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パニック障害は、めまい、心悸亢進、呼吸困難といったいろいろな症状とともに激しい不安が突然発作的に起こる病気です。

以前は、不安神経症とかうつ病、自律神経失調症、心身症、心臓神経症、過呼吸症候群、と診断されていることが多かったようです。

パニック障害は、1980年に登場した新しい病名です。

 従来、不安神経症と呼ばれていた人の中に急性の不安発作をしばしば起こす群と、慢性的に不安をうったえる群があり前者をパニック障害、後者を全般性不安障害と呼ぶようになりました。

パニック障害の原因については、まだはっきり解明されていませんが、脳内の神経伝達物質であるセロトニンや、ノルアドレナリンの働きの異常で起こるのではないかといわれています。

このような、神経伝達物質が何らかの原因で誤作動を起こし自律神経が異常に興奮し、身体のバランスを崩し動悸やめまいなどを起こします。また、その興奮が、不安や恐怖などの感情と深く関与している大脳辺縁系にも伝わることから、危険もないのに不安や恐怖を感じるのだと考えられています。
 
 ★パニック障害とは、次のうち4つ以上の症状が誘引がなく急に起こるものをいいます。

 (呼吸が早くなる、めまいふらつき、頻脈ドキドキ、身ぶるい、発汗、窒息感、吐き気、離人感、非現実感、しびれ感、紅潮、胸痛、胸部不快感、死への恐怖、正気を失ったコントロールができない恐怖感)

日本でも、ストレス社会を反映して、パニック障害でお悩みの人が多くなっています。

パニック障害は100人に1人ぐらいの割合で起こると言われている病気です。

 パニック障害によく使う漢方薬は、動悸や胸部の症状には、心(シン)に問題があると考え養心安神薬である甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)などを使います。

呼吸が早くなったり窒息感には、気滞(気がどこかで通じていない状態)と考え香蘇散(コウソサン)などを使います。

めまいふらつきには、気が上のほうへ上がっていると考え気をおろす漢方薬の桂枝加龍骨牡蠣湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)などを使います。

 すこやか堂では、一人一人の症状や体質が多彩なため時間を掛けてお話を伺いその方に一番良い漢方薬をお選びおつくり致しております。

《自律神経を調整する訓練法》
●自律訓練法
 ドイツの精神科医シュルツが考案した方法で、自律神経を整える訓練をしていくものです。そして、心身のリフレッシュ効果もあります。

  姿勢  
 仰向けに横たわる(このほうが効果が早く現れます)か、楽な姿勢で いすに腰掛ける。

  手順 
(1)目をつむり、深呼吸を2~3回行なって、肩と首の力を抜きます。

(2)さわるのではなく 頭の中で、ゆっくり感じてください。右手 親指 人差し指中指 薬指 小指と ゆっくりひとつずつ、どこにあるか感じてください。そして左手 右足 左足も同様に、親指から小指までひとつ ずつ、順番に感じてください。

(3)(腕が重たい)と心の中で暗示してください。右手の腕が重たい左手の腕が重たい右足が重たい 左足が重たい と ゆっくり感じてください。

(4)(手足が温かい)と心の中で暗示してください。右手が温かい 左手が温かい 右足が温かい 左足が温かい と  ゆっくり感じてください。

(5)(気持ちが落ち着いている) (心臓が静かに打ってる) (呼吸が楽にできる)(お腹が温かい)(額が涼しい)と ひとつずつ心の中で暗示しながら、ゆっくり感じて ください。

(6)ここで自分が心地よいと感じるイメージ(草原や砂浜で気持ちよく寝そべっている)(空を鳥になって飛んでいる)を想い浮かべてください。

(7)このまま眠ってしまってもかまいません。そうでないときは深呼吸をして、 伸びをします。手を握ったり開いたり、うでを曲げ伸ばししながら、徐々に 身体を動かします。

暗示をしても、その通りの状態を感じられなくてもかまいません。トレーニングを 繰り返すうちに、だんだん上手に感じられるようになってきます。途中で、不快感を感じたら(7)番の深呼吸をして中止します。その後、時間をおいて再開します。

《食養生》
『脳内伝達物質セロトニンの分泌を増やすといわれている食物』
 豆類(納豆、豆腐、味噌など)、卵、バナナ、アボガド、ケールなど


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