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二階堂先生の「食べ物は薬」

タデ - 生の葉を虫さされの痛みや腫れに

タデ
  • タデ
  • 学名:Polygonum hydropiper
  • 科名:タデ科
  • 英名:smartweed , water pepper
  • 別名:ヤナギタデ、マタデ、ホンタデ、ベニタデ

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タデの葉と花穂 タデの葉(左:裏、右:表) タデの蕾と花 タデ タデ

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日本原産で川の畔、湿地、水辺に生える1年草、暖地では多年草となります。草丈は約50cmで、葉は緑色で強い辛味を有し、互生し、節の部分に鞘状のたく葉を付け、無毛で小さい点が見られます。有柄で、細い披針形をしており両端は尖っています。葉の形がヤナギの葉に似ているのでヤナギタデの名もあります。

秋に枝先に花穂を出し、帯赤白色の花弁のない小花が紅色の萼を帯びた穂のような花を付けます。

赤紫色の新芽を摘み取り、そのまま刺身の妻、又は刻んで薬味、天ぷら、煮浸し、又茹でてお浸し、和え物、汁の実などとします。葉をすり下ろし、酢と混ぜて蓼酢(たです)としてアユの塩焼きや、臭みのある魚料理に添えて使います。辛味の全くないイヌタデ Polygonum longisetumは紅紫色の小花を咲かせます。若芽や若葉を同様に和え物、お浸し、油炒めなどとして食べます。野生のタデ(紅タデ)の辛味が最も強く、栽培種のタデ(青タデ)は辛味が少ないとされています。辛味の成分としてはセスキテルペンアルデヒドであるタデオナール、ポリプジアールなどです。

全草を水蓼(すいりょう)と呼び血液凝固促進作用や血圧下降作用が報告されています。生の葉を揉んで塗り、虫さされの痛みや腫れを治めます。茎葉をすりつぶし同量のショウガを加えて飲むと食あたりや暑気あたりによく、乾したものは蚤などの虫除けにも有効とされています。乾燥した葉は利尿薬や解熱薬としても用いられます。 「蓼食う虫も好き好き」という諺がありますが、強い辛味のあるタデの葉にも虫がつくことから言われたとされます。


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