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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

子宮内膜症は日常生活に支障を来たすほどの重い月経痛が起こるという特徴があり、性交痛や排尿痛、不妊の原因となることもあります。

漢方では子宮内膜症を瘀血と考えます。
この瘀血という概念は非常に曖昧なんですよね。
おそらく瘀血を的確に説明できる人はいないんじゃないかなって思います。
この瘀血により血流が悪くなる場合もあれば、血流が悪いのが原因で瘀血が形成される場合があります。
血行促進させるには活血剤を、瘀血に対しては駆瘀血剤を用いることになってます。

子宮内膜症には駆瘀血剤を上手く使う必要があります。
病院なんかでよく出る桂枝茯苓丸も駆瘀血剤にはなりますが、ちょっと弱いんですよね。
駆瘀血作用を強めようと思ったら大黄や芒硝といった便通をよくさせる生薬を加える必要があります。
もちろんそういう生薬が元から入ってる駆瘀血剤もあります。
通じをつけることで骨盤内の血行が良くなって早く効くなんてこともあったりなかったりと・・・
ただ便通を良くするものを使うことで出血や下痢がひどくなったりすることもあるので加減が重要になってきます。

また瘀血を取り除くだけでは不十分で血流を良くする活血剤も使わなければいけません。

子宮内膜症は駆瘀血剤と活血剤を上手く組み合わせて治していきます。

12月19日~20日
お休みさせて頂きます。

月経はホルモンの分泌と伝達が関係しているため、現代医学ではホルモン剤を使います。
しかし、止めるとまた無月経に戻ったり、飲んでも無月経のままだったりすることもあります。

そもそもホルモンは血液によって運ばれるため、血流が悪ければどんなにホルモンを外的に入れたとしても目的地に運ばれにくいため、効果を発揮しません。
血流が悪い方は漢方薬で血流改善させながらホルモン剤を使うと月経が来るようになったり、止めても戻らなくて済むようになったりします。
ホルモン剤を使ってる方はぜひ漢方薬の併用をお勧めします。

漢方では無月経は過度のダイエットなどで気血が不足することで月経を起こす力がない場合や、ストレスなどによって気血の流れが滞り子宮で詰まって出血が起こせなくなっている場合、加齢による場合などを考えます。

無月経の治療は、まずは月経を起こさせることにあります。
次に安定、継続。
そして服用を止めても月経が来るところまでが治療です。
だから最低でも半年くらいは続けるといった覚悟は必要になってくるかと思います。
無月経の期間が長ければ長いほど治療にかかる期間は長くなります。
早めの治療をお勧めします。
ご相談ください。

月経前になるとイライラしたり、落ち込んだりと不安定だったり、頭痛、めまいがしたり、動悸がしたり、何か不快な症状が現れる方がいます。
いわゆる月経前症候群(PMS)というやつです。

月経前は妊娠のための力を子宮に集めようとしています。
この力は当然血液によって運ばれるため、血流が悪くなると必要なものが運ばれにくくなります。
運ばれにくくなっても体は諦めることなく必死で集めようとするので、興奮状態に陥ります。
この過剰な興奮が体に無理をさせ、さまざまな症状を引き起こしてしまいます。

血流を良くしたら良いといえば良いのですが、血流が悪くなっている原因はさまざまあります。
例えば冷え、ストレス、血液自体が少ない、血液を流す力が弱い、血液が淀んでいるなど血流が悪くなる原因は人によって違ってきます。

PMSは漢方の得意とする分野です。
ご相談ください。

男にはつらさが分かりにくい月経痛
月に数日だけなので対症療法としてロキソニンを飲まれている方も多いことと思います。
連用し続けることで胃痛などの副作用が起こりやすくなったりもするので、ぜひ漢方薬を試してほしいものです。
ドラッグストアにいっぱいありますからね。
漢方薬局はちょっと敷居が高いと思う方はまずはそちらで試してみてください。

選ぶときに注目すると良いのが入っている生薬です。

月経痛は経血を排出させる際に子宮の筋肉が収縮することによって起こります。
ただ単に筋肉の収縮を緩めて痛みを止めるためだけだったら、芍薬と甘草が入ってる漢方薬を選びます。

また子宮が冷えることでも痛みが起こります。
その場合は子宮を温めて血流を良くする当帰、川芎が入った漢方薬を選びます。
痛みが強い場合は当帰と川芎以外に芍薬と甘草も一緒に入ったものか、芍薬と甘草が入った漢方薬を合わせる必要があります。
冷えの度合いが強い場合は呉茱萸だったり乾姜だったり温める生薬が入ってるものの中から選ぶといいでしょう。

温めるような漢方薬はお湯で飲まないとあまり効果ないので、面倒でもお湯を沸かして飲んでください。