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皮膚の働きは、五蔵で言えば肺に属します。
薄い構造をした皮(膚)は、その中に大切なものを包むのが役割です。
その薄さでものを遮り、防ぎ、守る。
肺が宿す肺気は、有形・無形を問わず、身体に存在するものを包みます。
包んで外から守る。包んで一緒に動かす。包んで外に排出する。

老廃物も含めて、自分の身体から出ていくものにも、肺の姿が写ります。
だから捨ててもいいけど、無視しない方が良いです。

youkai_byakko

五行論では、肺(の働き)を白虎(の牙爪)に例えます。
皮膚=刃物ではありませんが、包みに伴う薄さは
研ぎ澄ませた存在を連想させるんだと思います。
そして研ぎ澄ませる事に、シワやたるみがあっては成りません。
(皮膚にシワやたるみがあってはならないという意味ではありません)
ちなみに、号泣し過ぎ・喜び過ぎは、肺に綻びを生むらしいです。

けれど一方で、研ぎ澄ませるとは、固くすることにも結びつきます。
必要以上の固さは、大切なものを包む上での障害になってしまいます。

研ぎ澄ませるんだけど、ある程度の柔かさは確保する。
それを適度な緊張というのか、遊び心を残すというのか。
いずれにせよ、相反する性質を共に併せ持つのが、東洋陰陽の不思議世界です。


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