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脂肪肝について

肝細胞の中に脂肪がたまった状態で、脂肪が多量にたまると、細胞を圧迫して破壊し、そのあとに線維ができます。このようなことを、繰り返していると、肝臓が繊維化(肝繊維化症)され、ついには、肝硬変になります。

食事(アルコール、低たんぱく食、高脂肪食、高カロリー食など)や他の病気(貧血、うっ血心不全、膵臓病、糖尿病、副腎疾患、脳下垂体疾患など)あるいは中毒(リン、ひ素)などが原因となっておこります。

脂肪肝には、特徴的な症状がなく、肝機能検査や、肝臓の一部を切りとって、細胞を調べる肝生検をした結果、偶然に発見されることが多いようです。
脂肪肝とわかったら、養生に気をつけることです。お酒は、つとめて、飲まないようにするとともに、食事にタンパク質を多くとり、カロリーを必要以上とらないようにすることがたいせつです。

肝硬変について

肝炎やアルコールが原因で肝細胞が破壊され続けると、再生能力がある臓器であっても、肝臓の中に線維が増えて固くなり、見た目にもゴツゴツとした状態になります。この状態を肝硬変といいます。症状としては、すべての人に、あるわけではありません。それは肝臓のもつ機能に、「代償能」というものがあり、その機能が、肝臓の一部に障害が起きたとしても、カバーして働くからです。しかしながら、その機能にも、限界があるため、肝硬変の病状と共に、症状がでてきます。  

まずはじめに現れる自覚症状は、食欲不振、吐き気、腹部の膨満感、腸内にガスがたまり腹がふくれる鼓腸、下痢、便秘、腹部の鈍痛、全身倦怠、疲れやすいなどであり、これらは他の病気にもよくある症状です。

これにつづいて、さらに次のような症状が現れます。

一般に軽い黄疸が見られることが多く、高度にあらわれる時は、病状が悪化したしるしです。一定の時期が過ぎると、腹腔内に、水がたまり、腹壁は静脈が青く怒張して見えます。ときには、突然血を吐き、あるいは意識がにぶり、ついで、昏睡状態になることもあります。
また、ホルモンの代謝異常を起こすので、おへその高さより上の上半身、とくに前胸部、肩、首、上肢などに、クモ状血管腫(中央部がもりあがり、そこから、放射状に血管が配列し、その形が、ちょうどクモが足を広げた状態に似ていることから)がみられます。大きさは、2~20ミリ程度です。また、手のひらや、足の裏が赤くそまった状態になり、圧迫すると、色が消えたりします。

なお、男性では、乳房が女性のようにふくらんだり、わき毛や陰毛の脱落、性欲の減退が見られます。女性では、月経障害や無月経などがおきます。

この病気で、最もたいせつ治療法は食事療法です。高カロリー、高たんぱく、高ビタミンが重要です。

主な肝臓病として、肝炎・脂肪肝・肝硬変・肝臓ガン等があげられます。

まずは、肝炎について

肝炎とは文字通り、肝臓に炎症が起こった状態であり、赤く腫れて熱を持ち、触ると痛みを感じます。そして、肝炎というと、ウィルス性肝炎が思い浮かびますが、その他に、薬剤、アルコール、アレルギーなどが、原因の場合もあります。

そして、肝炎の原因がどうであれ、症状は似ているのですが、発症の仕方と経過もよって大きく三つに分かれます。急性肝炎と慢性肝炎があります。また、急性肝炎の特殊なもので、劇症肝炎というものがあります。

(1) 急性肝炎

寒気がしたり、気分が悪くて風邪を引いたような感じ、微熱があり、全身がだるくて食欲が全く無くなり、時には便秘や下痢が起こったり腹痛を起こしたりして、いかにも胃腸が悪くなったという感じになります。まもなく、黄疸に気がつきます。黄疸の現れる1~2日前から、尿の色は既に濃くなっていますが、体が黄ばんできてから、尿は益々濃くなり、最後にはしょう油のような色さえなります。この尿の色は黄疸と平行し、黄疸がすっかり消えるよりも前に普通の色にもどります。黄疸がハッキリ出てくる頃になると、熱や全身の倦怠感がなくなり、食欲も次第に回復してきて、顔や身体が黄色に染まっているにもかかわらず、病人は自覚的にもう良くなったような感じがします。しかし、この時には肝臓は未だかなり悪いのですから、絶対に安静を守ることが肝要で、こうした時期の養生の良し悪しが、この病気が早く良くなるか否かの岐路となるのです。

急性肝炎で他の病状や経過は全く同じですが、黄疸だけが出ない型のものがあります。「急性お胃腸炎」「感冒」などと診断されて大切な期間を不養生で過ごしていると、慢性の肝臓障害や肝硬変症のような病気に進行する時もあります。

(2) 慢性肝炎

急性肝炎は、普通一ヶ月以内に病状が去り、二ヶ月以内で回復するものですが、半年以上も黄疸が続いたり、或いは二ヶ月位で黄疸は消えても後に何時までも食欲不振や嘔気が残り、おなかがもたれて気分がすぐれず、全身倦怠感が強く仕事に根気が続かず疲れやすく、尿の色も濃くなり便通も不整であると言ったさまざまの自覚症状があり、肝臓が多少とも圧痛があり、種々の機能検査をすれば、肝臓が未だ回復していないと言うように、慢性になることもあります。

(3) 劇症肝炎

初期症状は、急性肝炎と同じですが、普通の急性肝炎の場合は黄疸が出て、1週間もすると自覚症状が和らいできますが、劇症肝炎の場合はますますひどくなり、肝機能不全と肝性脳症(意識障害のこと)または肝性昏睡を起こす特徴があります。この劇症肝炎は、肝臓病の中でも死亡率が極めて高く、1週間から、10日のうちに、70~80%の人は死亡しています。

次回、脂肪肝・肝硬変リンク について、ご紹介します。

みなさんも、よくご存知のことと、思いますが、肝臓・腎臓は、昔から大切なところと、考えられています。そして、肝臓・腎臓は、実に複雑で重要な働きをしています。

その働きの主なものをあげると、肝臓では、食べた脂肪類(てんぷら油・バターなど)・蛋白(肉・魚・卵など)澱粉(米・パンなど)を働く元気のもと・・・いわゆるエネルギーに変えたり、血や肉を造ったり、その残りをグリコーゲン等として、貯えたり、それ等の働きに必要な酵素・ビタミン類をいつでも使えるように準備したりしています。

また、肝臓で一旦造られた血液などの余分なものは、肝臓に貯えられていて、必要なとき、送り出せるようにしています。

その他、肝臓は胆汁を造っています。胆汁は脂肪類の消化の手助けをしたり、胃腸の働きを盛んにしたりします。

また、口から食べたもの、身体で造られたものには、良いものばかりでなく、有害なものがたくさん混じっていますが、肝臓はこの毒を消す働きをします。

肝臓の働きが悪いと毒が消されず、その毒が腎臓などを刺激して弱らせたり、血液不足や血行不良の為、腎臓等の働きを鈍らせたり、更には毒を腎臓で捨てることが出来るような形に変えていない為に、有毒物がたくさん溜まって命に関わるような恐ろしい病状を表わしてきます。

つまりは、肝臓で捨てやすい状態に変えた毒を腎臓で捨てます。

身体のいろんな臓器が能率よく働くためには、血液はいつも健康な一定の状態でなければなりません。

腎臓は血液の水分・塩類などを調節して、血液が濃くなったり薄くなったりしないように、また血液が酸性化したりアルカリ性化しないようにしています。

その他にも身体に不要のものは、腎臓で捨てていきます。ところが腎臓の働きが悪く、毒が充分に捨てきれないと、肝臓に再び廻って来るので、度々解毒しなければならず、肝臓が過労となってきます。

肝臓・腎臓の働きは、お互いに助け合って働いているので、肝臓が悪くなった時には、腎臓も弱らせるし、腎臓が障害された時は、肝臓も悪くなっています。
また、腎臓の悪くなった時の治し方も、肝臓を助けてやれば、腎臓の回復が早いということ、またその逆に、肝臓が障害された時には、腎臓の機能を良くするものを、与えてやれば良いということになります。

次回は、肝臓の病気リンク について、ご紹介したいと思います。

どんな病気でも同じですが、痔を治療するためには、薬だけに頼らず、食生活をはじめ、日常生活をめぐる健康管理に十分注意することが大切です。自分から治療に協力しなければ、薬の効果も、フルに期待出きませんし、一時的に、薬でよくなったかに見えても、また元に戻ってしまいます。

痔の治療の要点は、腸の働きを調整し、排便を自然のリズムにもっていくこと。
次のことに、心がけましょう。

◎繊維質の多い植物性食品を摂取し、規則正しい便通を
痔の大敵は便秘です。硬い便にならないよにするには、繊維質の食品を多く摂るのが一番です。繊維は栄養にはなりませんが、水分を吸収するので、便が硬くなることを防ぎ、腸の蠕動を促します。

◎肛門を常に清潔に
患部が不潔な状態では、治るものも治りません。後始末に紙を使用するのは、便の中の細菌を患部に塗りつけるようなものです。洗浄綿を使用するか、お湯で洗うことをおすすめします。

◎入浴・指圧を
うっ血している肛門部の血行をよくするために、毎日お風呂に入り、更に自分の指でゆっくり肛門のまわりを三~四回指圧しましょう。

◎適度な運動を
腸が本来もっている運動機能を高めるために、散歩・ジョギング・体操など、適度な運動を心がけましょう。
下痢の原因ともなる心身のストレスを解消する上でも大切です。

◎朝食を必ず食べる
人間の体には、胃結腸反射といって、食べ物が胃の中へ入った瞬間に大腸が動いて、便をおしてやろうという反射があります。この反射は空っぽの胃に食べ物が入った時に最も強く現れます。規則正しい排便のためには、朝食をしかもある程度の量を摂ったほうがいいのです。

◎トイレの長居は禁物
便意がないのに、トイレでいきんでいては、肛門にひどい負担がかかってしまいます。直腸まで便が来ている時に比べ、数倍の負担です。いきむ時間を出来る限り短くして、排便をすませるようにしましょう。

◎アルコール飲料や刺激の強い食べ物をひかえる
アルコール飲料は末梢血管を広げますし、香辛料は、度を過ぎると粘膜を刺激します。できるだけつつしみましょう。

◎足・腰・腹部の保温に留意する
冷やさないように、心がけましょう。

痔になる時は・・・

(1) 痔核(いぼ痔)
●大敵は、便秘!
人間の直腸肛門部には静脈が、網の目のよにたくさん集まっています。この部分は、元来、血液循環が悪く、静脈血がたまりやすいところです。そこへもってきて、なかなか便が出ない時、私たちは、自然にいきみます。その結果、血管に血液が充満してきて、広がります。毎日これが繰り返されると、しまいには、血管が膨らみっ放しになって、元に戻らなくなるわけです。これが、いぼ痔です。
●下痢が続くことも!
便秘とは反対に、下痢が続いて肛門部の刺激が過剰になることもよくありません。粘膜面に軽い炎症や充血が起こります。これを繰り返していくうちに、次第にうっ血がひどくなって、ついには、いぼ痔が発生してしまうことがあります。

便秘・下痢以外に、うっ血をきたし、痔になりやすい原因としては、主に次のようなことがあげられます。

●長時間の座業
●腹圧が常にかかるような仕事・スポーツ
●妊娠・出産
●腰部の冷え
●刺激性食品の摂り過ぎ 等

(2) 痔裂(切れ痔)
切れ痔の原因は硬い便です。これを、排出する時に、肛門の出口あたりが切れてしまうのです。

(3) 脱肛(ぬけ痔)
肛門は腸管の最終部分ですが、虚弱な体質の人は、内臓全体が下垂し、肛門部が外部に抜け出ることがあります。これが、脱肛です。分娩、便秘、長時間の運転等が、ひきがねとなって起こります。

(4) 痔瘻(あな痔)
痔瘻は便の中の細菌が原因です。細菌は、歯状線のデコボコのくぼみから入り込みます。正常な便は、ここを素通りしていくのですが、下痢便や水便の場合に、ヒョイと入りこんでしまうことがあるのです。



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