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二階堂先生の「食べ物は薬」

シュンギク - 食物繊維豊富で便秘に有効

シュンギク
  • シュンギク
  • 学名:Chrysanthemum coronarium, Glebionis coronarium
  • 科名:キク科
  • 英名:crown daisy
  • 別名:コウライギク、オキナワギク、琉球菊、薩摩菊、菊菜(きくな)

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シュンギクの葉 シュンギクの花 シュンギクの葉(束) シュンギクの葉と花と葉(束) シュンギク

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地中海沿岸原産の1年又は2年草で、食用として利用しているのは東アジアだけで、ヨーロッパでは観賞用として栽培されています。春に花を咲かせ、葉の形がキクに似ているのでこの名が付いたと言われる野菜です。

茎はよく分枝し、葉は羽状に深裂して、葉柄が無く茎を抱くように互生しています。全草に芳香があり、葉や若苗を汁の実、浸し物、すき焼き、ふぐ鍋などの鍋料理の具、サラダ、天ぷら(春菊天)などに用いる東洋独特の野菜です。加熱し過ぎると香りも栄養成分も減少するので手早く調理し、また新鮮な内に食べる方がよいものです。栄養豊富で美味しい旬は11~3月の寒い時期です。なお保存する場合には冷凍は避けて湿らせた紙で包み、野菜庫に立てて置く方がよいといわれます。

栄養成分としてはβ-カロテン(プロビタミンA)、ビタミンB1、B2、C、カリウム、鉄が含まれており、特にβ-カロテンが多量に含まれているので、その抗酸化力からガン予防や老化防止に役立つと言われています。アルカリ性食品なので魚や肉などの食べ過ぎによる酸化を防ぎ、体のバランスを整える作用もあり、さらに食物繊維も1.6%と多いので便秘にも有効で、さらに葉緑素の働きで体内老廃物の排泄や解毒作用も知られています。 独特の香り成分はα-ピネン、ベンズアルデヒドなど10種類ほどの成分からなり、自律神経に作用して健胃作用、去痰、鎮咳等の効果を示します。

民間薬的には絞り汁に降圧作用があり、打撲、捻挫、霜焼けには湿布、おできには葉を潰して貼ったり、陰干しした葉を入浴剤とすると保温、肩こり、神経痛に良いとされています。


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