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うつ病は国民的課題

漢方薬局けんこう屋 (兵庫県神戸市中央区)

新聞報道にもありましたが、先日(5/22)日本精神神経学会などの
4学会の理事長が、

「うつ病を国民的課題として啓発に取り組むべきである」という
提言をまとめました。


「うつ病」などの精神疾患が、「がん」や「心臓疾患」と並ぶ
三大疾患として先進諸国で最優先課題になっている点が重要視
されています。

昨年の厚生労働省発表では、うつ病患者は100万人を越え、
治療の長引く人や若年化傾向も指摘されています。

また、自殺者は3万人を越えています。

社会環境の悪化に伴い自殺や長期休務が社会問題化しており、
心や環境のケアを含めた対策が急務と思います。

「うつ病」は、「がん」についで重大な社会的損失をもたらす
国民病です。


千葉大学の精神科医清水英司教授は、
「運動には脳を刺激して、意欲を増す可能性あり」と言われて
います。

英国では、軽症のうつ病患者にまず運動・カウンセリングなどを
勧めるそうです。
大量の薬づけ医療の弊害は、注意を要する点と考えます。

漢方薬のなかには、軽症の精神神経疾患に良いものがあります。
柴胡(さいこ)、芍薬(しゃくやく)という生薬は、イライラ・緊張を
和らげ、精神を安定化させてくれる薬です。

また、香附子(こうぶし)、紫蘇葉(しそよう)[梅干に入っている
紫蘇の葉]などの組み合わせは、

抗うつ作用があり、感情の抑うつ、精神的緊張を緩めてくれます。

使用する漢方薬は、

四逆散、加味逍遥散、柴胡竜骨牡蛎湯、荊芥連翹湯、
半夏厚朴湯、香蘇散、抑肝散加半夏陳皮などの処方を、体質や
症状に合わせます。

また漢方的な病態の把握では、うつ病になりやすい体質があります。

時間はかかりますが、このような方は体質改善も必要と思います。

依存性がなく、副作用の少ない漢方生薬を組み合わせて、
神経症状を取る方法があります。

ご相談下さい。

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神戸市中央区で漢方薬の相談薬局。
アトピー、子宮内膜症、自己免疫疾患、リウマチなど

食養生も大切にしている
『漢方薬局けんこう屋』にお問い合わせ下さい。
http://www.e-kenkouya.com/リンク

【天寿を生き、心身ともに健やかな人生をあなたに・・・】
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