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二階堂先生の「食べ物は薬」

インゲンマメ - 豊富な食物繊維/便秘予防に

インゲンマメ
  • インゲンマメ
  • 学名:Phaseolus vulgaris
  • 科名:マメ科
  • 英名:kidney bean, common bean, haricot
  • 別名:隠元豆、菜豆、三度豆

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色々の品種 インゲンマメ 果実
インゲンマメ 花 色々な品質とインゲンマメの果実と花

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中南米原産の1年生つる草で全世界の温帯で栽培されています。我国にはヨーロッパ、中国を経由してトウモロコシやカボチャと共に17世紀に渡来しました。

中国・明から将軍・家綱の招きで来て、宇治の萬福寺を開いた隠元禅師が持ち込んだと言われることから、この名前が付いたとされます。しかしフジマメを持ち帰ったとする説もあり、この説との関係は明らかではありませんが、関西地方ではフジマメをインゲンマメ、インゲンマメをフジマメ、サヤインゲンを三度豆と呼んでいます。

花はマメ科に特徴的な5弁の蝶形花で、色は白、淡紅色で、縞、斑などの品種があり、秋には長い莢の中に豆(種子)ができ、腎臓型ですが多くの品種が知られ、多彩な形をしています。

完熟した豆は製菓材料とされ、豆の色が赤い金時は煮豆や甘納豆に、シロインゲンの大手ぼう、大福は白餡用に、縞模様のあるトラマメ、ウズラマメは煮豆などに用いられます。これらの豆にはタンパク質、糖質、カルシウム、鉄、ビタミンB1・B2、食物繊維等の栄養素が豊富に、またバランス良く含まれています。

若い未熟の柔らかい莢はサヤインゲンと呼ばれますが、その代表的な品種であるケンタッキーワンダーは日本ではドジョウインゲン又は成倉と呼ばれ、栄養価が高く、特にカルシウム豊富な野菜として用いられています。

茹でてサラダ、和え物、酢の物、吸い物、煮物、炒め物、天ぷらや寿司、麺類の具など、広範囲に用いられています。

サヤインゲンは緑色が鮮やかで濃く、莢の表面がしっとりとして、傷や凹凸がなく、豆の形が莢の表面からはっきりしていない、細めのものが良品と言われます。鮮度が大切でラップしたり、ビニール袋に入れ、低温で保存する必要があります。

モロッコインゲンはインゲンマメの1品種で、収穫までの期間が短く1年に3度も収穫できることから三度豆とも呼ばれており、莢の長さが約14cm, 幅1.8cmと大型品種で肉質が柔らかく、筋もないもので、ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富で便秘の予防によいとされています。

ベニバナインゲンやフジマメはインゲンマメと同属ではありますが、近縁の別種として知られ、北海道や長野などの冷涼な高地で栽培され、やはり煮豆や甘納豆などに用いられます。

昔からインゲンマメは胃腸カタル、脚気止め、利尿促進などに効果があるとされてきています。

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