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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

こんにちは。前回は身体が冷えてしまいがちな陽虚体質の方向けの漢方をご紹介しましたが、今回は陰虚体質の方です。

こちらのタイプは身体を潤す水の働きが弱まり、身体がカッと暑くなりがち。足や手、顔のほてり、ホットフラッシュ、夜間頻尿や頭部の発汗、目の充血、不眠症などの症状が出てきます。

更年期の初期は月経の周期が早くなり、経血の量が少なくなり、色は濃くなります。

このタイプの代表的な漢方薬は腎気を養う八味地黄丸から、身体を温める肉桂、附子を除いた六味地黄丸(ろくみじおうがん)。この漢方薬には細胞に水分を与え、エネルギーを補う地黄(じおう)、体内の熱を発散させ、月計不順にも効果のある牡丹皮(ぼたんぴ)などが含まれます。さらに、六味地黄丸に激しい虚熱の症状を抑える知母(ちも)や黄柏(おうばく)を加えた処方、知柏地黄丸などが有効です。

また、陰陽両虚の人には陰陽のバランスのいい亀鹿二仙丸(きろくにせんがん)がおすすめです。亀板は陰(血液、骨、肉)を養い、鹿の角は陽(命、精、気)を養います。もちろん、陰虚、陽虚でもそれぞれ陰陽が足りなくなっていますから、亀鹿二仙丸を合わせて服用すると効果的です。