルエンザはかなり猛威を奮っていますが、
感染症予防には基本的な手洗い・うがいに加えて、
鼻呼吸 を心がける事が大切です。

先日のNHKニュースでも放送されていましたが、
幼稚園の子供たちが鼻呼吸を意識するトレーニングを続けたところ、
トレーニングをしていない同年代の子供に比べて、
インフルエンザの発症率が低下したとの事でした。
小さな子供は、口周りの筋肉の働きがどうしても弱く、
それを鍛えるために意識的にトレーニングを行うことで、
口呼吸を抑え、鼻呼吸へとシフトさせる事が有効だそうです。

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鼻と口。ときに呼吸器としてひとまとめにしがちですが、
漢方では鼻は肺と関係するのに対して、口(唇)は脾と関係します。
口はあくまで 飲食の入り口 であり、呼吸の入り口ではありません。
ましてや、呼吸の出口ではありません。
鼻の(呼吸)が詰まれば、口の(呼吸)に頼りますが、
その実、肺に備わった機能までを引き受けることはできない訳です。

鼻は「鬼は外、福は内」のごとく、正邪の選別ができますが、
口は飲食の入り口ですから、基本的にそういう事は不可能です。
対して、鼻呼吸を心掛けること、鼻の通りを良くすることは、
肺に備わった機能を正常に働かせる役割があります。

呼吸の上でも、口は災いの元 といえるのかもしれませんね。


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