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イカリソウ
メギ科、山野に自生する多年草です。花はとてもチャーミングで碇状です。故に植物としての名はイカリ草です。
生薬名-----淫羊霍（インヨウカク）一般に葉を用いますが、枝や茎など全草を乾燥して使います。
作　用-----補腎壮陽、袪風湿。1日約8g煎じて補精強壮薬として服用します。
近年漢方製剤に広く使用され、滋養強壮・肉体疲労・精力減退などに広く使用されています。

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カタクリの花
カタクリの根から良質のカタクリ澱粉を製造出来ます。非常に質が佳く高価なので、一般には馬鈴薯澱粉が片栗粉として使われています。
紫の小さな花が森林の静けさに溶け込んでいます。

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薬用植物園秋期、赤花、白花ともに咲き乱れています

新年をひきしまった気持ちで迎え、賑わい華やかなおせち料理を皆でいただく、美しい日本の幕あけを実感できる一日です。7日には七草粥を食べ、無病息災、厄払いと健康を祈ります。正月から日常にもどってからもお腹の調子が思わしくない時、ゲンノショウコを煎じ茶として飲んでみてください。
又、手軽に飲める健胃顆粒もお勧めします。

生薬-----ゲンノショウコ-----

応用-----整腸（便通を整える）、腹部膨満感、軟便、便秘など

ゲンノショウコは現在カタカナ表示ですが、以前は玄効草、現効草の書き方をしました。
”まさに効く草”として民間では人気がありました。

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サザンカ

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漢名-------柿蒂－カキノキ科カキの果実のガク片です。充分乾燥された柿のヘタです。
応用-------吃逆（しゃっくり）どめに効果的です。
胃寒のしゃっくりには柿蒂に丁香、生姜などを用います。他、胃熱、気虚、陽虚など証により組み合わせる漢方薬は違いますが、柿蒂は止吃の要薬ですので量を多く用いますと単品でも効果は得られます。

生薬-------柿の葉－7月中旬～下旬、葉が若く勢いのある時期の葉を採集します。この時期の葉にはビタミンC含有量も豊富ですが、10月頃の成葉には3分の1量に減少します。

応用-------民間薬として柿の葉は風邪など日常的な病気の予防として、また血圧降下作用のある健康茶として愛飲されています。

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－秋の晴天に映えるカリンの実－
漢名-------木瓜　バラ科落葉樹でカリンの成熟果実を乾燥したものです。初秋から晩秋に果実を摘み、割って乾燥しますが、とても固いので切る時注意が必要です。

応用-------鎮咳・鎮痛・利水薬として脚気浮腫、四肢転筋（コムラガエリ）、湿による痛み、関節不利に応用できます。
手作りの薬酒や果実酒を楽しむ方たちには良い材料になると思います。

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同じ季節たわわに実った北陸のキウィ、霜の降りる頃まで実ったままのものは更に完熟し甘く美味しくなります。

秋季には各地で菊人形展、菊展覧会、品評会などが開催され菊づくり名人の腕の見せどころになっています。

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漢名-------菊花…キク科、キクの頭状花（つぼみ状の花）を乾燥したもの。
甘菊花（白菊花）－養肝、明目の効力が強く、肝腎陰虚による視力障害に常用する。
杭菊花（黄菊花）－外感風熱による頭痛、目の充血などに常用する。
漢名-------枸杞子…ナス科、クコの成熟果実が枸杞子、根皮は地骨皮です。
枸杞子…滋補肝腎、明目。頭のふらつき、めまい、視力減退。風にあたると涙が出る等の改善。文献「漢方の臨床応用」「中薬学」参照。

枸杞子は真っ赤で美味しいので、料理、デザートでもおなじみの食材です。
菊花や枸杞子が配合されている方剤は、数種有りますが、"目に力を与える"にポイントをおくと枸杞子と菊花を必ず配合して明目の効果を強める。
枸菊地黄丸が代表方剤です。現代人のパソコン疲れの目を養い癒やし、かすみ目、なみだ目の改善に役立ちます。

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ナガバクコ-------撮影時は実は緑で固い球状でした。これから赤く熟れるでしょう。