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二階堂先生の「食べ物は薬」

ステビア- わが国で世界初めての商品化がなされた天然甘味料植物

ステビア
  • ステビア
  • 学名:Stebia rebaudiana  .
  • 科名:キク科
  • 英名:sweet leaf
  • 別名: アマハステビア

関連画像

ステビア ステビアの葉と茎 ステビアの葉 ステビアの花 ステビアの花とつぼみ アマハステビア花の咲く前 ステビア花 ステビア花と蕾 ステビア花と茎 ステビア花 ステビア葉

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南米パラグアイ原産とされ、ブラジルとの国境地帯に自生する多年草で150種以上の種があり、Stebia属の中で唯一甘味質を有する種とされアマハステビアの別名が知られています。

草丈は1m位にまでなり、茎には白色の柔らかい細毛が密生しています。

楕円状で先端が少し尖っていて、鋸歯がある葉は対生しており、基の部分は細くなり茎に付いています。

枝先に夏から秋にかけて筒状で白色の小花を多数咲かせ、果実は白い冠毛が生じている非常に小さなものです。

パラグアイの先住民グァラニー族がholy plantとしていたもので、かつ甘味料としてマテ茶に混ぜて使っていたことがスペインの古文書に記載されています。1970年に日本へ種子が持ち込まれ、栽培方法の改善、品種改良や甘味成分の研究などが進められた後に天然甘味料として世界で初めての商品化がなされました。

甘味成分は特に開花前が最もその含量が多く、株全体に含有されてはいますが、葉に特に強い甘味が認められ、ショ糖の300倍位の甘さのあるステビオシドやレバウディオシドなどのテルペン配糖体が見出されています。学生時代にこの植物の葉を齧ったときに感じた甘さは今も記憶に残っています。

パラグアイやブラジルではステビアを甘味料としての用途だけでなく、心臓病、胸やけや高血圧などに医療用として用いられていました。現代では糖尿病やC型肝炎に対しての研究結果も報告されており、糖尿病や高血圧の治療、二日酔いや強壮剤などとしても利用されています。

Sugarless sugar として缶コーヒーや炭酸飲料などの各種飲料水や醤油、味噌などの調味料などにも食品添加物として使用されています。2007年には正式なADI(1日摂取許容量)が定められており、飲料水のみならずアイスクリーム、インスタント食品、スナック菓子などにも用いられています。


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