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二階堂先生の「食べ物は薬」

ズッキーニ(ウリカボチャ)- 夏が旬の、糖尿病、ダイエットに果実と花を食べる野菜

ズッキーニ(ウリカボチャ)
  • ズッキーニ(ウリカボチャ)
  • 学名:Cucurbita pepo L. 'Melopepo'
  • 科名:ウリ科(Cucurbitaceae)
  • 英名:zucchini, courgette
  • 別名:ぺポカボチャ、スカッシュ、スニッカーズ、西葫芦

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ズッキーニの葉と果実 ズッキーニの果実 ズッキーニの花 ズッキーニ ズッキーニの葉 ズッキーニの花と株 ズッキーニ 丸いズッキーニ

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南米原産でカボチャの仲間でありながら蔓性ではなく、「蔓なしカボチャ」と呼ばれ、長い葉柄を伸ばし大型の葉を付けます。戦後に渡来し、現在多く見られる果実が細長い形をした品種は19世紀後半にイタリアで改良されたもので、イタリア語で「小さいカボチャ」を意味するズッキーニから名づけられました。「ウリカボチャ」の和名がありますが、ズッキーニの名が使われることが多いようです。多湿と寒さには弱いとされていますが、連作障害もないので育てやすい植物として、温暖地方を中心に栽培されています。

茎や葉には棘があり、株は横へ広がり、花茎を伸ばして黄色い花を咲かせます。雌雄異花なので花粉を人や虫により媒介される必要があります。未成熟な(開花4-5日後)果実や花を食用とする、夏が旬の果菜です。食感はほのかな甘みがあり、淡白な味でナスに似ています。日本では緑果種で細長い種類が主に見られますが、他に黄果種や丸型のものもあります。食用とされる果実は成熟すると繊維質が多くなるため、食用には不向きなので収穫時期、保存、輸送などには注意が必要です。フランス、イタリア料理に使われ、南仏の野菜の煮込み料理「ラタトゥイユ」には欠かせない食材です。生でも食べられますが、加熱調理が主で油との相性も良いものです。「花ズッキーニ」と呼ばれ、花だけや花を付けた未熟の果実も食用として知られており、揚げ物や炒め物として使われます。

成分としてはカリウム、カルシウム、マンガン、銅などのミネラルやビタミンC,Kなどと共に食物繊維も多く含まれています。また通常の物には非常に少なくて問題ありませんが、ククルビタシンというウリ科植物の蔕に含まれている物質が多い物があります。強い渋みと苦味があり中毒症状(腹痛、下痢など)が出ることがありますので、一口の味見が必要かもしれません。あまり大き過ぎず(長さ20cm位)鮮やかな色をした、弾力があり、皮に張りと艶があるものを選んでください。

多くのカリウムと水分を含有しているので利尿作用が期待でき、カロリーが低く、食物繊維や水分が多いので、糖尿病やダイエットに適していると思われます。また漢方的には余分の熱を去り、体に必要な水分を生じ、口渇を改善し、むくみを取るなどの効果があると考えられています。


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