電話・メール・店頭で相談できます
お店で漢方相談 メールで漢方相談 電話でのお問合せ 047-460-5593漢方相談 誠心堂薬局 船橋店(千葉県船橋市)
  • 漢方薬のきぐすり.com
  • ホーム
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • 交通アクセス
  • よくある質問
トップ > 健康トピックス

健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

今回は35歳のEさん
結婚して7年間不妊治療をしていました。3回ほど体外受精も試みましたが、一度も妊娠にはいたりませんでした。なかなかいい卵が採れないと悩んでおり、こうなったら体質改善するしかないとモニターに応募したそうです。

「いい卵が採れるまで半年の時間がかかる」という最初の説明を信じてくれて、苦い漢方薬も頑張って服用し、鍼治療も耐えて、念願の6か月で妊娠しました。

EさんはBMI(Body Mass Index=肥満判定の国際基準。普通値は18.5~24.9.それ以下はやせ、それ以上は肥満となる)が30近くあった肥満体形でした。
肥満は着床障害をおこすので、まずは内臓脂肪を減らすために体重を10キロ落としてもらいました。

中医学でいえば、気虚痰湿タイプ。つまり、体を温める力、ホルモン分泌を一定に保つ力が弱い気虚と、体の中に不要なものが溜まってしまい必要なものが届きにくくなる痰湿の両方を持ち合わせているのです。ですから気を補って血行を良くして補腎を行うことと、痰湿を良くするために糖質制限をしながら食物繊維を多く摂って体重を落としてもらいました。

補腎と活血法もおこないました。補腎とはホルモン分泌を安定させることです。活血法とは漢方と鍼で子宮や卵巣の血流を上げる方法です。漢方は血液の粘度を下げ、鍼は血流を集める効果があります。補腎と活血法の二つで着床できるようにもっていきました。その間も人工授精は行っていましたが、なかなか結果がでなかった。

そうこうしているうちに治療から6か月目になり、Eさんは「そろそろいい卵ができているのではないか」と期待をしながら、久しぶりに体外受精をしたらみごとに着床していたのです。妊娠中も太らないように月に一度来店し、順調に赤ちゃんも育っていきました。

漢方はその人をベストコンディションにもっていき、本来の身体の力を発揮できるようにする薬です。ですから不妊で悩んでいる人が妊娠できるのはもちろんですが、太り過ぎの人はダイエットもできるし、痩せすぎの人は適正体重になることも可能なのです。

ここが西洋医学と違うところで、漢方は全体の健康レベルを上げるという利点があります。