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二階堂先生の「食べ物は薬」

ニンニク - 食べ過ぎに注意

ニンニク
  • ニンニク
  • 学名:Allium sativum
  • 科名:ユリ科
  • 英名:garlic
  • 別名:大蒜、ツルクビ、 オオヒル

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ニンニクの鱗茎と小鱗茎 ニンニクのつぼみと葉 ニンニクの花 ニンニクの鱗茎と小鱗茎、つぼみ、葉、花 ニンニクの花

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西方から中国大陸、朝鮮半島を通って古く日本に伝えられましたが、古代エジプトでのピラミッド建設、古代ローマ時代の急性疾患治療薬としての利用や古代中国、古代インドでの利用など、その薬効については古くから知られていました。

この植物は各地の日当たりが良く、適度の保水性を持った肥沃で耕土の深い所で栽培されます。

鱗茎(りんけい)は大きく、白くて薄い鱗葉(りんよう)を被った中に6~20個の小鱗茎が入っていて、初夏に淡紅紫色の花を付けます。

食用としては鱗茎を焼いて醤油をかけたり、生でおろして刺身に添えたりして食べます。又肉料理の香味料やソースの原料にもされています。

球根だけでなく、葉や茎(ニンニクの芽)も香味野菜として利用され、料理に食欲をそそる香味を付与したり、肉のクセを隠す効果にも用いられています。また皮を除いて、乾燥した球根を粉末にしたガーリックパウダーは生よりも臭いの成分が抑えられることから各種料理に用いられています。

鱗茎を大蒜(たいさん)と称し、健胃、発汗、利尿、駆虫薬などとします。

成分としてはアリシンなどの精油、チオ配糖体のスコルジニンの他、多糖類やアミノ酸のアリインが知られています。

アリインはニンニク中の酵素アリナーゼの作用によって刺激性の強臭油状物質で抗菌作用を有するアリシンを生じます。この物質がニンニク特有の臭気原因物質ですが、ビタミンB1と反応させてできたアリチアミンは、優れた効果を示すビタミンB1剤となり、良く知られた医薬品アリナミンとして販売されました。

一方アリインの刺激性を考え、胃粘膜への刺激や腸内の有用菌の繁殖を抑えたりすることから、食べ過ぎには十分注意する必要があります。

また薬用酒として疲労回復、健胃、冷え症などにも用いられます。


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