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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

出産後に腹痛が起きるという女性がいますが、原因はいくつかあります。

・出産は急激に大量の血が流出するため、子宮を養うことができないために痛みが起きる場合
シクシクする痛みで、按ずれば楽になるのが特徴です。
悪露は少なく、色も淡泊、眩暈や脱毛、動悸や不眠、肌の乾燥、便秘傾向になりやすいです。
この場合は血を補ってあげると良いです。

・出産時あるいは出産後の消耗に乗じて、体を冷やし、そのせいで血の流れが滞ったり、ストレスで気の巡りが悪くなることで血の巡りも悪くなって痛みが起きる場合
痛みは激しく、按ずることを嫌がる傾向にあり、冷えがある場合、温めると一時的に軽減します。
悪露は紫暗色で、時に塊があり、冷えが酷い場合は色が黒っぽくなります。
活血させ、冷えがあれば温め、ストレスが強い場合は気を巡らしてあげるようにします。


食事では黒糖生姜湯が良いです。
黒砂糖は血を補い、温める力があるので、腹部の冷えを温め、痛みを止めてくれます。
生姜を加えることで温める力が増強され、味も良く胃の機能も調節できます。
産後直後から飲むと良いです。
とにかく体を温めるものを飲むことが大切です。

3月5日は語呂合わせで産後ケアの日です。

出産というのは気力体力の消耗が激しく、血も不足するので、産後のケアをしっかりしておかないと、その後の体調不良や二人目不妊などの原因にもなります。
産後は消耗した気や血をしっかり補い、悪露はしっかり出し切ることが重要になります。

そういえば出産してから更に綺麗になったって人いますよね。
あれって出産で悪い毒素も一緒に出し切ったからかもしれませんね。


漢方薬には産後の聖薬と呼ばれるものがあり、これを産後に飲むと疲れ、だるい、ふらつく、お乳の出が悪い、イライラ、うつなど産後の不調を未然に防げることができ、すでに起きてしまってる状態であれば、それを治すことができます。
ちなみに産後というのは、一度出産すれば死ぬまで産後です。


いつまでも健康でそして綺麗でい続けるためにも産後のケアはしっかりしておきましょう。

3月4日はバウムクーヘンの日です。

私は一番好きな食べ物はと聞かれたら、即、バウムクーヘンと答えるくらい大好きなんですよね。
小さい頃は自分で買えるはずもないので、バウムクーヘンが食べれるときといえば、結婚式の引き出物しかなく、年に1回か2回食べれたら良い方で、自分の中では貴重な食べ物として扱ってました。
勝手に食べられて怒りまくった食べ物は、バウムクーヘンだけです(笑)
こんなに好きなバウムクーヘン、自分で買って食べれる年になっても滅多に食べないんですよね。
しょっちゅう食べてたら価値が下がりますからね。


さて、3月4日が何でバウムクーヘンの日かと言うと、中国で出店していたドイツ人のカール・ユーハイム氏が第一次世界大戦中に捕虜として日本に連行され、ドイツ人捕虜の作品展示販売会にてバウムクーヘンを出品し、爆発的に売れましたが、それが1919年3月4日でした。


バウムクーヘンが結婚式の引き出物として使われているのは、樹木の年輪のような模様が繁栄や長寿の他、幸せを重ねるなど縁起の良いことを連想させるためだと言われています。
昔は縁起の良いとされるものを持って帰ってもらう方式が主流で、「切れる」「割れる」「消える」などを連想させる物は禁忌とされてましたが、最近の引き出物をみると、カタログが圧倒的に多くて、その中に縁を切ると連想される刃物や仲が壊れると連想させる割れ物、幸せが消えると連想される調味料などの消耗品が普通にあります。
時代も変わってきたということですね。

3月3日はひな祭りですが、耳の日でもあります。
お分かりの通り、3が耳に見えるところから来てます。

そういえば、最近、若者が難聴になる恐れがあると危惧されていますね。
スマートフォンなどでイヤホンを使って大音量で音楽を聴いているのが大きな原因です。
今すぐに難聴になるというわけではなく、何年も大音量で聴き続けた結果、初めて発症し、その後少しずつ悪化していくようです。
年を取ると難聴になる方がいますが、大音量で聴き続けているとその老人性難聴が早まることになります。


漢方では聴力低下は、生命の源である腎の衰えと考えます。
腎が良く働いていると、若々しく健康的でいられ、腎が衰えてくると老化が始まると言われます。
最近、下半身が衰えてきた、トイレが近くなった、視力低下なども腎が衰えてきた証拠です。
30歳頃が腎の働きのピークであり、それ以降はどんどん低下していきます。
腎を補うことが老化の進行具合を緩やかにすることに繋がります。
早めに対策をとりましょう。

毎年、毎年花粉によるアレルギー症状に悩まされてる方、辛くないですか?
また今年に入って初めて花粉症になった方、辛いでしょう?
こんな辛い思いを来年も味わいたいですか?
私のように自分を実験台にしていろいろ薬を試したいという人は別として、ほとんどの方がおさらばしたいと思いますよね?

漢方薬なら体質改善により、花粉症ともおさらばすることが可能です。

漢方では、風邪のウイルスも含め、花粉やほこりなどのアレルゲンは風に乗って入ってくる悪い物なので、風邪(ふうじゃ)として考えます。
この風邪(ふうじゃ)の侵入を防ぐバリア機能が人体には備わっています。
このバリア機能が弱いと簡単に侵入を許してしまうことになります。
疲れやすい方や風邪をひきやすい方はバリア機能が弱い可能性があります。
こういう場合は黄耆が配合された玉屏風散などでバリア機能を高めてあげると良いです。

またアレルギー体質というのは、漢方では解毒証体質と言われ、花粉などの刺激に反応しやすく、炎症を起こしやすい体質のことを言います。
この解毒証体質に使われるのが、柴胡清肝湯、荊芥連翹湯、竜胆瀉肝湯です。
大雑把に言うと柴胡清肝湯はお腹を触られるとくすぐったがる傾向にあり、疳が強い子どもに、荊芥連翹湯は神経質で、手足に脂汗が出やすい、化膿しやすい青年に、竜胆瀉肝湯は陰部に炎症がある大人に使うことが多いです。