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寝息がうるさいと言われた。
夫(妻)のいびきが気になって眠れない。
口を開けて寝ている。

本人だけでなく、周りの迷惑にもなりがちな鼾(いびき)。
鼾は睡眠時無呼吸症や生まれながらの扁頭肥大など、
呼吸器系の疾患・異常(≒呼吸障害)を背景に現れる症状です。
また、肥満による気道の肥胖や脳卒中の後遺症による滑舌の障害も、鼾を招く要因の一つです。

深刻な呼吸障害を伴うケースや、器質的な異常による鼾は、西洋医学的治療が主体になります。
それに対して、呼吸機能の一時的な不調による鼾や、老化に伴って自然に生じる鼾、
心身の疲労、日々の食生活を反映した鼾などは、漢方治療の対象になります。

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漢方では、口からの呼気(はき出す息)に現れる症状は
肺(呼吸器)の働きと共に、脾(消化器)の働きも反映すると考えます。
脾は涎や肌肉(皮下脂肪)、口や唇と関係が強い部位ですが
舌の形・色味にも影響を与えます。
舌や口蓋の状態が、呼吸や鼾に影響する点から考えても、
鼾と脾の関わりは納得できる話だと思います。

毎晩の鼾(いびき)に服んでおきたい漢方薬とは即ち、
①肺の働きを正常に整える(通気を整える)漢方薬
②脾の働きを正常に整える(化痰・除熱を促す)漢方薬を意味します。

①には、鼻息の通りを整える辛夷清肺湯や、ストレスによる閉塞を改善する半夏厚朴湯
あるいは熱盛による気道不利を鎮める大柴胡湯や防風通聖散、
②には、肌肉の締まりを回復する補中益気湯、アルコールによる水腫を防ぐ五苓散、
胃腸障害を回復する藿香正気散や加味平胃散に、一服の価値があります。


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