春は自律神経が不安定になりやすい季節です。
この時期はめまいのご相談も多くなります。
漢方が意外と効き目がいいんですよ!
お困りの方は是非ご利用ください!
【症例】
60代女性。以前からめまいがあり、加味逍遥散を病院で処方してもらっていた。
メリスロンなどめまいの薬は効果がなく、精神科を紹介されたが、なるべく薬を飲みたくないとのこと。
めまいはふわふわ、頭が後ろに引っ張られるような感じ。
加味逍遥散は1年近く服用されて、飲まないよりはいいようだけど、最近ひどくなった気がするとおっしゃいましたので、ふわふわめまいに良く使われる「苓桂朮甘湯」を煎じ薬で服用して頂きました。
服用を始めて半月後に「めまい感が減った気がする」とのことで、しばらく続けて頂きました。
3ヶ月ほど服用して、めまいはほとんど気にならなくなり、めまいの予防と疲労感の軽減の為、「加味逍遥散合四物湯」にして継続なさっています。
加味逍遥散もめまいに使われますが、この方の場合は「苓桂朮甘湯」がより有効だったようです。
漢方薬はいろいろな種類がありますので、これでダメだと思わずに、しっかり相談しながら合った調合を決めていくことも大切です!