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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

気を巡らせるのは、漢方では肝臓の“肝”と考えられています。

ストレス(怒り)、イライラ等により肝の失調がおき、
気の失調となります。
そうすると、上はのぼせて、足は冷えるといった症状が現れます。

また、更年期では 必ず肝の失調を伴いますが、
これは、女性のホルモンバランスで肝の失調がおき、
これにより、気の失調がおこります。

この場合、カーッとのぼせたかと思うと、スーッと冷え、
“カースー病”と言われる時期もありました。

漢方では、いずれも肝の失調なので、疏肝理気薬を使います。
のぼせが強ければ、上の熱をとり、
足の冷えがあれば、少し冷えをとる漢方薬を加えるようにして、
その人に合わせないと効きません。

気の失調をもう少し説明いたします。

気を巡らせるのは、肝の働きによるものですが、
肝の機能が悪くなると、気の巡りも悪くなります。

この肝の機能が悪くなる原因は、一般的に”怒り”です。
これは我慢や、周りに対して常々気を使う事によって起こるのだと
私は考えます。

気の巡りが滞り、肝鬱気滞があると、
気が上って、身体の上部に入り、のぼせます。
その一方で、足の方の気は少なくなるので、冷えてしまいます。

よく、顔はのぼせるけど、足は冷えるというのは、
この現象によるものです。

寒さ厳しい折、冷えをとる漢方薬をお求めの方が増えています。

冷えには、主に身体全体が冷えるタイプと、
顔はのぼせるけど、手足は冷える、いわゆる冷えのぼせタイプが
いらっしゃいます。

身体全体が冷えるのは、気虚で、
冷えのぼせは、気の失調が考えられます。

身体全体が冷える場合は、補気を中心に、
冷えのぼせの場合は、気の失調を整えるもの+温裏去寒薬(例えば附子のようなもの)を考えて漢方薬を作ります。

明けましておめでとうございます。

今年は、『丁酉(ひのととり)』だそうです。
この『丁(ひのと)』は、
漢方でも馴染み深い『陰陽五行説』からきています。

新しい年が、皆さまにとって実り多き年となりますよう
心よりお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願い致します。

本日より通常営業いたしております。

そろそろお正月です。
お正月には、屠蘇散を飲む慣わしがありますが、
屠蘇散は、白朮(おけら)、陳皮、桂皮、山椒、桔梗、防風
で構成されています。

白朮、陳皮は胃腸の働きを良くし、
桂皮、山椒は胃腸を温めて働きを良くします。
防風、桔梗は風邪の予防に使われます。
屠蘇散全体としては、胃腸を温めて働きを良くすると同時に、
風邪の予防をする処方になっています。

屠蘇散の『屠』は、元々『尸(しかばね)』に『者』なので、
死者を蘇らせる、そんなことは実際ありませんが、
その一年健康でありますようにという意味だと考えます。

屠蘇散を、お正月に飲むことで、
その一年健康で過ごせるようにと願っての事だと思います。