今回は更年期の養生法で、夜の状態を安定させると血流がよくなる理由をお話しします。
これは、交感神経と副交感神経が関係しています。交感神経は活動している時・緊張している時・ストレスを感じている時に働きます。一方、副交感神経は休息している時・リラックスしている時・眠っている時に働きます。
昼間は活動しやすくするために交感神経が優位になるため、血流は主に筋肉や脳に流れ込むようになり、内臓への血流が悪くなります。逆に夜間は昼間の活動での疲労やダメージを回復するため副交感神経が優位になるので、筋肉や脳への血流は悪くなり、内臓の血流が良くなります。
夜に眠れないのは交感神経が優位になっている証拠です。
副交感神経を活発化させて、質の良い眠りで心身を休ませ、内臓の血行をよくするためにも、夜の状態を安定させることが大切なのです。
そのために何をすることが大事なのかは次回お話しします。
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更新日: 2019/07/19 |