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今年の暖冬はインフルエンザの流行時期を遅らせました。
先々週位からA型とB型が同時に来たようで、厚生労働省は「この10年間で2番目」の流行と発表しました。

患者数は200万人を超えたそうですが、人口比率で考えると約1,5%です。
この人数って本当に「大流行」なんでしょうか?

私自身、インフルエンザに罹ったのは30年前に一度きりです。
もちろん、当時は簡易検査などありませんから臨床症状と世間の「流感情報」とを合わせての判断ですし、当然タミフルなど無い時代のことですが・・・。

私の周りにも「インフルエンザに罹った記憶が無い」と言う人はたくさんいます。
ところが子供が罹るのは仕方ないとしても、「毎年毎年」「家族そろって」罹ってしまう方のお話も聞くことがあります。
インフルエンザに”罹り易い”人と”罹り難い”人の違いは何処にあるのでしょう。

何か特別な遺伝的要素があるのか、住んでいる地域に何かあるのか、それとも何かの”祟り”なのか・・・?

やっぱり『生活習慣』や『食事内容』の積み重ねなんじゃありませんかね。

例えば「朝ごはんを食べる」とか「早寝早起きをする」とか「お風呂に入る」とか、何でも無い様な事ですけれど、毎日の事ですから1年2年、5年、10年と積み重なると違った結果が出るのではないですかね。

漢方薬は風邪やインフルエンザに非常に良く効きますが、基本はその辺にあるのです。

年末年始から何となく”腑抜け”た天気が続くなあと油断していたらこれですもの。
体調管理には十分気を付けて下さいね。

寒さ対策と言えば①暖房②厚着③カイロってところでしょうか?
でもね、皆さん気を付けましょうね。

まず「暖房」ですが室内燃焼型のストーブ、ファンヒーターなどは”一酸化炭素”中毒に要注意!
始めは燃焼時に発生する”二酸化炭素”によって顔が赤くなり、生あくびが出て、眠たくなってきます。これはよく学校の教室などで見られる現象ですが、血液中の二酸化炭素が増えると起こります。この時点ならば換気をして深呼吸2~3回すれば治ります。
さらに燃焼が続くと酸素不足により不完全燃焼が起こり一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素は血液中のヘモグロビン(酸素を運ぶもの)に強力に結合してしまい、体中が酸欠状態に陥ります。頭痛、吐き気、意識消失などの症状がありますが、特に脳は酸欠に大変弱く重大な障害を残したり、時には死に至ることもあります。

「厚着」「重ね着」、特に靴下の重ね履きには注意して下さい。
血行が悪くなり”しもやけ”の原因になる場合があります。「それでも寒いんだから仕方ないじゃない!」と仰る方もおられるでしょう、もちろん分かります。ただし”余り締め付けないもの”を選ぶこと、夏よりも1サイズ大きい靴を使うことをお薦めします。

「カイロ」による低温火傷はすでにご承知と思いますが、普通の火傷と違ってそれ程「熱く」も「痛く」も無いのに「非常に治り難い」のが問題です。
人間の体温は普通36~7度、体内の温度はこれよりやや高く37~8度です。
皆さんは風邪やインフルエンザの時に発熱しますね?38~40度くらいでしょうか。そんな時「風邪のウイルスをやっつけているのだから熱冷ましは使わなくて良い」というご意見を聞くことがあります。一般的には正しいのですが、時として体温が高くなり過ぎると身体の細胞が破壊されてしまう事もあるのです。
その限界点は42~3度ですが、カイロは約50度まで発熱しますので長時間皮膚に密着させていると局所の組織が壊れてしまいます。
そのため低温火傷は治り難いのです。

身体を温めるには「中から」です。
温かいものを食べましょう。生野菜、果物の多食はいけません。
朝ごはんを食べましょう。朝一番にまずエネルギーを補給しないと身体は正しく動きません。
「食べて」「動いて」身体の中から温めましょう。

それでも冷え症で「食べる」ということが難しい方、「美味しくない」「箸が進まない」という方、「睡眠が十分とれていない」という方、あなたの体質に合った漢方薬が必ずあります。ご相談下さい。

今年も大型台風が連続して襲来、各地で被害をもたらしました。
そして昨日、木枯らし1号がやって来て秋本番であります。

これからの季節は「乾燥」と「寒さ」が体調管理のキーワードです。
「乾燥」は呼吸器系や皮膚科関係の疾患に注意が必要になります。
「寒さ」は関節や筋肉のコリ、痛みの誘因になりますし、身体全体の代謝機能にも関係しているのです。

夏の暑さの影響はもう無いはずですが、これからは冬本番への準備を心掛けましょう。
①冷たい飲み物、食べ物はやめましょう。夏の残りのビールを片付けてしまわなければ等とは考えないで、TVのCM”秋ビール”だの”冬のナントカ”にも注意して下さいね。
②身体を動かしましょう。今のうちに基礎代謝(身体=エンジン の排気量)を上げておくことが大切です。
③冬でもないのに”余分な厚着”はやめましょう。季節に合わせて徐々に被服調節をするよう心掛けましょう。

巷では”秋祭り”のシーズン、実は私も市民祭りに参加してきました。
地元の薬剤師会で参加していまして、「色々まあ、とにかく何だからお前やれ!」という非常に理不尽な指令ではありますが、どうせやるなら面白く、という訳で”子供用クイズ”を作りました。
小学生以下の子供には絵だけで作ったセルフメディケーションクイズを用意しました。
セルフメディケーションと言っても「この絵の中で”身体に悪いもの”は何?」と言うやつで、例えば「バナナ」「プリン」「ケーキ」『タバコ』とか「牛乳」「オレンジジュース」「ソフトクリーム」『お酒(絵はビール)』みたいな感じなのですが、親御さんと一緒に答えてもらいます。
面白いなあと思ったのは、我々としては『タバコ』と『お酒』を選んでもらいたいのですが、『タバコ』についてはほぼOkですが、こと『お酒』については意外に悩まれている方が多かった事ですねえ。
まあ”教育”ってことですのでご協力をお願いしますね。

さてさて、心地よい季節は意外に短いものです。
冬への備えを心掛けましょう。

体調管理に漢方薬は有効です。ご相談下さい。

今年は天候不順が続きます。
大雨で被害に遭われた方々、お疲れ様です。

「天」「お天道様」というのは昔から人間にストレスを与えてきたのです。
日本には四季があり、暑さ、寒さ、乾燥、湿気等など、私たちの生活に常に影響しています。

特に秋は、暑い夏が終わりやっと心地よい涼しさが訪れ、暑さや湿気という外的ストレスにさらされていた身体に油断が生じ、思わぬアクシデントに見舞われることが多いのです。

例えば秋は「ギックリ腰」の好発時期です。
暑さにかまけてクーラー三昧、ビールのがぶ飲み、スイカにひやむぎ、カキ氷ときたら身体の中も外も冷えまくりです。
そんなアナタが「ほっ」と油断をした時に“魔女のひと蹴り”を喰らうことになるのです。

冷えた内臓を温める、疲れた筋肉の血行を良くする、気力を復活させる。

こんな時こそ漢方の出番です。
個々の体質に合わせた処方が揃っています。ご相談下さい。

先日テレビで朝のワイドショーを見ていたら「世界各国ではスイカに何をかけるか?」というコーナーをやっていました。

日本でスイカにかけるものと言えば「塩」ですが、最近のスイカは糖度が高くとても甘いので私は塩をかけません。
ところが意外なことに、番組内のアンケート結果では道行く一般の方々の70%が塩をかけるそうで、更に試しに外国人(旅行者)に塩をふったスイカを食べてもらったところ、大部分の方が「美味しい」「甘みが引き立つ」と答えていました。

また世界には色々な「スイカの食べ方」があり、例えば砂糖をかける国や辛いミックススパイスをかける国もあるようです。
私はレモン果汁をかける食べ方を試してみましたが、これは意外といけますね。ついでに塩をひとつまみパラパラとかけるとより爽やかさが引き立つ感じでした。

スイカをご飯と魚の干物と混ぜて一緒に食べるという国もありましたね。

ここまで書いてみてふと気が付きました。
”スイカにレモンに塩”って熱中症予防のORS(経口補水液)とほぼ同じですし、元々スイカの性質は「涼」で身体を冷やす作用があるので夏場には非常に役立つ食べ物なのですね。
また”スイカにご飯に魚の干物”って、夏場に美味しい”冷汁ぶっかけ飯”と同じようなものです。

暑さについての対策は万国共通です。
①良く睡眠を取り体調を整える
②きちんと朝食をとる
③汗をかいたらこまめに塩分と糖分の入ったORS(経口補水液)をとる
④体調が悪くなったらすぐに日陰に入り身体を冷やす

さあ夏はこれから(嫌だなあ)根性入れて乗り切りましょうね。


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